「OK」ってなんの略?
こんにちは。英語講師のmachiです☆
以前の記事で、「No.(ナンバー)」や「o’clock(オクロック)」、「am・pm(エーエム・ピーエム)」が、それぞれどんな言葉の省略形なのかについてご紹介してきました!
たとえば「No.」は「number」の略でしょ? と思う方もいると思いますが…… 「number」には“o”が使われていませんよね。
それもそのはず。実は「No.」は、英語の「number」の省略形ではないのです。詳細は、上記リンク先からチェックしてみてくださいね^^
さて、今回も、なにげなく使っている「あの言葉」が何の略語なのかをチェックしていきましょう~!
今回ご紹介するのは……
「OK」
みなさんお馴染みの「いいよ。了解!」というときに使う言葉。「O.K.」とも「Okay」とも表記しますが、そもそも何の略なのでしょうか?
前回の記事>>「I’m down!」と言われたら… え、そんな意味に!? 【連載 大人の英語塾】
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正解は?
実は由来は諸説あるようなのですが、その中でも有力候補の一つとして挙げられているのが、“all correct”(すべて正しい)の略という説!
え、でもそれなら「AC」なのでは? と思いそうですが、“oll korrect”と意図的にミススペルをしたことから生まれたというものです。
さて、せっかくなので、「OK」を使った「I’m OK.」という定番フレーズについて、主にどんな意味がありどんな使い方をするのかをチェックしていきます!
1. 心配してくれる相手に「大丈夫」と言うとき
【例文】
A:「You look pale. Do you feel sick?」(顔色が良くないけれど、気分悪いの?)
B:「I’m OK. I’m just worried about today’s presentation.」(大丈夫だよ。今日のプレゼンのことを心配していただけだから)
2. 相手の誘いに対して「結構だ」と言うとき
【例文】
A:「Want some beer?」(ビールどう?)
B:「No, I’m OK, thanks.」(いや大丈夫だよ。ありがとう)
3. 「調子どう?」という挨拶に「まあまあ」と答えるとき
【例文】
A:「How are you doing?」(調子どう?)
B:「I’m OK. How about you?」(まあまあだよ。君は?)
4. 相手の提案に「自分も都合がいい」と言うとき
【例文】
A:「Let’s meet up in front of the station.」(駅前で待ち合わせしよう)
B:「I’m OK with that.」(それでいいよ)
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この連載「大人の英語塾」では、意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語のイディオムなどを、サッと隙間時間にでも読める内容でお届けしています。思わずクスッとしてしまう英語ならではのユニークな表現から、海外ドラマでよく登場するあのセリフまで盛りだくさん! Oggi.jpにて定期的に配信していますので、ぜひ覗いてみてくださいね♡
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。