意外と知らない!? お中元を贈るときの4つのマナー
■Q1.お中元にハンカチを贈って良い!?
正解は…適当ではない(正解率:12.3%)
ハンカチの日本語表記である「手巾(てぎれ)」が別れを意味する「手切れ」を連想させるため、贈り物としてふさわしくありません。
■Q2.喪中のとき、お中元は贈っていい? 贈ってはいけない?
正解は…贈ってもよい(正解率:28.0%)
お中元はお祝いではなく、感謝の気持ちなので、自分や相手が喪中でも贈って問題ありません。
■Q3.お中元を贈る正しい時期は?
正解は…東日本は7月初旬~7月15日まで、西日本は8月初旬~8月15日まで(正解率:12.8%)
東日本では新暦で考えられるため、お中元を贈る時期は7月初旬から7月15日までとなり、西日本では月遅れのお盆で考えるため、お中元を贈る時期は8月初旬から8月15日までとなります。
■Q4.お中元を贈るタイミングを逃してしまった場合、立秋までの正しい贈り方は?
正解は…目上の人には「暑中御伺(おうかがい)」として贈る(正解率:4.0%)
贈る時期を逸した場合は、立秋までは「暑中御見舞」とし、立秋を過ぎて処暑までは「残暑御見舞」として贈ります。また、「見舞う」というのは、相手より優位に立った意味合いとなるため、目上の方にはそれぞれ「暑中御伺(おうかがい)」「残暑御伺(おうかがい)」として贈ります。
意外と知っているようで知らないお中元マナー。これを機に覚えておくと便利ですね!
【お中元のマナー・タブーに関する調査】
調査:株式会社セブン&アイ・ホールディングス
出典:ネオマーケティング
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年5月21日(火)~2019年5月27日(月)
調査対象:全国の20歳以上のお中元を貰ったことがあり贈ったことがある既婚女性
有効回答:1,000サンプル
マナー設問・回答の監修:岩下宣子(マナーデザイナー)