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2022.07.29

「たちが悪い」は漢字でどう書く? 意味や「たちが悪い人」の特徴も紹介!

「たちが悪い」とは、「人や物事の性質が悪い」という意味です。「性格が悪い」という意味で使われることが多く、その場合は、「たちが悪い人」とあらわします。「たちが悪い」の漢字表記や、言葉の意味、「たちが悪い人」の特徴も解説!

「たちが悪い」とは?

周りに「たちが悪い」と思う人はいますか? もしくは、「あの人はたちが悪いよね」「たちが悪い風邪」といった言葉を聞いたことはないでしょうか。まずは、「たちが悪い」とはどんな意味なのかを詳しく解説していきます。

意味

「たちが悪い」とは、「人や物事の性質が悪い」という意味。主に、人に対して「性格が悪い」という意味で使われることが多いですね。

なお、「たちが悪い」は、漢字で書くと「質が悪い」。この「質」という漢字には、もともと「生まれつきの性格」や「物事の性質」などの意味があります。そのため、「質が悪い」という表現で、「性質が悪い」「性格が悪い」という意味になるのです。

語源

「たちが悪い」の「たち」は、日本で古くからある大和言葉の一つだそうです。すでに説明した通り、もともと「たち」は、「物事の性質」という意味で使われていました。それがやがて、この意味にぴったりな漢字「質」があてられたのだとか。しかし現在では、「たちが悪い」とひらながで表記されるか、「タチが悪い」とカタカナで表記されることが多いですね。

「たちが悪い人」の特徴とは?

職場やプライベートで、「たちが悪い人」に出会ったことはありませんか? 「たちが悪い人」は、性格が悪い人のことをさし、周りの人を嫌な気分にさせたり、迷惑をかけたりします。ここでは、「たちが悪い人」の特徴を具体的に見ていきましょう。

1:自分勝手

「たちが悪い人」は、自己中心的なところがあるのが特徴。自分の機嫌や都合を第一に考えており、他人の気持ちを察することができません。例えば、自分が困っているときだけ連絡をしてくる、行く気がなくなったため急にドタキャンするなど。相手を思いやることができないため、周りの人を振り回して迷惑をかけてしまうことが多いですね。

2:悪口ばかり言う

囁く女性
(c)Shutterstock.com

自分のことは棚に上げて、他人の欠点ばかりに目を向けるのも「たちが悪い人」の特徴。あら探しをして、「○○さんってああいうところが残念だよね」などと、同僚や友だちのダメ出しばかりすることも。ネガティブな発言ばかりしているので、周りの人を不快にさせるばかりか、「自分も悪口を言われているのでは」と思われ、信用されていないことも多いでしょう。

3:人のせいにする

「たちが悪い人」は、プライドが高いことも多く、自分に非があることを認めません。そもそも自分に悪いところがあると考えていないことも。例えば、仕事場でミスをしたとしても、他人のせいにしてしまいます。

また、「たちが悪い上司」であれば、部下がミスをしたとしても、それを庇うことはないでしょう。最悪の場合、上司のミスを自分になすりつけられることも考えられるため、注意が必要です。

使い方を例文でチェック!

「たちが悪い」は、日常生活の様々な場面で使うことができる言葉です。「たちが悪い」を使った例文をいくつか紹介します。

1:嘘をついたことを指摘したら逆ギレしてきて、彼は本当にたちが悪い。

言い合いをする男女
(c)Shutterstock.com

「たちが悪い」は、「○○はたちが悪い」と使うことができます。性格の悪さや意地の悪さなど、相手に対するネガティブな気持ちを表現することができますよ。「たちが悪い人」の多くは、自分が悪いことをしたにもかかわらず、それを認めません。挙句の果てには、この例文のように「自分は悪くない!」と開き直ることもあるので厄介です。

2:たちが悪い同僚は、いつも人を見下すような発言をしている。

「たちが悪い」は、「たちが悪い○○」と使うこともできます。この例文のように、人に対してはもちろん、「たちが悪い嘘」「たちが悪い冗談」「たちが悪い風邪」など、様々な物事に対して使うことが可能。どの場合においても、厄介さがあることがポイントです。

3:たちが悪いコメントをされて、商品の評判が落ちた。

「たちが悪いコメント」は、単なるネガティブなコメントというよりは、故意的に人を傷つけようとする悪質なコメントという意味合いに近いです。根拠のない誹謗中傷なども、「たちが悪いコメント」といえるでしょう。

類語や言い換え表現とは?

「たちが悪い」の類語には、「悪質」「意地悪」「あくどい」などが挙げられます。それぞれの意味を解説しましょう。

1:悪質

「悪質」とは「あくしつ」と読みます。意味は、「たちが悪いこと」「商品などが粗悪なこと」。「悪質な行為」「悪質な商品」「悪質な広告」などと使われます。「たちが悪い」と同じ意味を持ちますので、「たちが悪い」を熟語で言いたい場合にぴったりな言葉です。

電話越しに苦情を言う女性
(c)Shutterstock.com

2:意地悪

「意地悪(いじわる)」は、日常生活でもよく使う言葉ですね。意味をおさらいすると、「わざと人を困らせたりすること」「わざと人につらくあたること」。無意識にではなく、故意的にひどいことをするという点がポイントです。「意地悪な人」「意地悪なことを言う」などと使われます。

3:あくどい

「あくどい」の意味は、「どぎつい」「やり方が行きすぎてたちが悪い」などです。度を超えるほどやり方が汚かったり、卑怯な場合に使います。なお、「あくどい」は「悪どい」と書いてしまいそうになりますが、これは間違い。そもそも「あくどい」の「あく」とは、食材に含まれるえぐみなどをさす「灰汁」からきているのだとか。ただし、「灰汁どい」とも書かず、基本的にはひらがなで表記します。

英語表現とは?

「たちが悪い」を英語で言いたい場合には、「nasty」や「wicked」が適しています。それぞれの言葉の意味と、使い方を紹介しましょう。

1:nasty

「nasty」は、「たちの悪い」「卑劣な」「意地が悪い」などの意味を持つ単語です。人を嫌な気分にさせるというニュアンスを持ち、人だけではなく、物事や天気、言葉など、様々なことに対して使うことができます。

例文:My boss is a nasty person.(私の上司はたちが悪い)

2:wicked

「wicked」の意味は、「邪悪な」「悪意のある」「意地悪な」など。人や物事に対して使うことができ、「a wicked person(悪人)」「a wicked deed(悪事)」などと表現できます。基本的にはネガティブな意味合いですが、スラングで使われる場合には、「最高」というポジティブな意味合いになります。

例文:She is wicked to say such things.(そんなことを言うとは彼女も意地が悪い)

最後に

「人や物事の性質が悪い」という意味の「たちが悪い」について様々な角度から解説しました。これまで見てきたように、「たちが悪い」はネガティブな意味合いを持つ言葉です。周りから「たちが悪い人」と言われないよう、思いやりの心を忘れず、相手の気持ちを考えて行動したいものですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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