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2023.07.21

終日とは?「終日可能」の意味や使い方、英語表現、読み方などを紹介

終日とは、「朝から晩まで」「一日中」という意味です。ビジネスシーンでは、「終日対応可能」などと使われますよね。この記事では、終日の意味や読み方、使い方、英語表現などを紹介。また、混同しやすい「全日」との違いについても解説していきます。

ビジネスシーンでもよく使われる「終日」という言葉。「一日中」という意味ですが、実はシーンによって意味が異なります。そこでこの記事では、終日の意味や読み方、注意点などについて解説。

終日とは?

まずは、終日の意味や読み方、注意点を紹介しましょう。

意味

終日とは、「朝から晩まで」「一日中」という意味です。言葉の意味を見てわかるように、「何時から何時まで」と具体的な時間の定義はありません。詳しくは後述しますが、終日は使われる場面によって、具体的な時間が異なる言葉なのです。

アナログ時計
(c)Shutterstock.com

読み方

終日は、「しゅうじつ」と読むのが一般的です。そのほか、「ひねもす」「ひもすがら」という読み方もあります。どれも同じ意味ですが、「ひねもす」「ひもすがら」は昔使われていた言葉なので、あまり馴染みがない方が多いかもしれません。そのため、「しゅうじつ」を使った方が無難でしょう。

注意点

「終日中に提出してください」などと、「終日」に「中」をつけた使い方を見かけたことはありませんか? 実は、「終日中」という使い方は誤用。なぜなら、終日という言葉にすでに「一日中」という意味があるからです。

また、前述のとおり、終日には具体的な時間帯の定義がありません。そのため、人によってとらえ方が異なる場合があります。特に、ビジネスシーンではこうした時間の認識の齟齬が、トラブルに発展してしまうことも。「終日」を使う時には、念のため具体的な時間帯をすり合わせしておくようにしておくと安心です。

シーン別の終日の意味

終日は、シーンによって意味が異なると説明しました。ここでは、シーン別の終日の意味について、詳しく解説していきます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおける終日の意味は、「始業から終業まで」を表すことが多いです。残業時間を含まない、定時の時間と考えるといいでしょう。ただし、始業時間と就業時間は、「8時〜17時」だったり、「9時〜18時」だったりと、会社によって異なりますよね。

また、フルタイムの人と時短勤務の人、雇用形態などによっても変わってくるでしょう。あくまで、その人の「始業時間から終業時間まで」と考えるようにしてくださいね。

お店やレストラン

お店やレストランで終日が使われる時は、「営業時間内」を表します。ただし、こちらもビジネスシーン同様に、その店舗ごとの営業時間によって、具体的な時間帯が異なるのです。10時開店・21時閉店のお店と、24時間営業のお店では、終日がさす時間帯が違うので、注意しましょう。

日常の場面

日常生活での終日は、「起きている間」を表すのが一般的。例えば、「昨日は終日家で勉強していた」という場合には、朝起きてから夜寝るまでずっと家で勉強をしていたという意味になります。

デスクでメモをとる女性
(c)Shutterstock.com

ビジネスシーンでの終日の使い方を例文でチェック!

続いて、ビジネスシーンでよく使われる終日の例文を紹介します。

終日対応可能/終日可能

終日対応可能、もしくは終日可能とは、「勤務時間中であれば、どの時間帯でも対応ができます」という意味です。基本的には、「始業から終業まで」を表し、勤務時間外は含まれません。相手から「終日対応可能です」と言われても、始業時間前や就業時間後に仕事を依頼したり、連絡をするのはやめておきましょう。

例文:来週の月曜日であれば、終日対応可能です。

終日不在

終日不在とは、「一日中会社にいないこと」を表します。もし会社に電話をして、「あいにく○○は、終日不在です」と言われたら、その方とは一日中連絡が取れないという意味です。次の日に再度電話をするか、メールで要件を伝えるようにしましょう。急ぎの場合は、すぐにつながる携帯番号を教えてもらうのがいいかもしれません。

例文:明日は終日不在ですので、お急ぎの場合は携帯電話にご連絡ください。

終日仕事

終日仕事とは、「一日中仕事をすること」という意味。業務が立て込み、仕事に追われている時などに使われることが多いでしょう。

例文:新商品のリリースが近いため、明日は終日仕事です。

終日営業

終日営業は、お店やレストランでよく使われる表現。終日は基本的に「営業時間内」を表します。ですが、営業時間が表示されておらず、「終日営業」とだけ書かれている場合には、「24時間営業」を意味することが多いです。

例文:仕事後は、終日営業のお店で明日のプレゼンの準備をすることにした。

机上に置かれたスマホと飲み物
(c)Shutterstock.com

終日運休

終日運休とは、電車やバス、飛行機などの交通機関が使う表現で、「最終便や終電まで運休すること」という意味です。台風や何らかのトラブルなどにより、一日中運行ができなくなる時によく使われます。

例文:大型台風の影響により、○○線は終日運休です。

終日通行止め

終日通行止めとは、「一日中通行ができなくなること」という意味。高速道路のリニューアル工事や開通などが行われる時によく耳にする表現ですね。高速道路の終日通行止めでは、たいていの場合、具体的な時間帯が示されていることが多いです。

例文:リニューアル工事により、○○道は終日通行止めを行います。

終日と全日の違いは?

終日と似た言葉に、全日があります。全日とは、「すべての日」「一日中」という意味。「一日中」は、終日と同じ意味ですが、「すべての日」という意味は終日にはありません。例えば、「8月は、全日運行します」といった場合には、「8月は休みなく、毎日運行している」という意味です。

類語や言い換え表現は?

終日を他の言葉に言い換えたい場合には、「一日中」「四六時中」「いつでも」などを使うといいでしょう。ですが、「いつでも」は、言い換えられる表現が限られています。例えば、「終日対応可能」は「いつでも対応可能」と言い換えられますが、「終日不在」を「いつでも不在」と言うのは不自然ですよね。

そのため、言い換えに迷った時は、たいていの表現で言い換えが可能な「一日中」を用いた方が無難でしょう。

英語表現は?

終日の英語表現には、「all day」「the whole day」「all day long」などがあります。それぞれ例文も紹介しますので、参考にしてくださいね。

・She will be absent all day on that day.(彼女はその日は終日不在です)
・I was working the whole day.(私は一日仕事していました)
・He slept all day long.(彼は一日中寝た)

最後に

この記事では終日という言葉について、さまざまな角度から解説しました。ビジネスシーンでもよく聞く言葉ですので、この機会にしっかりと意味を覚えてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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