【目次】
・ダイエット中に心がけるべき習慣
・糖質制限中にリバウンドを防ぐポイント
・ファスティングダイエットは難易度高し!
ダイエット中に心がけるべき習慣
朝食は抜くべからず!
リバウンド率が高くなるのは、体脂肪率が変化しないということも原因のひとつ。ダイエットでは、体重よりも体脂肪を減らすことが重要なポイントです。
体脂肪を増やしやすい習慣のひとつは、食事と食事の間が長くあいてしまうこと。その瞬間に体は危機を感じ、次の食事で摂取したエネルギーを体に蓄積しようとする性質があります。
とはいえ、目覚めてすぐは胃腸の働きがまだ鈍い状態なので、消化のよいものやエネルギーを補給できるものが、朝食には適しています。調理不要で時間のかからないフルーツ(+ヨーグルト)などを食べて、朝食習慣を心がけましょう。
ニセの食欲にダマされるべからず!
教えてくれたのは… 美容家・ダイエットインストラクター:飯塚美香さん
人間には2種類の食欲があります。
1. 体が空腹状態になった時の本物の食欲『代謝性食欲』
2. ウソの食欲『認知性食欲』
■本物の食欲は分かるけど、ウソの食欲とは?
・「食事の時間になったから食べよう」という食欲
・食べ物を見て起こる食欲
・食べ物の話をして起こる食欲など、外部からの刺激で起こる食欲
「何か食べたい」と思ったとき、その食欲がホンモノなのかニセモノなのかを判断できるようにしましょ。どうしても間食をしたいときは極端に我慢せず、低カロリーのもので満たしてあげることも大切です。我慢し過ぎでストレスをためると、リバウンドの原因になります。
約7割が正月太り解消ダイエット挫折経験アリ… ダイエット成功のコツは!?<プロが伝授>
糖質制限中にリバウンドを防ぐポイント
糖質制限ダイエット-1
生花(SEIKA)先生 著「あなたが『やってはいけない』ダイエット」(小学館)より
糖質オフダイエットとは、毎食の食事で米やパンなどの主食・果物などを制限する方法です。ただし、糖質を完全に制限しようとすると、ストレスがたまってリバウンドする危険性があります。
■リバウンドを防ぐポイント
・1日の糖質を150~200g以下におさえるプチ糖質制限を。
・ひと口食べたら30回噛むことを心がけましょう。
■積極的に食べていいもの
赤身の肉・魚・海藻・乳製品・きのこ類・豆腐・卵・オリーブオイルなど。
■制限したい食べ物
パン・米・果物・いも類・根菜・ビール・フルーツ・はちみつ・糖分の多い野菜・果物ミックスジュースなど。
カロリーや糖質制限ダイエットってどうやるの? 具体的な方法とカロリー計算するアプリを伝授
糖質制限ダイエット-2
教えてくれたのは… ダイエットトレーナー&メンタルコーチ:小山圭介さん
(ダイエットサポート数は1万人以上を数え、自身がプロデュースしたダイエット・美容アイテムは累計5万個以上を売り上げるベストセラーに!)
ストレスや睡眠不足と同じく、「自然でないこと」がダイエットの妨げになるという考えが僕のメソッド。
■リバウンドを防ぐポイント
・炭水化物よりもおかずやお菓子に着目して、油分・糖分を控えめに。
・主食はパンや麺類ではなく、1日2膳程度のごはんを。
ファスティングダイエットは難易度高し!
リバウンドしやすいから要注意
ダイエット経験有り&現在もキープ中の、日比野佐和子先生にお聞きしました。
■ファスティングダイエットとは?
水や酵素ドリンクを飲んで数日を過ごし、腸内環境をリセットするダイエット法。
「私も市販のものでやってみました。時々なら良いのですがおすすめはできません。消化器官を休めるのは12時間あれば十分。腸の再生に必要なのは8〜12時間だと言われていますので。ストレスを感じると、『コルチゾール』というストレスホルモンが増えます。そのホルモンによって、基礎代謝が落ちてしまうのです」(日比野先生)
食事をとらずに代謝を落とした体に、いきなり食べ物を入れるため吸収率が上がり、脂肪として蓄えようとするため、リバウンドしやすいそう。