「o’clock」はなんの略?
学生時代に習った人も多いであろう、英語の「o’clock」(オクロック)という表現。たとえば、「two o’clock」のように、「~時ちょうど」つまり、「××時00分」の場合に使いますよね!
そもそも「o’clock」は、アポストロフィー(’)が付いていて省略形。では、なんの省略形なのかわかりますか?
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正解は……「of the clock」の略!
「o’clock」は、「of the clock」の省略形。たとえば「two o’clock」というと、時計における(時計の)2ということなので、=2時とイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。
またファーストフードの人気メニュー「フィレオフィッシュ(filet-o-fish)」の「o」も、「of」の省略形。つまり、「filet of fish」=fish(魚)のfilet(切り身)ということになるわけです。
時間つながりでいうと、「a.m.」と「p.m.」が、それぞれ「午前」、「午後」を表すということはご存じだと思いますが、これらも省略形。でも実は、英語ではなくラテン語が使われているのです。
a.m.=ante meridiem
p.m.=post meridiem
meridiemは「正午」で、anteは「前」、postは「後」。そのため、a.m.は「正午の前」=「午前」。p.m.は「正午の後」=「午後」となります。
また日本では、「AM10:00」のように表記されていることもありますが、英語で書く場合は「10:00 a.m.」のように時刻が先にくるのが鉄則です!
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「イメチェン」は英語で通じる? 通じない? 勘違いしてるかも…
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。