「You, too.」は「私も!」と言いたいときに使われることがある!
「You, too.」って、「あなたも」って意味じゃないの!? と思った方もいるかもしれません。
もちろん、「あなたも」という意味でも使われます。
たとえば、こんな場面で使われますよね。
A:「Have a nice day!」(良い1日をね)
B:「You, too!」(あなたもね)
A:「You did a great job!」(頑張ったね)
B:「You, too!」(あなたもね)
ここでは「You, too.」が使われるというのもピンときやすいかと思います。
では、「You, too.」が「私も」という意味で使われるのはどんなときでしょうか?
前回の記事はこちら>>「It’s a big word.」の意味は? それは大きな言葉… って何!? 【連載 大人の英語塾】
目的語が “you” のときは「You, too.」を使う!
結論から言うと、相手の発言の目的語が“you”のときは、「私も」と言いたいときに「You, too.」が使われるのが一般的。
たとえば、「I love you.(愛しているよ)」と言われて「私も」と答えたいとき。
「Me, too.」と答えたくなりませんか?
でも「Me, too.」と返してしまうと、場合によっては「私も私のことを愛しています」という意味に聞こえてしまう可能性が!
そのため「I love you, too.」と返すのがより適切で、それを省略して「You, too.」と答えることも可能。
同様に、「Nice to meet you.」と言われて「こちらこそ」と言いたい場合は、「Nice to meet you, too.」(や「You, too.」)と答えるのが適切なのです!
「Me, too.」を使えば良いのか「You, too.」を使えば良いのか少しわかりにくいと感じるかもしれませんが、まずは省略しない形で考えるとわかりやすいかもしれませんね!
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。