何も考えずに外食すると、太っちゃうかも…?
カフェ、ファミレス、ファストフード、居酒屋……。私たちのまわりにあふれている外食チェーン店。お手頃価格でおいしいものが食べられるので、忙しくて自炊ができないときなど、重宝するのも事実。
でも、何を食べるのかきちんと考えてから選ぶことが大切。なぜなら、お店に並んでいる加工品には必ず原材料や栄養成分が記載されていますが、外食ではその表示義務はなく、気付かないうちに太っていた…… なんてこともあるから。
また多くの外食チェーン店では、みんなが好きな味=わかりやすい濃い味付けになる傾向があり、糖分や塩分がたくさん含まれている可能性も。
書籍『外食女子のための 太らない選択』では、女性になじみのある外食チェーン店を、WEBサイト上の情報やお問合せ結果に基づき調査。そして、メニューを選ぶ際のポイントについて紹介されています。
今回は、書籍の中から、主食メニューの選び方についてピックアップしてお届けします!
パスタ、うどん、ごはんの中で一番太りにくいのは?
ランチにパスタを食べたいけれど、「炭水化物だから太りやすそう……」と、なんとなくためらってしまうことはありませんか? 一般的に「パスタ=太る」というイメージが強い傾向がありますが、実は意外にそうでもないのです。
GI値という言葉を聞いたことはありますか? これは、食品を食べた際に血糖値が上昇するスピードを数字で表したもの。数字が高いほど、血糖値の上昇スピードが早くなります。
これを下げるためにすい臓からインスリンというホルモンが分泌されるのですが、血糖値が急上昇するとこのインスリンが大量に分泌され、脂肪を蓄積しやすくなってしまいます。つまり、一般的にGI値が高い=太りやすいといえるのです。
そこで、実際に主食のGI値を見てみると、ごはんは81、うどんは85、それに対してパスタ類は65と意外に低め。これは、パスタの原料のデュラムセモリナ粉の消化吸収が、一般的な小麦よりもゆっくりとしているから。
生パスタはデュラムセモリナ粉だけでつくられていないので、GI値だけで見るとパスタの方が若干低めですが、使用している具材によるので一概にはいえません。血糖値の上昇に注意して食べるようにしましょう!
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書籍『外食女子のための 太らない選択』では、このほかにも、誰もが知っている有名外食チェーンで、実際に何を選べばいいのかについて解説されています。選ぶコツをおさえて外食と上手に付き合っていきましょう!
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『外食女子のための 太らない選択』(著:手島奈緒/サンクチュアリ出版)
「外食=太る」って、誰が決めたの? 女子におなじみの有名外食チェーン50店舗のあのメニューを実名で徹底比較!
毎日忙しい女子にとって、外食をしないで生きていくのは難しい。だけど外食続きだと、“太っちゃうし”、“体によくないし”と不安。そんな女子のために、誰もが知っている有名外食チェーンのあのメニュー、どちらを選べば太らないのかを教えます。正しい知識を押さえて、「メニューを選ぶポイント」さえわかれば、外食だって太らないし体にも良い!