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2024.07.01

リテラシーとは|ビジネスシーンのリテラシーについて意味や使い方を紹介

現代社会の中で重視されている「リテラシー」。個人にも、高いリテラシーを求められる場面が増えつつあります。今回はビジネスシーンの「リテラシー」について、意味や言葉の使い方、リテラシー向上の方法などを紹介します。

「リテラシー」の意味

「リテラシー」という言葉を見聞きすることがあるでしょう。しかし、カタカナ語であるリテラシーが何を指すのか知らない人もいるのではないでしょうか?

今回はリテラシーについて、意味やビジネスシーンでの使い方、種類などを調べました。

(c) Adobe Stock

辞書の意味

リテラシー【literacy】
1:読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。
2:特定の分野に関する知識や、活用する能力。「コンピューター—」「情報—」

『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

もとは読み書き能力を指す言葉として使われていましたが、ビジネスシーンでは「2」の意味で用いることがほとんどです。情報などを適切に理解し、業務に活用する能力や、それを発揮する力を指す場合に用いられています。

「リテラシー」の使い方

「リテラシー」という言葉の使い方を見ていきましょう。よく使う表現を紹介します。

よく使うフレーズを紹介

■リテラシーがある(ない)
知識や能力の有無について表す際に用いる表現です。

例文1:リテラシーがある人は、正しい情報をすぐに取得することができる。
例文2:今回のトラブルは、情報リテラシーがなかったことによるものだと私は考える。

■リテラシーが上がる
知識や能力が向上することを指す場合に用いられています。

例文:社員のITリテラシーが上がれば、より効果的なSNS運用をすることができるだろう。

■リテラシーを持つ
知識や能力を習得している状態を表します。

例文:個人が金銭面で安定し、よりよい生活を送るには、金融リテラシーを持つことが必要です。

■リテラシーを身につける
知識や能力を習得することや、応用力を得る意味で使われています。

例文:ネットリテラシーを身につけることは、自分を守ることにもつながります。

■リテラシーが高い(低い)
知識や能力のレベルが高い、あるいは低い場合に用いる表現です。

例文1:彼女はITリテラシーが高いので、彼女の言うことには信憑性を感じる。
例文2:ITリテラシーが低いと、思わぬトラブルを招くことがある。

ビジネスに関連する「リテラシー」

リテラシーの種類は多岐にわたります。ここからはビジネスに関連して用いることが多い、リテラシーについて紹介します。

(c) Adobe Stock

ITリテラシー

コンピューターやIT機器、インターネットの情報などにまつわる知識や、利用する能力のことを「ITリテラシー」といいます。機器の取り扱いや、ネットのセキュリティなど、ITに関することはすべてが対象です。

ITリテラシーが低いと、誤った情報を世界に向けて発信したり、不適切な情報に振り回されたりするなど、業務に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、機器やITツールを適切に使うことができず、ウイルス感染や情報漏洩といった重大な問題を招いてしまうということも…。

社員一人一人のITリテラシー向上は、企業にとって大きな課題といえるでしょう。

メディアリテラシー

メディアとは、テレビや雑誌、新聞などのこと。これらメディアを利用する際の基礎的な教養や能力のことを「メディアリテラシー」いいます。

・メディア情報を主体的に読み解くことができるかどうか。
・能動的にメディアの情報にアクセスし、それを活用できるかどうか。
・メディアを通じて相手とのコミュニケーションをはかれるかどうか、など。

情報リテラシー

情報を十分に使いこなす能力のことを「情報リテラシー」と呼びます。インターネットに限らず、テレビや新聞などの情報から社内のうわさ話まで、すべての情報が対象です。情報リテラシーで重視するのは、次の事柄です。

・大量の情報の中から、適切な情報を取得できるかどうか。
・正確で適切な情報を発信できるかどうか。
・発信方法が適切であるかどうか。
・誤った情報を自ら拡散させない、など。

情報リテラシーが低いせいで、自社や取引先、顧客などに多大な損害を与えてしまったというケースもあることを認識しておきたいですね。

なお、情報リテラシーは、メディアリテラシーやコンピューターリテラシーとほぼ同じ意味で使われることがあります。

ITリテラシーを向上させる方法とは?

現代、特に求められるのがITリテラシーの向上です。スピーディーに変化する時代に対応するには、ITリテラシー向上は必須条件。ITリテラシーが低いままだと、生産性の低下や効率化の停滞、情報漏洩などの発生につながることもあるからです。また、コミュニケーション不足の原因になるケースもあります。

ここからは、個人がITリテラシーを向上させる方法を紹介します。できそうなことがあれば、取り入れてみてくださいね。

リテラシー
(c) Adobe Stock

資格取得に挑んでみる

資格取得を目指してみるのもおすすめです。ITに関連するさまざまな資格を調べ、学んでみるのもいいですね。資格の中には、昇進や出世、転職などに有利に働くものがあります。自分の目的にあった資格を探してみてください。

SNSやブログの運用

ITリテラシーについて学んだことを、SNSやブログでアウトプットするのも有効です。インプットした知識をアウトプットすることで、より理解が進むでしょう。また、学ぶ仲間ができる、トレンドを理解できるようになるといったメリットもあります。実際にSNSやブログを運用することで、自然とITリテラシーが向上するでしょう。

最後に

「リテラシー」について、意味や種類、ビジネスシーンでの使い方などを紹介しました。リテラシーの中でも、特にITリテラシーは重視される傾向にあります。生活する上でも欠かせないITリテラシーについて、学んでみるのもいいでしょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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