カーディガンの着こなしのポイント
ざっくりとしたニットカーディガンは1枚持っておくとオールシーズン使えて便利なアイテム。肌寒さを感じる春先、秋口には羽織やメイントップスとして、また、冬にはアウターのインナーとしても活躍。冷房による寒暖差が激しい夏にも重宝しますね。
今回は、オールシーズン使えるカーディガンのお手本コーデを、着こなし別・ボトムス別に紹介します。
〈POINT〉
1.ボトムはスカートでもパンツでもしっくりコーデにハマる
カーディガン×フレアスカートのコーデ
カーディガンとフレアスカートをあわせればフェミニンな雰囲気に。足元は黒シューズにして通勤コーデに。
カーディガン×タック入りパンツのコーデ
マニッシュなタック入りパンツと合わせれば甘辛MIXでいいバランスのコーデに。スニーカーでカジュアルダウンさせて。
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2. 肩掛けにしても◎
グレー基調のカジュアルな着こなしに白Tや白スニーカーを合わせたリラックスコーデ。差し色でイエローのカーディガンを肩掛けすると、一気に抜け感が出て◎。洗練されたコーディネートに。
アウターとしてカーディガンを着こなす!
春と秋は、カーディガンはアウターとして大活躍。夏もクーラーが効きすぎた室内で軽く羽織るにはぴったり。そんなカーディガンをアウターとして使ったお手本コーデを厳選しました。パンツ、スカート、ワンピースとボトム別にチェック。
パンツに合わせるなら…
- イエローカーディガン×ストライプ柄ワイドパンツ×バケットハット
- 白カーディガン×タンクトップ×裾絞りパンツ
- オレンジカーディガン×ニットキャミソール×ネイビーワイドパンツ
- グレーカーディガン×白ロゴT×白タックパンツ
- ネイビーカーディガン×タンクトップ×白パンツ
- ネイビーカーディガン×白タンクトップ×ミックスカラーパンツ
- 黒ロングカーディガン×ブルーシャツ×ベージュハーフパンツ
- 白カーディガン×カットソー×黒パンツ
- ピンクカーディガン×白カットソー×デニムパンツ
\春夏/
イエローカーディガン×ストライプ柄ワイドパンツ×バケットハット
リラクシーなブラックコーデに、差し色としてきれい色カーデを投入すれば一気にあか抜け感が生まれる着こなしに。バケットハットは薄いメイクも隠せるうえにおしゃれなので休日スタイルに◎。
\春夏/
白カーディガン×タンクトップ×裾絞りパンツ
タンクトップ×裾絞りパンツのスポーティが着こなしも、まろやかな白カーデをプラスすればきれいめに着こなせる。ゆったりサイズを選んで、大人のリラックス感を堪能。
スニーカーには「ゆったりフォルムのパンツ」で大人のリラックス感を♡
\春夏/
オレンジカーディガン×ニットキャミソール×ネイビーワイドパンツ
きれい色のリブニットカーディガンを羽織ったコーデ。ネイビー&ストライプ柄のパンツでキュートさを抑えれば、大人も着こなせる爽やかコーデが完成する。
きれい色リブニットカーデは、ボトム色で引き締めて通勤コーデに!
\春夏/
グレーカーディガン×白ロゴT×白タックパンツ
カジュアルになりがちなロゴ入りのカットソーを中和させるカーディガン。タックパンツと合わせれば、よりきれいめに仕上がる。
\初秋/
ネイビーカーディガン×タンクトップ×白パンツ
ノースリーブや半袖では心もとないと感じる初秋は、薄手のカーディガンを品よく羽織って秋ムードに。短丈ならスタイルアップもエフォートレスに叶えられる。
初秋に活躍する「薄手のカーディガン」品よく着こなせる4ブランドを紹介!
\初秋/
ネイビーカーディガン×白タンクトップ×ミックスカラーパンツ
落ち感のあるレーヨン・ナイロン混紡素材は、羽織が欲しくなる初秋にピッタリ。ノーボタンの着流しシルエットと相まって、動くたびにしなやかなドレープが出現。女っぽい着やせへと導いてくれる。
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\秋冬/
黒ロングカーディガン×ブルーシャツ×ベージュハーフパンツ
もっさりしがちなオーバーサイズのロングカーディガンは、ミニ丈ボトムを合わせてすっきりと。ショートパンツ×ブーツの露出を抑えた肌見せが大人っぽさのカギ。
\秋冬/
白カーディガン×カットソー×黒パンツ
ふんわり起毛感のあるホワイトのニットカーディガンをオーバーサイズに着こなし、優し気な印象に。ボトムは定番のスティックパンツできれいめコーデに磨きをかけて。
相棒ブランド〝セオリー〟のスティックパンツを優しげに着こなすなら?
\秋冬/
ピンクカーディガン×白カットソー×デニムパンツ
デニム×白カットソーの定番カジュアルに、ピンクのニットカーディガンを羽織ったリラックスコーデ。
スカートに合わせるなら…
- グリーンカーディガン×白ブラウス×白スカート
- オフホワイトカーディガン×オフホワイトキャミソール×ドット柄スカート
- カーキカーディガン×タンクトップ×ナローフレアスカート
- 黒カーディガン×黒ニット×パープルスカート
- パープルのニットカーディガン×黒レースタイトスカート×カットソー
- 水色カーディガン×黒カットソー×黒スカート
\春夏/
グリーンカーディガン×白ブラウス×白スカート
襟と袖にあしらったフリルが優雅なブラウスにきれい色カーディガンをレイヤード。コーデがキュートに仕上がる。
\春夏/
オフホワイトカーディガン×オフホワイトキャミソール×ドット柄スカート
ノスタルジックな雰囲気のあるセピア配色。フレアスカート×ドット柄のボトムには、シンプルなトップスでまとめるのがコーデのコツ。
\初秋/
カーキカーディガン×タンクトップ×ナローフレアスカート
吸水速乾機能を備えたカットソー素材のカーディガンなら、汗ばむ日も快適。シルバーのスナップボタンもクールなアクセントに。
初秋にさらっと羽織れる「カーディガン」4選|選ぶポイントはボタン使い&素材感!
\秋冬/
黒カーディガン×黒ニット×パープルスカート
冬らしい温もりニットを、カーディガンのアンサンブルでレディライクに。ゆったりしたサイズのニットには、スマートなボトムを合わせるときれいめに。
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\秋冬/
パープルのニットカーディガン×黒レースタイトスカート×カットソー
カットソー、ロングスカート、マニッシュなブーツ。カジュアル度の高い着こなしに、ダークトーンのパープルカーディガンで大人の魅力をプラス。
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\秋冬/
水色カーディガン×黒カットソー×黒スカート
ずらりと並んだパールを、裾の加工でモードに引き寄せたカーディガン。甘くなりがちなフレアスカートも、そのモード感のおかげで「大人かわいい」に。
ワンピースに合わせるなら…
\春夏/
シアーカーディガン×キャミワンピース
華奢なストラップや深く開いた背中のカット… キャミワンピースならではのデザインを、無難なカーディガンで覆ってしまうのはもったいない。トレンドのシアーカーデなら肌見せをほんのりにおわせてヘルシーに着こなして。
\秋冬/
黒カーディガン×白ワンピース
ニットワンピースは、クロップド丈のカーディガンをはおると重心が上がり、スタイルアップ見えが叶う。スナップボタン&黒のカーディガンは、程よく辛口な印象に。
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インナーでカーディガンを着こなす!
春夏はカーディガンをVネックニットのようにインして着たり、秋冬は防寒対策でレイヤードしたりと、カーディガンはインナーで着こなすのも◎。Oggi本誌掲載のインナーで着るカーディガンコーデのボトムはパンツが多かったです。
春夏のおすすめコーデ
- オレンジカーディガン×ベージュパンツ×トレンチコート
- カーキカーディガン×ベージュトレンチ×デニムパンツ
- 赤カーディガン×グレーセットアップ
- モスグリーンカーディガン×ベージュジャケット×ペールグリーンパンツ
- ブルーカーディガン×スポーティアウター×水色パンツ
- 黒カーディガン×ネイビートレンチ×カーキパンツ
オレンジカーディガン×ベージュパンツ×トレンチコート
ボタンを留めてトップス仕様にしたカーディガン。ベージュの延長線で取り入れやすいオレンジカラーは、全体をワントーンでまとめると大人な印象に。パンツと明度を分けることでメリハリも生まれ、スタイルアップに貢献してくれる。トレンチやボストンバッグなどきれいめなトラッドアイテムとも好相性!
カーキカーディガン×ベージュトレンチ×デニムパンツ
カーディガンをデニムにインして、ベルトをオンしたきれいめアプローチが、トレンチコートのクラシックな雰囲気にマッチする。
赤カーディガン×グレーセットアップ
肌が透けて色香が漂うニットカーデ。体のラインになじむので、タックの入ったワイドパンツで立体感をトッピングして。
モスグリーンカーディガン×ベージュジャケット×ペールグリーンパンツ
カーディガンを1枚で着る〝カーデイチ〟スタイル。ウエストゴムのきれい色ボトムをあわせたリラックスコーデ。
ブルーカーディガン×スポーティアウター×水色パンツ
深い青色のカーディガンを水色のパンツに羽織ったグラデーションコーデ。黒のロング丈のスポーティアウターでコーデを洗練させて。
黒カーディガン×ネイビートレンチ×カーキパンツ
カーディガンにフリルブラウスを重ねた鮮度の高い着こなし。濃紺のトレンチも◎。
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秋冬のおすすめコーデ
- グリーンカーディガン×テーラードジャケット×白タックワイドパンツ
- ピンクカーディガン×ネイビージャケット×白パンツ
- オフホワイトカーディガン×グレーパンツ
- ボーダーカーディガン×ベージュパンツ
- くすみピンクカーディガン×グレージャケット×淡ピンクのコーデュロイパンツ
- ブルーカーディガン×ジャケット×デニムパンツ
グリーンカーディガン×テーラードジャケット×白タックワイドパンツ
グリーンのカーディガンで、ジャケパンスタイルにさりげなく華やぎをプラス。テーラードジャケットはダークグレー、タックワイドパンツは真っ白ではなくアイボリーを。ちょっとくすんだ色味を合わせるのが、明るいグリーンをこなれ感たっぷりに着こなすコツ。
ピンクカーディガン×ネイビージャケット×白パンツ
定番のジャケパンにニットに、発色のいいピンクカーディガンを合わせると、着こなしが格段にアップデート。クロップド丈だから、着るだけですっきり感が増して。
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オフホワイトカーディガン×グレーパンツ
カーディガンのボタンを留めてVネックニットのように着たコーディネート。グレーのバレルパンツで、色とシルエットで緩急をつけて新鮮なバランスを攻略。寒くなったら上にジャケットやコートを。
ボーダーカーディガン×ベージュパンツ
リブカーディガンの美シルエットを生かし、素肌に一枚で。ベージュのワイドパンツにインして、メリハリをつけるのがポイント。
一枚でもレイヤードでも!「ボーダーのVネックカーディガン」はこう着回す♡
くすみピンクカーディガン×グレージャケット×淡ピンクのコーデュロイパンツ
いい具合にくすんだ、ピンクの半袖ニットとカーディガンをセット使い。ゆったりしたシルエットと上質なカシミア素材も相まって、モダンで小粋なムードが漂う。ボトムは白に近いピンクのコーデュロイパンツで、統一感のある配色にまとめるとベター。
肌なじみのいいくすみピンクは、色を重ねても大人っぽくまとまる!
ブルーカーディガン×ジャケット×デニムパンツ
ブルーのカーディガンをブルーのシャツ、ブルーデニムと合わせたブルーのグラデーションコーデ。ピンクのモヘアグローブをコーデのポイントに。
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人気の肩掛けスタイル
カーディガンは肩掛けしてもコーデのアクセントになります。Oggi本誌でもよく見る着こなし。これだけでコーディネートがあか抜けします。
ジレに肩掛け
ミディアム丈ジレを主役にしたグレーのワンカラーコーデ。トップスもボトムスも長めの丈を合わせる場合は、カーディガンを肩掛けして目線を上にあげるとスタイルアップが叶いやすい。
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ジャンパースカートに肩掛け
可愛い上にリラクシーな着心地が叶うジャンパースカートをラフに着こなす日は、カジュアルにカーディガンをオン。袖を通さずに着ることでこなれ感が生まれる。
シャツに肩掛け
ビッグシルエットなストライプシャツにテーパードパンツという大人のオンコーデには、プロデューサー巻きでカーディガンを足してハンサムさをプラス。ピンクと白で統一することで女っぷりをあげて。
ゆるっと女っぽく着こなす「オーバーシャツ」は定番テーパードパンツでバランスよく!
ジャケットに肩掛け
いつものジャケパンコーデに、きれい色カーディガンを巻いて。ボトムスは太めの白パンツをチョイスしたら、トレンドとバランスのとれたきれいめコーデの完成。
スウェットに肩掛け
ストライプシャツ×ロゴスウェットというカジュアルな重ね着に、ブルーのカーディガンをひと巻き。大人の遊び心あるワンランク上の着こなしに。
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ニットに肩掛け
ピンク、ブルー、赤。きれい色を大胆に重ねた装い。華やかで元気の出るコーディネートにトライしたい。
カットソーに肩掛け
オーバーサイズのボーダーカットソーに、同系色のカーディガンを羽織ったコーデ。ショートパンツを合わせると今っぽいバランスに。
Tシャツに肩掛け
ロゴT×ジョガーパンツのスポーティなコーデは、カーデの肩掛けとパンプス合わせできれいめ要素をプラス。
ワンピースに肩掛け
夏の定番ノースリワンピも、ニットカーデ一枚で洒落感が格段に上がる。きれい色を選んで、華やかな印象もプラス。
コートに肩掛け
黒ニット×シャツ×コートのレイヤードのとどめに、カーディガンを肩掛け。トレンドのラグジュアリーなベルトで、全体を引き締め。
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最後に
カーディガンは、1年中通して着回しできるワードローブ。30代の大人がこなれて見えるコーディネートのコツを覚えて、上手に着こなしましょう。