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2025.11.18

「欣喜雀躍」ってどんな気持ち? 類語や対義語も丁寧に解説

「欣喜雀躍(きんきじゃくやく)」とは、小躍りして喜ぶこと、大喜びすることを意味します。本記事では、「欣喜雀躍」の意味と使い方、英語表現、類語・対義語、よくある疑問と回答を紹介します。

この記事のサマリー

・「欣喜雀躍」の読み方は「きんきじゃくやく」、意味は小躍りして喜ぶことを表します。
・類語には「有頂天」、「小躍り」、「狂喜乱舞」などが挙げられます。
・対義語は「落胆」「意気消沈」などが挙げられます。

日常会話や文章で、喜びの気持ちを表したいときに目にすることがあるのが「欣喜雀躍」という四字熟語です。知的で印象に残る表現のため、意味を正しく知っておくと教養を深めることができます。

この記事では、「欣喜雀躍」の意味や使い方、由来、英語表現、類語、対義語まで整理していきます。

「欣喜雀躍」とは? 意味・読み方・使い方を丁寧に解説

まずは「欣喜雀躍」の意味・使い方・由来を解説します。

「欣喜雀躍」の読み方と意味

「欣喜雀躍」は、「きんきじゃくやく」と読みます。意味は、大喜びすることです。

辞書では、次のように説明されていますよ。

きんき‐じゃくやく【×欣喜×雀躍】
[名](スル)こおどりして喜ぶこと。「合格の知らせに―する」

引用:『デジタル大辞泉』(小学館)

「欣喜雀躍」は「欣喜」と「雀躍」という、いずれも喜びを意味する二つの語を組み合わせた四字熟語です。

例えば「合格の知らせに欣喜雀躍した」のように、嬉しさを抑えきれず思わず体が動いてしまうような感情を表すときに使うことが多いでしょう。

参考:『デジタル大辞泉』、『日本国語大辞典』、『使い方の分かる 類語例解辞典』(すべて小学館)

使い方と例文|「欣喜雀躍」はどんな場面で使う?

「欣喜雀躍」は、特に嬉しさを抑えきれない様子を強調したいときに使います。以下は、実際の使い方の例です。

【例文】
・「志望校に合格し、欣喜雀躍した」
・「この契約が決まったと伝えたら、部長はきっと欣喜雀躍するだろう」
・「新作の発表にファンたちは欣喜雀躍した」

口語でわかりやすく言い換えるなら、「大喜びする」「飛び跳ねて喜ぶ」といった表現だと伝わりやすいでしょう。

(c) Adobe Stock

「欣喜雀躍」を英語で言うと?

「欣喜雀躍」を英語で表すなら、“jump over the moon”がいいでしょう。「喜びのあまり小躍りする」「飛び上がるほどうれしい」という意味があります。

例文:I jumped over the moon when I heard the news.
(その知らせを聞いて、飛び上がるほどうれしかった。)

参考:『ランダムハウス和英大辞典』(小学館)

「欣喜雀躍」の類語・対義語をチェック

続いて、ここでは類語や対義語を確認し、適切な使い方の幅を広げていきましょう。

類語|「有頂天(うちょうてん)」

「有頂天」は得意の絶頂であることを表します。ただし、「有頂天」は他を顧みないようなネガティブな意味も含みますよ。

類語|「小躍り(こおどり)」

「小躍り」は飛び上がるほどに嬉しいことを表します。「小躍りして喜ぶ」と表現することが多いですね。

類語|「狂喜乱舞(きょうきらんぶ)」

「狂喜乱舞」は、我を忘れて躍り喜ぶことを意味します。感情の昂ぶりが非常に強い場面で使われますよ。

(c) Adobe Stock

対義語|「意気消沈(いきしょうちん)」

「意気消沈」とは、「元気をなくしてしょげかえること」を意味します。期待が外れたときや、失敗した後などに使われることが多いでしょう。

対義語|「落胆(らくたん)」

「落胆」もまた、「期待がはずれてがっかりすること」を意味します。日常会話でもよく使われますね。

参考:『デジタル大辞泉』(小学館)

(c) Adobe Stock

「欣喜雀躍」に関するFAQ

ここでは、「欣喜雀躍」に関するよくある疑問と回答をまとめました。参考にしてください。

Q1. 「欣喜雀躍」の読み方はなんですか?

A. 「きんきじゃくやく」と読みます。

Q2. 類語には何がありますか?

A. 「有頂天」「小躍り」「狂喜乱舞」などが挙げられます。

Q3. 使い方で注意すべき点はありますか?

A. 「欣喜雀躍」は飛び上がるほどの嬉しさを表すため、軽い喜びや皮肉めいた文脈では不自然に響くことがあります。

最後に

漢字の見た目や響きが難しくとも、「欣喜雀躍」は喜びをストレートに表現できるハッピーな四字熟語。誰もが、「それはうれしいでしょう」と納得するような喜びに対して使われます。

自分が「欣喜雀躍」するのはもちろん、誰かが「欣喜雀躍」している場面でも使用できますので、例文を参考に、ビジネスシーンや、喜びを分かち合えるような最適な場面でどんどん使ってみましょう。漢字からイメージが掴みやすいので、手紙やメールなど文章に盛り込むのもおすすめですよ。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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