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2020.08.21

「おかのした」の正しい意味と由来を解説! 使い方や注意点もチェック

「おかのした」という言葉ですが文字通りの「丘の下」という意味ではありません。「わかりました」という意味になります。ここでは類義語や対義語もあわせてご紹介していきます。

「おかのした」とは? 意味や語源を知ろう

(c)Shutterstock.com

あなたは「おかのした」という言葉を聞いたことがありますか? 主にネット上で使われる言葉のため、知らない方も多いのではないでしょうか。

聞いたことがあっても、どんな意味で使われているのか知らない方もいるかもしれませんね。今回はこの「おかのした」について紹介をしていきたいと思います。

◆「おかのした」の意味

この「おかのした」という言葉ですが、文字通りの「丘の下」という意味ではありません。「おかのした」の意味はただ1つ、「わかりました」です。とても簡単ですね。

この「おかのした」は、最近SNS上で使われるネットスラングの1つです。しかしながら、この「おかのした」は使い時に注意が必要です。安易に使ってしまうと、人によっては不快な思いをしたり、また人によっては軽蔑の眼差しで見られたりする可能性も…。

それは、この「おかのした」が結構下品なものから生まれた言葉であることが原因です。人によっては、語源を知るだけでも不快な思いをしてしまう可能性があります。以下の語源について、読むときは注意してください。

◆「おかのした」の語源

(c)Shutterstock.com

この「おかのした」はネットスラングの中でも「淫夢語録」と呼ばれる言葉のひとつです。この「淫夢語録」とは、いわゆる男性同士の大人のビデオである「淫夢シリーズ」に出てくる発言や言い間違いの中で、人気のある言葉をまとめたものです。

この時点で、人によっては不快感を覚えることに、納得ができてしまうのではないでしょうか? さらに語源について詳しくご紹介をしていきますので、苦手だと思った方は次の項目に進むことをお勧めします。

この「おかのした」の語源は、意味と同じく「わかりました」から生まれました。何故「わかりました」が「おかのした」となったのか。それは、「わかりました」という発言があったシーンに起因します。

この「おかのした」の発言があったのは、行為の最中。男優が口に物を含んだまま、相手の命令に「わかりました」と発言をしたシーンです。口に物を含んだまま話したことにより滑舌が悪くなり、「おかのした」という本来とは異なる発言に聞こえました。

これがビデオを見ていた人たちの印象に残り、「おかのした」として定着しました。つまり、「おかのした」は男性同士の大人のビデオで、行為中の滑舌の悪い発言が広まった結果、使われるようになったのです。

広まったとはいっても、基本的にはそういった男性同士の大人のビデオに詳しい人やネット用語に詳しい人の間だけの話。一般的には広まっていない言葉なので注意しましょう。

「おかのした」の使い方を例文でチェック

(c)Shutterstock.com

「おかのした」自体、「わかりました」という意味しか持っていないので、理解しやすかったですね。続いて、実際に「おかのした」はどのように使うのか、例文を挙げてご紹介をしたいと思います。

1:「今やっている仕事が終わったら、こっちの業務も手伝ってもらっていい?」→「おかのした!」

実際に「おかのした」を会話で使うとすると、このような使い方をします。相手から何かお願い事や頼まれごとをされたら、「了解しました」「わかりました」という返事の代わりに使いましょう。

2:「今すぐコーヒーを買ってこい!」→「おかのした」

元々、ネット掲示板などで使われる「おかのした」の使用例です。そのため、口頭での会話よりもスレッドやSNSでの返信で使われることが多いですよ。

ネット掲示板などの場合は、この例文のように命令形に「おかのした」と返事をすることが多いです。これは、語源となった「わかりました」が命令形に対する返事であることが元となっています。

3:「いいから画像を載せてくれ」→「おかのした」→「これじゃねーよ!」

また、掲示板などでは、「おかのした」と返事をした場合、相手からのお願いにそのまま応えるわけではありません。相手の求めている画像とは全く異なる面白画像を用意するなど、笑いに持っていくのが鉄板の流れとなっています。

どの場面でも相手や状況を考えて使いましょう!

「おかのした」の類語は?

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「おかのした」は語源を考えると、あまり色んな場所で使える言葉ではありませんね。それでは、「おかのした」を使いたいときはどのような言い換えをすればいいでしょうか? ビジネスで使える言葉だけでなく、ネットスラングなど、気軽に使える言葉も合わせてご紹介をしていきます。

「承知」

「おかのした」の意味が「わかりました」であることから、同じ意味を持つ「承知」は言い換えに使いやすくなっています。また、「承知」の場合は「承知いたしました」とすれば、目上の相手などにも使うことができますよ。

「おk」

「おk」は発祥こそ違うものの、「おかのした」と同じく、「了解」「わかりました」という意味を持つネットスラングの1つ。日本語入力のまま「ok」を打つと、「おk」となることから生まれた言葉です。そのため、「おk」の「k」は一般的に全角文字を使いますよ。

「おけまる」

「おけまる」は「了解」「いいよ」という意味を持つ、女子中高生の間で使われる若者言葉の1つです。「おかのした」とは異なり、相手を不快にさせる不安も少ないですね。

詳しく内容はこちらの記事でも紹介をしているので、ぜひ一度読んでみてください。

【おけまるの意味って?】使い方や元ネタまで、後輩社員の会話についていくために知っておこう

「おかのした」の対義語は?

(c)Shutterstock.com

「おかのした」の類語には、様々な場面で使えるものや、ユニークなものまでありましたね。それでは、「おかのした」の対義語には一体どのようなのがあるでしょうか。紹介していきましょう。

「拒否」

「拒否」は正確には「承知」の対義語になります。「おかのした」や「承知」が相手からのお願いや頼み事に対して承諾をする言葉であるため、その反対である「拒否」が「おかのした」の対義語となりますよ。

「だが断る」

「だが断る」は、少年漫画「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたネットスラング。相手がお願いをしているときに断る意思を表明する言葉ですよ。

「だが」と逆説がついているように、一度相手のお願いをうけようという素振りを見せてから「だが断る」と否定する使い方が最も一般的です。

「無理みが強い」

「無理みが強い」はSNSなどでよく使われる若者言葉です。「どう考えてもできない」「無理の度合いが大きい」というときに使われますよ。そのため、今回挙げた3つの中で最も強く否定しています。

「おかのした」を使う時の注意点は?

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意味や語源でも説明をした通り、「おかのした」は使う相手によっては不快感を与えたり、軽蔑されたりする可能性のある言葉です。そのため、下ネタや下品な冗談を交わせる関係の相手以外には使わないように注意しましょう。

また、そんな関係の相手だとしても、場所によっては使うことを避けましょう。公共の場など、不特定多数の人がいるところでは知らない間に人を不快にさせるかもしれません。SNSなど、そういった話ができる空間で使用することをお勧めしますよ。

最後に

「おかのした」についての紹介でした。いかがだったでしょうか? 「おかのした」以外にもネット発祥のスラングはたくさんあります。しかしながら、「おかのした」のように語源がデリケートなものには注意が必要です。

思わぬ落とし穴があるかもしれないので、使ってみる前に、本当にその言葉を使っていいのか、語源を確認してから使うようにしましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

▼もっとネットスラング由来の言葉について知る


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