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「見つめ合う」ときはどんなとき?
「見つめ合う」というのは、ふたりの人がじっと長い時間目があっている状態のことを言います。長さでいうと、お互いに3秒以上目が合っている感じでしょうか。会話を伴っている場合もありますね。3秒以上目を合わせながら会話をしている場合、「見つめ合いながら会話をしている」ということができます。
似ている状態で「目が合う」という状態がありますが、「見つめ合う」とは目が合っている時間の長さが違います。「目が合う」というのは、一瞬パッと目線が合うくらい。「見つめ合う」とは雰囲気が全く違いますね。
「見つめ合う」「見つめる」ときの相手の心理とは?
「見つめ合う」、つまり、相手の視線をそらさないときの心理とは次のようなものが考えられます。
1:興味がある
この場合の「見つめ合う」は、観察しているのに近い感覚です。なぜ観察するのかといえば、興味があるからです。好意ではなく、「どういう人なんだろう」という興味という場合も往々にしてあるでしょう。
見つめている側は、相手の行動をじっと観察することで「笑顔がすてきだな」「頑張り屋さんなんだな」「失敗して落ち込んでいるのかな」というように、相手のいろいろな面を知ることができます。
「見つめ合う」ということは、この観察を互いにしているということになりますよね。お互いに興味があり、もっと知りたいと思っているといえるのではないでしょうか。
2:愛情表現
「見つめ合う」視線というのは、熱っぽい視線であることが多いでしょう。このような視線は愛情があるがゆえに送られるものです。
両想いのふたりなら、その視線だけで何が言いたいか分かるでしょう。お互いの仲の深さ、愛情を測るためにも、「見つめ合う」ことはとても大切な行動だといえます。
片思いの場合は、「この思いが届きますように」という願いが込められているかもしれません。反対に、その思いを込めて見つめたことのある人は多いのではないでしょうか。
熱い視線を感じた側は、「熱っぽい視線だなあ。もしかして好きなのかな?」と受け取ってくれるかもしれません。交際中のカップルでも愛情表現のひとつとして、じっと「見つめ合う」時間を楽しむふたりもいるでしょう。
3:無意識に見つめてしまう
上のふたつは自分の気持ちを自覚し、それを伝えようとする行動です。「目は口ほどにものを言う」と言いますから、熱っぽい視線を送ることのほうが、甘いセリフよりも効果的な場合もあるでしょう。
一方で、無意識に見つめてしまう場合もあります。それは、自分ではそうは思っていなくても、相手に興味や好意を持っている証拠。気が付いたら、いつもなんとなく目で追っている自分に気づいたとき、恋が始まるのかもしれません。
4:困っている
「相手が視線をなかなかはなしてくれない」というシチュエーションはどう受け取っていいか困ってしまいますよね。「相手が視線をはなしてくれない」というのは、あなたが相手を見ているということでもある、ということです。
もしかしたら相手は「どうしてこちらをじっと見ているんだろう」と不思議に思っているのかもしれません。驚いているか、困っているのか…。いずれにせよ、視線をはなせずにいるのかもしれないのです。
気になる相手との距離を縮めるにはどうしたら良い?
一方的に「見つめる」場合には、恋愛感情でない場合も考えられますが、「見つめ合う」状況なら、恋愛に発展させることもそう難しくはありません。ちょっとしたコツをご紹介しますね。
1:微笑む
女性から男性に向けて視線を送るとき、相手と視線が合ったら「見つめ合う」状態の間にふわりと微笑んでみましょう。「見つめ合う」ことで胸が高鳴っているところに、微笑まれてしまったら…。「かわいい」と思うのが男性というものです。相手によっては「オレのこと好きなのかな」といいように解釈してくれることもあります。
2:照れる
「微笑む」に似ているのですが、じっと「見つめ合う」時間を少し持った後、少し恥ずかしそうにしてみて。照れた雰囲気が「かわいい」と感じられるうえ、「恥ずかしがるということは、きっとオレのことを好きだな」と男性は思います。
普段クールにしている人ならなおさら、ちょっと照れた表情を見せるだけで、ものすごく効果があるはずです。
3:「目があったね」と話しかける
「見つめ合う」状況を作った少しあとに、「さっき、目があったよね」と声をかけてみましょう。この返答で、カレの気持ちをチェックできます。
素っ気なく「そう?」という反応だったら、残念ながら脈ナシの可能性もあります。「そうだね、ドキドキしたな」「あ… うん。ちょっと驚いちゃった」などと好意的な言葉が返ってきたら、きっとカレはあなたのことが気になっているに違いありません。
もしいい感じの返事があったら、「感じのいいカフェ、見つけたんだ」「ねえ、この映画、気になってるんだ」などというように、あなたから積極的にすすめてみてはどうでしょう。
興味のない男性に見つめられたら
興味のない男性に見つめられたのに、なんとなく視線を外すことができず、「見つめ合う」ことになってしまったら、どうしたらいいでしょう。その場合、いちばんやってはいけないのは「見つめ合う」状態のまま、固まってしまうこと。相手が勘違いしてしまうこともあるからです。
もし、あなたにその気が全くないのであれば、できるだけすぐに、さりげなく目をそらしましょう。大切なのは、「見つめ合う」シチュエーションを作らないことです。何度視線を送ってもそらされるようであれば、相手も「脈ナシだな」と感じると思います。
最後に
「見つめ合う」というのは3秒以上と説明しましたが、さらに関係を前進させるためには4秒以上「見つめ合う」ことを目指しましょう。
実際に4秒を数えてみてください。結構長い時間ですよね。そんなに長い時間目が合うというのは、何かしらの感情がないとあり得ないことなのです。4秒間「見つめ合う」ことができれば、相手も好印象を持っていることはほぼ確実ですから、さらに関係を発展させやすいのではないでしょうか。
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