【目次】
・5年後・10年後の美ボディのために今やるべきこと
・毎年ツライ花粉症の体質に
・妊活を機に体質改善を決意した体験談
・おすすめの漢方薬やハーブティー
5年後・10年後の美ボディのために今やるべきこと
キレイをキープする源は?
体質改善について調査したのは… エディター&ライター:門司紀子さん
仕事にもプライベートにも忙しいOggi世代ですが、“睡眠”こそが未来のキレイを左右します! 「睡眠がキレイのもとになる」ことは薄々わかってはいるものの、思うように睡眠時間がとれない人が多いかも知れません。
睡眠が十分にとれてないとどうなる?
1. 代謝が悪くなり、老廃物がたまりやすく。
2. 肌の調子も悪くなりがちに。
3. ボンヤリして仕事のパフォーマンスも下がり気味に。
限られた時間の中でいかに睡眠の質を上げるかが、日々の充実度プラス5年後10年後のキレイをも握るカギに!
体質改善成功の秘訣1:リラックスする時間にこだわる
自らが睡眠を改善したことで15kg以上のダイエットと、体質改善に成功したという睡眠コンサルタントの友野なおさんに、「寝る前にこだわりたいこと」をお聞きしました。
ぐっすり眠るためには、体と心をリラックスさせることが必要。少ない睡眠時間で熟睡したい人はもちろん、よく寝たはずなのにスッキリ起きられないという人も、以下を参考に“リラックス”にこだわってみて。
1. 快眠と切り離せない大切な“入浴”
交感神経の興奮をしずめ、副交感神経を優位にしてリラックスさせるためには、38~40℃のぬるめのお湯で20分程度の全身浴を。入浴は就寝の60~90分前がベストです。
2. 軽くでいいので運動の習慣で深い眠りにいざなう
運動をすることで体温が上昇し、その後休息モードに切り替わる時に体温が下降すると眠気が訪れます。
3. 就寝前の30分はパソコンやスマホを避ける
ブルーライトは脳内の生体時計に働きかけ、睡眠に大きな影響を与えます。就寝前は控えましょう。
体質改善成功の秘訣2:パジャマや寝具にこだわる
寝具の肌触りは、睡眠の質に大きく関わりがあります。とくに全身に直接触れるパジャマは好みの肌触り・素材を選ぶことで、睡眠の質が変わってきます。保温性・吸保湿性、発散性が抜群なシルクは、冬は寒い外気を遮断して温かく、夏はベタつかずサラッと快適。
また、使い心地と耐久性で考えると綿もおすすめ。寝ている間にかいた汗や、皮脂・よだれ・ホコリ・汚れなどが寝具についていると、肌荒れにつながることも。清潔に保つことも大切です。
体質改善成功の秘訣3:夜のスキンケアにこだわる
睡眠に関連するホルモンは下記のふたつ。
1. “天然の美容液ホルモン”といわれている成長ホルモン
最初の深い眠りの際に多量に分泌される成長ホルモンは、身体の成長だけでなく、健康と美容に欠かせないホルモンです。
2. メラトニン
朝目覚めてから14~16時間後に分泌されて眠りを促すメラトニンは、強力な抗酸化力があるともいわれています。
肌の生まれ変わりのリズムが整う睡眠時間こそが、美肌が作られる時間と言っても過言ではないのです。夜更かしや徹夜は、肌や体・心の健康にとっても禁物なんですね。
寝る前のスキンケアにちょっぴり工夫を加えることで、さらなる美肌への近道になるでしょう。
これからの10年のキレイのために、働くアラサーが寝る前にこだわりたい3つのこと!
毎年ツライ花粉症の体質に
「気疲れ」していませんか?
教えてくれたのは… 漢方アドバイザー・国際中医薬膳師:大木さと子さん
春は気温の変化が大きく、体は紫外線や花粉・気温上昇などによりストレスを受けやすい状態に。「気疲れ」という言葉がありますが、気を消耗して疲れやすいのも春なんです。
“気”が充実していればアレルギーにも立ち向かえるのですが、「気が足りない」というのは「気力がない」状態。胃腸の状態と気力の充実は花粉症に大きく関わってくるのです。
免疫力を高めるためにも、栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠が大切。何かに頼るよりもまずは「生活習慣の見直し」をおすすめします。
自然のパワーで気力を取り戻す
摂り入れたいおすすめの植物たち。
アブラナ科の野菜
芽キャベツ・キャベツ・ブロッコリー・菜の花・カブ・ケール・大根などのアブラナ科の植物は、胃腸の機能を高めたり、炎症を抑える解毒作用・消化の促進・吹き出物の改善などをサポートします。
酸っぱい果物
クエン酸を含む酸っぱい果物は、ストレスに強い体づくりを助けます。疲れを感じたら梅・グレープフルーツ・ベリー類・りんご・すだち・ゆずなどの酸っぱいものがおすすめ。お酢も◎。
発酵食品
漢方では、甘酒・納豆・ぬか漬け・ヨーグルトなどの発酵食品は、胃腸の環境を整えたり、花粉などの外的ストレスから身を守る「気」を生み出すとされています。
自然の力を取り入れて花粉症ケア! 薬に頼りたくない人におすすめ
妊活を機に体質改善を決意した体験談
生活スタイルってこんなにも大事
体験談を話してくれたのは… 33歳のOLライター:Hanaさん
排卵誘発の為に自己注射を始めたのですが、卵胞が育つ兆しはなく自己注射は一旦中止。通院で行うHmgフェリング注射を開始するも、それでも卵胞は育たず、いよいよ人工授精も視野に…。先日は、クリニックとは別で通い始めた不妊鍼灸院ではライフスタイルについて、ありがたいけれども大変厳しいアドバイスをうけました。会社のこと。ライフスタイルのこと。メンタル廃人状態で通院を続けている自分。
精神的なダメージを受けたまま、今日も不妊鍼灸院に向かいました。この日は、「妊娠しやすい体」に整えていくために日常も整えましょう! ということで、施術をしながら下記のアドバイスをしてくれました。
18時以降の過ごし方
東洋医学では夜は陰、昼は陽という考え方があって、陰の時間帯はゆっくりと静かな時間を過ごすことが大切。18時以降にスマホなどの明るい光を見たり、それこそ明るいオフィスで仕事をするなんてことは、体のことを考えたら絶対にダメ!
エネルギーの使い方
人間のエネルギーには限界がある。自分のエネルギーの限界値を知ること! いまの私は動きすぎで体が省エネモードになってるため、あえて排卵をお休みしてる状態とのこと。
確かに、帰宅した瞬間ソファーに倒れてそのまま爆睡している毎日…。これは、妊活の為でなく、自分の体のために実践しようと誓いました!
今年中に妊娠したい! 妊娠しなくては! と思っていたけれど、神様が与えてくれた生活改善の機会と捉えて、ちゃんと体質改善しよう! と思い始めるきっかけになりました。
30代働く妊活妻「不妊治療の考え方、生活スタイル」を変えた出来事
サプリを活用する場合
教えてくれたのは… 医師:杉山力一先生
(杉山産婦人科 院長。不妊治療の名医)
サプリには、様々な働きのある栄養がギュッと詰まってて手軽に体質改善ができると、多くの人が愛用しています。しかし、どれを選べばいいの?と迷っている人も多いのではないでしょうか。
妊活サプリで医学的におすすめするならば『葉酸』と『ビタミンD』です。
・「元気な赤ちゃんを産む」ために、妊活中から継続して摂取するのが望ましい葉酸。
・「授かりやすくする」ために妊活中に摂りたい栄養素がビタミンD。
妊娠を望む世代の日本人女性にはビタミンD不足の人が多いのですが、実際に不足しているのかどうかは検査してみることをおすすめします。今はネットなどで様々なサプリを入手できますが、検査して不足している栄養素を確認したり、医師と相談したりしてサプリメントを選ぶようにすることもおすすめ。
不妊治療の名医が説く妊活サプリ選び「本当に必要な栄養素は、葉酸とビタミンD!」
おすすめの漢方薬やハーブティー
漢方薬のおすすめの飲み方
教えてくれたのは… ニホンドウ漢方ブティック 青山店(薬日本堂)
(薬日本堂監修 書籍『子宮力を上げる漢方レッスン』[KKベストセラーズ]好評発売中)
漢方薬の飲み方
いろいろな飲み方がありますが、一番のおすすめは、生薬がブレンドされたティーパックをじっくりと30分ほど土瓶で煮出し、その煮汁を飲むという服用の仕方です(鉄瓶や銅便は、鍋が成分を吸収してしまうためNG)。
とはいえ、この方法は時間や手間がかかるため、最近ではその煮汁を加工した粉薬タイプや錠剤タイプが主流になっています。
いつ飲むのがベスト?
薬によっても異なりますが、基本的に煎じ茶は1日1包を煮出して、2〜3回に分けて服用。粉薬や錠剤の場合は、規定の分量を1日に2〜3回服用します。
飲むタイミングは、複数の生薬が配合されているため、薬が吸収しやすい空腹時である「食間」に飲むと、効果を得やすくなります。
どのくらいの期間飲み続けるの?
早ければ、1〜2ヶ月で「なんとなく変わったかも…」と体の変化を実感できる人も。さらに続けると、3〜4ヶ月目でしっかり実感できるようになることが多いのだとか。
そのまま飲み続けて体の状態が改善されてきたら、徐々に服用する量を減らします。半年で卒業… というのが、順調といわれているスパン。
漢方薬を減らしても困った症状が出てこなくなったら、自分の体質でコントロールできている、つまり「体質改善」できているということで、ゴールです!
実際に飲んでどう変わった?(体験談)
・「なんとなく、体が軽くなってきた気がします! あと、食欲が出始めました。30をすぎたあたりから、食欲がなくなっていくのが少し気がかりだったので、これはとてもうれしい変化。おいしいものをたくさん食べられるというのはすごく幸せ♪」(出版:35才)
・「今まで、なんとなくだるいと感じているだけだった自分の体調について、繊細に観察をできるようになりました。気になっていた冷えも、だいぶ解消されてきたような印象。湯船に入ると、足が冷えすぎていたため余計に湯船が熱く感じていたのですが、最近はその印象は改善された気がします。時間に余裕がある日は、コトコトと土瓶で煮出したものを飲むのも、リラックスできるいいひとときです」(PR:32才)
※症状に瞬時に効く薬とは異なり、時間をかけて体全体の調子がよくなっていくという声が多いようです。
手軽にハーブティーで体を癒す
ご紹介する「マリエン薬局のメディカルハーブティー」は、体の中の自然治癒力を引き出し、健康な体を目指すことにこだわって作られています。
■“薬用”と認定されたハーブを使用
メディカルハーブに対して厳しい基準を設けているドイツのマリエン薬局では、国が薬効と安全性を保障するメディカルハーブだけを使用しています。
■女性の声に応える豊富なラインナップ
冷え性対策ブレンド・更年期対策ブレンド・美肌ブレンド・アレルギー対策ブレンドなど、女性が気になる様々なブレンドがそろっているのも魅力。
「毎日摂取するもので、体質改善を目指せたらいいな」と思っている人におすすめのハーブティーです。
体質改善!「メディカルハーブティー」で女性の体のお悩みを解決
ハーブティーを飲み続けて感じた変化
ハーブティーを飲んでいるのは… Oggi GOLFプロ:高橋友希子さん
小さい頃から美容と健康に興味があって、色々と試してきた私が今、体質改善にと毎日続けているひとつがハーブティーです。
■一番感じた変化
飲み始めて1番実感したのは冷えの改善。3ヶ月ぐらい経った頃から体調が格段に良くなったんです。
■飲んでいるハーブ
外でも飲めるように、水筒に入れて持ち歩いています。
・体を芯から温めるもの
・ホルモンバランスを整えるもの
・疲れ目を癒すもの
上記の作用になるようなブレンドを飲んでいます。
身体と一緒に心も癒してくれるので、ハーブティーはおすすめですよ。