カラダにいいことって何?
そもそも〝健康な状態〟とは何でしょうか? 健康診断の数値が正常値であることでしょうか? それも一つの指標ですが、実際には診断の結果が良くても不調を訴える人は多くいますし、数値が悪くても病気をせずに長生きする人もいますよね。
実は、〝健康の正解〟なんて存在しないのです。ただいえることは、全身の細胞がしっかり機能していること。これが健康の基本中の基本。そのためには、血流を通じて全身に必要な酸素と栄養分をいき渡らせ、老廃物を回収して体外に排出する。要は、「滞りをなくし、血の巡りをよくすること」が大切。
体内循環が低下するとカラダが冷え、代謝が悪くなり、免疫力や自律神経の調整が低下。その結果、肩こりや頭痛、便秘、疲れ、生理不順などの不調を引き起こし、重篤な病気を招くことも。
そうならないためにはどうすればよいのでしょうか? 薬に頼れば一時的に症状は治まりますが、根本的な解決にはなりません。血流を促し、体内循環を整えることこそが、自分で自分のカラダを治そうとするパワー、つまり自然治癒力を高めるのです。
書籍『オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全』では、本来のカラダの力を取り戻すためにいますぐできる健康のコツ、習慣について紹介されています。そこで今回は、生理中に避けたい食べ物についてピックアップしてお届けします!
生理中は、チョコ、チーズ、コーヒーを避けるとベスト!
生理中は、特に冷えは大敵。いつも以上に冷え対策をする必要があります。特に、下半身を温めると骨盤内の血行がよくなり痛みが和らぐことも。下腹部や腰などを中心に、使い捨てカイロや湯たんぽを使って温めるといいでしょう!
生理痛に効くとされているツボ(「関元(かんげん)」「帰来(きらい)」「上仙(じょうせん)」)や漢方を取り入れるのもオススメです。血行を促進し、ホルモンバランスを整えてくれます。
また生理中は、血管や子宮を収縮させる成分、チラミンが含まれる食品は避けるのがベスト。具体的には、チョコやチーズ、コーヒーなどです。さらにカフェインはカラダを冷やすといわれているので、特に生理中は避けるといいかもしれません。
もちろん、チョコもチーズもコーヒーも、どれもおいしいし食べること自体をやめる必要はありません。生理中じゃないときに食べるなど、工夫していけたらいいですね!
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オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全では、このほかにも、大人の女性が抱える体と心のお悩みを改善すべく、いますぐ実践したい習慣についてわかりやすく解説されています。自分のカラダと向き合い、毎日をもっと自分らしく生きていきましょう♡
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『オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全』(監修:小池 弘人/サンクチュアリ出版)
その不調、このまま放っておいて大丈夫? 本来のカラダの力をとりもどす今すぐできる健康のコツ
薬を手放せない頭痛、治りにくい肌荒れ、原因不明のイライラ、カチカチの肩こり、つらい便秘、憂うつな生理痛、一年中手足が冷える冷え性、寝ても取れないダルさ。
病院に行くほどでもないけれど、いつもなんとなくこんな不調が続いている。前はもっと元気だったのに……。
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