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2024.06.30

「コンフォートゾーン」を抜け出す方法とは? 仕事で成長するポイントを解説

「コンフォートゾーン」とは、自分自身が不安やストレスを感じずに、安心して過ごせる領域のこと」。成長してキャリアアップするには、もう一つ上の「ラーニングゾーン」に身を置く必要が! 本記事では、「コンフォートゾーン」の意味やそこから抜け出す方法を解説します。

「単調な仕事ばかりで退屈」「毎日同じルーティーンを繰り返している」そんな人は、もしかしたら、「コンフォートゾーン」にいるのかも? 自分にとって居心地のいい場所にいるのは安心できる反面、「このままでいいのかな?」と心がモヤモヤすることがあるかもしれません。「コンフォートゾーン」から抜け出すことで、なりたい自分に近づくことができるはずですよ!

本記事では、「コンフォートゾーン」の意味や「ラーニングゾーン」との違い、「コンフォートゾーン」を抜け出して夢を叶えたり、目標を達成する方法を解説します。

「コンフォートゾーン」の意味

「コンフォートゾーン」とは、自分自身が不安やストレスを感じずに、安心して過ごせる領域のこと。英語で「comfort」は、「快適」「心地いい」「安心」。「zone」は、「区域」「地域」などの意味があることからも、自分にとって居心地がいい場所ということが理解できますね。

「コンフォートゾーン」があることで、精神的に安定し、穏やかな状態でいられるというメリットがある一方で、慣れきった環境に甘んじてしまい、変化や挑戦することを避けてしまうこともあります。

仕事内容や年収、生活状況など、「このくらいで充分」と現状に満足し、今いる状態から抜け出せず、自ら成長することを拒否してしまうこともあるでしょう。

職場環境や仕事内容、友人関係、パートナーとの関係など、日常のあらゆる場面に「コンフォートゾーン」があります。ここからは、ビジネスシーンと日常生活の「コンフォートゾーン」の具体例をみて、「自分は今どの領域にいるのか」チェックしていきましょう。

(c) Adobe Stock

日常生活の「コンフォートゾーン」

日常生活における「コンフォートゾーン」の具体例としては、以下のようなものが挙げられます。

・自宅や自分の部屋
・よく行くお店
・気心の知れた友人との関係
・長年連れ添うパートナーとの関係
・数年間住んでいる地域
・実家

自分が日々生活をしている家やよく行くお店などは、「コンフォートゾーン」に当たりますね。仕事が終わり、家に帰ってくると気持ちがホッとするのは、自分にとって心地よい空間だから。自分の好きなインテリアやペットなどがいる部屋は、心から安心できますよね。

また、通い慣れた道や住み慣れたエリアなども、自分にとっての「コンフォートゾーン」と言えるでしょう。特に環境の変化が苦手という人は、引越しや転職はあまりせず同じ環境を選ぶ傾向があるかもしれませんね。

ビジネスシーンの「コンフォートゾーン」

ビジネスでの「コンフォートゾーン」は、職場環境から仕事内容まで含まれます。

・数年間働いている会社
・付き合いが長い上司や同僚、部下
・やり慣れている仕事
・簡単な業務

何年も同じ会社に勤めていて、担当する業務内容や仕事の進め方などもだいたい把握できている場合、ストレスが少なく自分にとって心地いい環境と言えるかもしれません。資料の整理や簡単な事務作業などを淡々と進めている時間も同じです。安心して仕事ができている状態は、精神的に安心できる一方で、新しい仕事にチャレンジする機会が少なく、成長を妨げている要因になっていることも。

その他に2つのゾーンも

人の心の中には、「コンフォートゾーン」のほかに、「ラーニングゾーン」「パニックゾーン」があるとされています。それぞれ、自分にとってどんな領域なのか、一緒に確認していきましょう。

(c) Adobe Stock

1:ラーニングゾーン

「ラーニングゾーン(learning zone)」とは、「学びの領域」のこと。「コンフォートゾーン」の外側にある領域で、今まで経験したことがない仕事や、より難易度が高い課題が与えられた時などに入るゾーンとなっています。

例えば、大きいプロジェクトを任された時や、新しい部署への配属、昇進してから初めての仕事などは、未経験なことも多く、「うまくできるかな?」「最後までやり切れるだろうか…」と不安や緊張が付きまとうもの。新しい環境に慣れ、経験やスキルを身につけるための努力が必要となります。

2:パニックゾーン

「パニックゾーン(panic zone)」とは、自分の能力が全く通用しない領域のこと。持っているスキルや知識では歯が立たず、大きなストレスを感じてしまいます。大量の仕事を抱えて、何から手をつけていいのかわからなくなったり、知識がないので業務を終えるのに時間がかかりすぎるなど、精神的に追い詰められてしまう恐れも。

ラーニングゾーンのように、未知の領域への挑戦をして自分の成長に繫げることは大切なことですが、パニックゾーンに陥ると、他人に迷惑をかけたり、健康状態を害してしまう可能性も…。どこまでが自分の成長にとって必要な負荷なのか、きちんと見極めたいですね。

「コンフォートゾーン」を抜け出すには?

「キャリアアップしたい」「別の業種に転職したい」「将来、独立したい」など、今の自分からさらに成長するためには、今いる「コンフォートゾーン」を抜け出して、ラーニングゾーンに踏み込む必要があります。

(c) Adobe Stock

1:今、自分がどのゾーンにいるのか把握する

まずはじめに、今自分がどのゾーンにいるのか現状を把握しましょう。「職場環境も、仕事内容にも特にストレスを感じていない」「慣れた作業しかしていない」という場合は、ビジネスにおいて「コンフォートゾーン」にいる可能性が高いです。または「最近新しい仕事を任された」「将来のために資格の勉強をしている」という場合は、「コンフォートゾーン」からラーニングゾーンへと移行している途中と考えられますね。

2:目標やなりたい自分像を明確にする

もし、「自分は今、コンフォートゾーンにいるな」と思ったら、今後自分がどうなっていきたいのか、目標やビジョンを明確にしましょう。数年後の理想の姿をイメージし、「なりたい自分になるためには、今何を身につけるべきなのか」を考えます。必要な知識や取りたい資格などを具体的にあげて、いつまでに資格を取得する、何年後までに独立資金を貯める、など期間や数字を決めてみてください。

目標が定まったら、今の自分に足りていないことを課題と捉えて、一歩ずつチャレンジしていきましょう。

3:少しずつラーニングゾーンを広げる

仕事への目標が高いほど、張り切ってラーニングゾーンを広げがち。しかし、いきなり「転職して引越しする」「新しいプロジェクトに参加する」「夜は通信講座を受ける」など詰め込みすぎると、負荷がかかりすぎて一気にパニックゾーンに突入してしまう可能性も! まずは、一つ状況を変えるアクションを起こすことができればOKです。一つずつステップを踏んで、確実に成長に繫げていきましょう。

4:前向きな気持ちで続けられる工夫を

「コンフォートゾーン」からラーニングゾーンに移行するのは、慣れないことにチャレンジすることなので、失敗はつきもの。「まずは、一度やってみる」「初めてのことだから失敗しても仕方ない」と自分を鼓舞して挑戦してみましょう。たとえ失敗したとしても、改善方法を考え、繰り返し経験を積むことで成長に繫がります。

また、慣れない作業に挑戦することは、少なからずストレスが伴います。先輩に仕事の悩みを相談したり、休日はヨガで体を動かすなど、適度にリフレッシュする時間も大切にしてくださいね。

最後に

「コンフォートゾーン」という概念を知っておくと、「自分が今どのポジションにいるのか」を客観的に把握することができます。「最近、慣れた仕事ばかりで退屈しているな」「今のままでいいのかな?」と考えている人は、ぜひ自分の夢や目標を再確認して、ラーニングゾーンへ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c) Adobe Stock

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