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2026.01.08

「常住坐臥」は仏教から生まれた言葉って知ってた? ほかの言葉に言い換えるなら?

「常住坐臥(じょうじゅうざが)」は、仏教から生まれた言葉です。「坐臥」には座ったり寝たりという意味があり、日々の生活や四六時中を表します。本記事では、「常住坐臥」の正しい意味や使い方、意味の似た四字熟語などを紹介します。

「常住坐臥」とは? 意味と由来

「常住坐臥(じょうじゅうざが)」は仏教に関係する言葉で「いつでも」や「四六時中」のような意味があります。

また「常住」は「行住(ぎょうじゅう)」と書くこともあります。まずは「常住坐臥」の意味や由来についてチェックしていきましょう。

時計
(c) Adobe Stock

「常住坐臥」の意味は「四六時中」

「常住坐臥」の「常住」は、仏語のひとつです。変化せず常に存在することや、日常などを表します。

「坐臥」は、座ったり横になったりすることです。2つを組み合わせた「常住坐臥」は、座ったり横になったりしているときを含めた、四六時中を意味します。

ビジネスシーンでは、常日頃や日常のようなニュアンスで使える四字熟語です。仏教由来の言葉ですが、さまざまな場面で活用できるといえます。

じょうじゅう‐ざが〔ジヤウヂユウザグワ〕【常住×坐×臥】
《「行住ぎょうじゅう坐臥」と混同して用いられるようになった語》すわっているときも横になっているときも、いつも。また、ふだん。平生。副詞的にも用いる。「常住坐臥忘れない」「常住坐臥心掛けていること」

引用:小学館 デジタル大辞泉

「常住」は「行住」との混同から生まれた言葉

「常住坐臥」と似た四字熟語に「行住坐臥(ぎょうじゅうざが)」があります。そもそも「常住」は、「行住」との混同から生まれたとされる言葉です。

「行住坐臥」も、由来は仏教にあります。四威儀(しいぎ)とも呼ばれる、行く・留まる・座る・寝るという4つの基本動作を表し、おもに仏教の戒律を示す際に用いられました。

また「行住坐臥」には「常住坐臥」と異なり「日常の振る舞い」という意味があります。

それぞれ由来も意味も非常に近い言葉ですが、ニュアンスがやや異なることを押さえておきましょう。

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「常住坐臥」の使い方と例文

「常住坐臥」は「いつも〇〇している」、「常に〇〇のような状態」などの意味合いで使用できます。正しい意味をふまえ、次のように会話に取り入れてください。

・常住坐臥、新リリースしたシステムの評判が気になってしかたがない
・通勤中も家にいるときも、常住坐臥、英語の勉強に取り組んでいる
・部下を育成するために、常住坐臥、心がけていることを教えていただけますか?
・先週観た映画の内容が素晴らしすぎて、常住坐臥、ストーリーの続きを考えている
・先々のことを思うと、常住坐臥、お金の心配が頭にこびりついて離れない

「常住坐臥」の類語や言い換え表現

「常住坐臥」には、「行住坐臥」以外にも次のような類語や言い換え表現があります。

・日常坐臥(にちじょうざが)
・年百年中(ねんびゃくねんじゅう)
・明けても暮れても
・のべつ幕なし

いずれも「常日頃」や「ずっと」、「絶え間なく」のような意味をもつ言葉です。正しい意味を理解し、シーンに合わせて活用してください。

砂時計の写真
(c) Adobe Stock

「日常坐臥(にちじょうざが)」

「日常坐臥」は、日々の生活を表す四字熟語です。座ったり横になったりを指す「坐臥」に「日常」を合わせることで、「毎日毎日」というニュアンスを表現できます。

「常住坐臥」と意味が非常に似ており、同じような場面で使える言葉です。「常住坐臥」とセットで覚えておくと活用の幅が広がるでしょう。

・真面目なのは結構だが、日常坐臥、仕事のことを考えているとストレスが溜まってしまうよ
・デスクワークをしていると猫背になりがちなので、日常坐臥、よい姿勢を心がけています

「年百年中(ねんびゃくねんじゅう)」

「年百年中」は、一年中を表します。「年がら年中」のような意味をもつ言葉です。

常日頃を指す点は「常住坐臥」と同様ですが、「年百年中」の場合は「年間通して変わらない」という意味合いが強まるといえます。それほどまでに、常に同じ状態だと伝えられる四字熟語です。

・スタイル抜群の彼女は、年百年中、筋力トレーニングに取り組んでいる
・年百年中、同じような内容の仕事ばかり。そろそろ転職も視野に入れてみようかな

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「明けても暮れても」

飽きもせず、同じことを繰り返す様子は「明けても暮れても」と言い表します。四六時中を指す「常住坐臥」と意味の近い言葉です。

気を付けたいのは、物事を評価するシーンではあまり使われない傾向が見られる点です。場合によっては、同じことを繰り返す様子を褒めたつもりが「よく飽きもしないで続けられるね」と否定的に受け取られる可能性も。

とくに、目上の人に対して使う場合は、失礼のないように注意しましょう。

・久しぶりに帰省したのに、明けても暮れても同じ話ばかり聞かされて、少しうんざりしている
・明けても暮れても仕事ばかり。次の週末は、気分転換にどこか遠くへ出かけようかな

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「のべつ幕なし」

「のべつ幕なし(のべつまくなし)」とは、絶え間なく続くことです。「のべつ」には「ひっきりなし」という意味があり、幕が引かれることなく、ひっきりなしに芝居が続く様子に由来しています。

言い間違いやすい語句に「のべつ『くま』なし」がありますが、こちらは完全に誤用なので気を付けてください。

文化庁が実施している「国語に関する世論調査」の令和3年度版でも、約3割の人が「のべつ『まく』なし」を「のべつ『くま』なし」と勘違いしているという結果となっています。

「のべつ幕なし」は、劇場の幕が引かれない様子に由来すると理解し、会話やメールなどで正しく活用しましょう。

・久しぶりに友人と食事をしているが、彼女はだいぶストレスが溜まっていたようで、のべつ幕なしに愚痴を続けている。
・さっきから、のべつ幕なしに口を動かしているけど、お願いしていた資料はもう完成した?

参考:文化庁「令和3年度「国語に関する世論調査」の結果の概要」

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四字熟語「常住坐臥」を日常会話に取り入れよう

「常住坐臥」は、常日頃変わらない様子を伝えられる四字熟語です。仏語由来の「行住坐臥」と似た意味をもちます。

類語には「日常坐臥」や「年百年中」などが挙げられ、いずれも日常会話に取り入れやすい表現です。なかには「明けても暮れても」のように、若干否定的なニュアンスを含む語句も。受け取り手によって印象が変わる可能性があるため、使用時は注意が必要です。

「常住坐臥」をはじめとするさまざまな語句に触れ、会話で使える言葉のレパートリーを増やしていきましょう。

メイン・アイキャッチ画像:(c)Adobe Stock

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