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2023.04.02

「後回し」の意味とは? 類語表現や後回し癖のある人の特徴について紹介

「後回し」とは、「順番や優先順位をあとに遅らせること」という意味です。類語表現には、先送りなどがありますよ。本記事では、後回しや類語表現の使い方について紹介します。また、後回しや先送りをしてしまう癖のある人の特徴や後回し癖を直す方法についても解説しましょう。

「後回し」とは?

「やる気が出ないから、ご飯を食べてから取り掛かろう」「明日から本気出す!」。このような考えが頭をよぎった経験はありませんか? 「こなさなければならないタスク」だと思えば思うほど、腰が重くなってしまいがち。ついつい楽な選択へと流されてしまうこともありますよね。

そういったことが度重なると、取り返しのつかない事態にまで発展してしまうかもしれません。それはいわゆる「後回し癖」かも…。

本記事では、後回しの意味や類語表現を紹介します。あわせて、後回し癖のある人の特徴についても紹介。物事を後回しにしても、いつかは自分で後回しにした分を取り返さなければならず、より苦しい思いをしてしまうかもしれません。

そこで、記事の後半では後回し癖を直す方法についても一緒に考えていきましょう。

「後回し」の意味

「後回し」とは、「順番や優先順位をあとに遅らせること」という意味です。仕事などのやらなければならないタスクを「後に回す」という漢字そのままのニュアンスで捉えられます。

「仕事を後回しにして、あとで大変な目に遭った」「後回しにしていたから、スケージュールに大きな狂いが生じてしまった」など、ネガティブなニュアンスで使われることが多いです。

ただし、後回し自体にネガティブなニュアンスは含まれておらず、あくまでも「順番をあとに回すこと」というニュアンスになります。例えば、「この仕事を後回しにして、先にこの案件に取りかかったほうがより良い成果を生めるだろう」などと使われることも。

仕事中に大きなあくびをする女性
(c)Shutterstock.com

後回しの類語表現を紹介

後回しの類語表現についても紹介しましょう。後回しは、ネガティブなニュアンスで使われることも多い言葉です。とくに、ビジネスシーンなどではなるべく使いたくはない言葉なのではないでしょうか。

そんなときには別の表現で言い換えてみましょう。ビジネス向けとカジュアル向けの類語表現をどちらも紹介します。

1:ペンディング

ペンディングという言葉を知っていますか? 「ペンディング」とは、「未解決の状態で保留すること」という意味があります。ちなみに英語では「pending」です。例えば「ペンディングになっている事案だ」「この問題についてはペンディングする」というように使われます。

2:先送り

「先送り」とは、「解決や決断、処理などを先に延ばすこと」という意味です。「決断を後回しにする」と同じように「仕事を先送りにする」ということができます。

3:先延ばし

先送りと似た表現に先延ばしという言葉もありますね。「先延ばし」も先送りとほぼ同じニュアンスです。ただし、「延ばす」や「延長する」のように「延」という漢字が使われているので、「期限を先に延ばす」という意味合いが含まれています。

後回し癖のある人の特徴とは?

しなければならないタスクを後回しにするケースの多くは、面倒に感じたり目の前の楽しみを優先させたりすることが原因のようです。

戦略があって行なう後回しは別として、このような後回し癖は、ビジネス面においては評価されない行為だと言えるでしょう。後回しをしてしまう人には、どのような特徴が共通しているのでしょうか?

1:楽観的

後回し癖のある人は、良くも悪くも楽観的な人が多いようです。「何とかなる」という気持ちが、こなさなければならない仕事よりも、目の前の娯楽や楽な選択を優先させてしまっているのかもしれません。

2:言い訳をして正当化する

「今日は疲れているから…」「頭悪いからよく分からないし…」など、後回し癖のある人は言い訳をしてしまいがち。

今すべきことをしないでいるための言い訳をして自身を正当化する傾向にあります。周りからみると、言い訳を連ねて嫌なことから逃げているように見えてしまうでしょう。

両手に書類を握り締めて怒る女性
(c)Shutterstock.com

3:責任感がない

責任感がない人は、物事や決断を後回しにしてしまい傾向があります。嫌なことから逃げるという意味での後回しは、のちのトラブルに発展してしまうことも。後回しにしてしまう人は、いざトラブルに直面した際にもそこから逃げてしまう可能性が高いでしょう。

4:失敗や傷つくことが怖い

失敗や傷つくことを恐れて後回しをしてしまっているという場合も考えられます。後回しにするということは、行動を起こさないでいるということです。行動を起こせば、その行動に対して責任がうまれます。それだけでなく、失敗してしまったり自分が傷ついてしまったりするかもしれません。

「何かしら変化させる行動を起こす」ことをしたくないという心理が働いているのかもしれませんね。

後回し癖を直すにはどうしたら良い?

基本的に、後回しにすることは良い結果を招きません。しかし、後回しは癖になりやすいです。分かっているけれど、ついつい後回しにしてしまうという人も少なくないのではないでしょうか。

そこで、最後に後回し癖を直す方法について一緒に考えていきましょう。

1:ご褒美をつくる

後回しにしてしまうと悩んでいる人は、ご褒美を用意してみましょう。「やりたくないけれど、これがクリアできたらご褒美が待っている!」と思えたら、後回しせずに行動に移せるのでおすすめです。

買い物を袋をさげて楽しそうに歩く女性たち
(c)Shutterstock.com

2:「なぜ、それをするのか?」について考える

タスクの先にある目的、ゴールについて考えてみましょう。後回し癖のある人は、その行動の先にあるゴールが見えていないからかもしれません。ゴールにある達成感や良い結果が予想できないため、目の前の楽な選択に流れてしまうのです。

そこで、「なぜしなければならないのか?」「それを達成すると何があるのか?」について考えるようにすると、後回し癖が改善されるかもしれません。

3:小さなことから向き合ってみる

後回し癖は、一朝一夕に直せるものではないのです。人によって個人差もあるでしょう。無理に何でもかんでも頑張る必要はありません。ですが、少しずつ後回しして逃げる癖と向き合ってみましょう。

朝のうちに夜ご飯の下ごしらえができたなど、何でも構いません。小さな積み重ねを繰り返すことで、後回し癖を段々直していけるのではないでしょうか?

最後に

本記事では、後回しの意味や類語表現について紹介しました。どちらかというと、ネガティブなニュアンスを持つ言葉です。後回し癖を直したいと思っている人も少なくないはず。そこで、後回し癖のある人の特徴を踏まえて、後回し癖の直し方についても紹介しました。一つの参考にしてみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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