アロエって実はすごい!
アロエは体を冷やし過ぎず水分補給可能な食材
アロエの食べ方の前に、まずはアロエのすごい実力をおさらい!
古来より薬としても重宝されるアロエの水分保有率はなんと約99%。アロエは他の野菜と比べ、水分量がとても多く、ミネラルも豊富です。そのため水分補給が欠かせない夏にぴったりの食材として親しまれています。
さらに、中医学で食材は「五性(温・熱・寒・涼・平)」と呼ばれる5つの性質に分類されるのですが、アロエはこの中の「寒」に当たる食材。心、胃、腸に働きかけて体内の余分な熱を冷まし、体を冷やす効果があるとも言われているのです。
アロエは夏の暑さ対策はもちろん、熱中症防止など「体温調整がうまくいかなかったために起きるトラブルを避けるクーリングフード」に適しています。
暑さ対策にぴったりの「クーリングフード」の王様は!? 夏は体を冷やし過ぎず水分補給ができるアレがオススメ
紫外線ダメージにおすすめの食材でもある
水分補給や体の熱を冷ますことに適したアロエは、紫外線ケアにも役立つ食材として知られています。
日焼けをしてしまったらまずは熱をとってデトックスすることが推奨されますが、アロエはまさに日焼け後のクールダウンにピッタリな食材。
体の余分な熱を冷ましながら、ビタミンも豊富に含まれているため紫外線対策にも最適なのです。
紫外対策にも! 内側から【シミ・くすみケア】してくれる旬食材たち
アロエの下処理〜食べ方とは
アロエの簡単下処理方法
一般的なアロエの下処理手順は以下。
1. アロエをきれいに洗い、水気をしっかり拭いておく。
2. 5cm程度の幅にカットする。
3. 切ったアロエを立てたら、両側にあるトゲを包丁で切り落とす。
4. 今度はアロエを寝かせ、削ぐイメージで残りの皮を包丁で剥いていく。
とろみが気になる場合は、皮を剥いたアロエをサッと水洗いするか、または熱湯で1分ほど茹でた後、冷水にさらしてぬめりを軽減させましょう。
アロエのおすすめの食べ方
下処理後のアロエは好みの食べ方でいただきましょう。アロエのおすすめな美味しい食べ方は以下。
・お刺身として食べる
アロエの葉肉を薄切りにしたら、そのまま生で食べる方法です。お醤油やポン酢、ワサビを加えて食べても良いでしょう。
・ヨーグルトに入れて食べる
こちらは定番な食べ方です。食べやすい大きさにカットしたアロエをヨーグルトに入れて食べるだけ。ダイエット中なら、ぜひお砂糖や甘味が入っていないヨーグルトを使って。
・サラダに入れて食べる
こちらも簡単。サラダに混ぜて食べるだけ。好きな野菜をカットしアロエを加えたら、ドレッシングをかけてできあがりです。アロエは淡白なのでどんな野菜にも合いやすく、ドレッシングの味も邪魔しません。
アロエを使った簡単レシピ
アロエベラ入りみつ豆
【材料(1人分)】
・寒天:120g
・シロップ漬けアロエベラ:40g(スーパーに売っているものでOK)
・赤えんどう豆:20g(塩ゆでしたもの)
・レモンの皮:適量
・ミント:適宜
・白蜜:適量
【作り方】
1. 寒天、シロップを切ったアロエベラを器に盛る。
2.[1]に赤えんどう豆、レモンの皮、お好みでミントをトッピング。
3. 仕上げに白蜜をかけたら完成。