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2024.07.11

最近流行りのY2Kって何の略? 意味やY2Kファッションについて紹介!

Y2Kとは「year2000」を略した言葉で、本来は2000年代のことを指します。近年Z世代の間でブームとなっているY2Kは、1990年代後半から2000年代頃に流行したカルチャーのことです。本記事では、Y2Kが再流行したきっかけやY2Kファッションの特徴について紹介します。

近年若者の間では、Y2Kファッションがブームとなり、自身のコーデに取り入れる人も多いそうです。ところで、この「Y2K」とは何でしょうか? Y2Kが再流行したきっかけやY2Kファッションの特徴について、一緒に見ていきましょう。

Y2Kとは? 

Z世代の間で話題となっているこの言葉。若い世代で知らない人はほぼいない、というほど浸透しているようです。まずは意味の解説からしていきましょう。

Y2Kとは「year2000」を略した言葉で、本来は2000年代のことを指します。また、コンピューターの不具合によって起こった「2000年問題」も「Y2K問題」と呼ばれていました。これは、西暦が2000年に変わるタイミングで、年号を下2桁で管理していたコンピューターシステムが1990年と誤認してしまうことによって、社会的混乱が生じた出来事のことです。

近年Z世代の間でブームとなっているY2Kは、1990年代後半から2000年代頃に流行したカルチャーのことを指します。令和を生きるZ世代にとって、この時代の平和レトロな雰囲気は新鮮で面白いようですね。特に若者が注目しているのが、2000年代前後のファッション。Y2Kファッションの再ブームは、日本だけでなく世界的にトレンドとなっています。

さらに、最近ではファッションだけに限らず、2000年代を想起させる音楽やスイーツも「Y2Kミュージック」「Y2Kスイーツ」などと呼ばれているそうですよ。

(c) Adobe Stock

Y2Kが流行りだしたきっかけは?

世界的にトレンドになっているY2Kですが、なぜ近年になって再び注目されるようになったのでしょうか?

Y2Kの再ブームを巻き起こした原因の1つは、近年世界中で人気のK-POPアイドルです。BLACKPINKやNewJeansが衣装としてY2Kファッションを取り入れたことで、若い世代から注目されるようになりました。その後、インフルエンサーによるSNS発信なども加わって、今では若者の間でY2Kファッションを知らない人はいないほどになりました。特にアジア圏のZ世代に人気で、韓国では、とある音楽番組の歌謡祭のテーマにY2Kが起用されるほど浸透しているようです。

Y2Kファッションに使うアイテムを紹介

若者に大人気のY2Kファッションですが、実際にどんなアイテムが使われているのか気になりますよね。興味のある方はぜひこのアイテムを取り入れて、Y2Kファッションを着こなしちゃいましょう!

(c) Adobe Stock

1:クロップド丈のトップス・ちびT

クロップド丈のトップスとは、ウエストあたりで丈が切り取られているような短いトップスです。そしてちびTは、1990年代後半に若い世代で流行ったアイテムで、身丈が短くサイズが小さいTシャツのことを言います。この2つに共通するのは、おへそが少し見えるくらいの肌見せアイテムだということ。これによって上半身は華奢に、下半身は脚長に見える効果があります。

Y2Kファッションでは、がっつりではなく軽い肌見せが好まれているのだそう。ロゴ入りトップスやナイロン素材のアイテムを使って、セクシーになりすぎないスポーティカジュアルコーデも人気です。

2:ローライズデニム

ローライズとは、股上が浅く、おへその下にベルト位置がくるデザインのこと。ハイウエストのデザインとは異なり、腰回りがもたつかず、スッキリした印象を与えてくれます。コンパクトなトップスに、ゆったりとしたローライズデニムを合わせるファッションはまさにY2Kの代表的なコーデと言えるでしょう。腰位置が低く見えやすいため、厚底のシューズと合わせて履くのがおすすめです。

3:レイヤードアイテム 

いわゆる重ね着アイテムです。Tシャツの下にシアーシャツを仕込んでみたり、上からビスチェやコルセットを合わせてみたり…。がっつり肌見せはしないY2Kファッションでは、胸元をインナーで隠すなど、オシャレなレイヤードスタイルも取り入れられています。

4:ルーズソックス・アームカバー

1990年代にブームとなったルーズソックスも、Y2Kファッションには欠かせません。ミニスカートと一緒に合わせることで、露出しすぎず可愛いコーデになります。白色のイメージがあるルーズソックスですが、最近はピンクや水色なども人気です。

アームカバーもカラーバリエーションが豊富で、存在感のある小物としてワンポイントに。ピチッとしたトップスに、ボリュームのあるアームカバーを合わせるなど、絶妙なバランスが楽しまれています。カジュアルになりすぎたくない人は、レース素材の物を使うと可愛い雰囲気が出るでしょう。

5:厚底シューズ

Y2Kファッションは、足元や小物にインパクトを残すことが多いです。そのため、ボリュームのある厚底ブーツや厚底スニーカーが人気。カジュアルな抜け感を作りつつ、脚長効果も期待できます。ヒールシューズに比べて、厚底シューズは足が痛くなりにくく、長時間履ける点がいいですね。

令和版Y2Kファッションの特徴を解説!

若者の間で人気のY2Kファッションですが、2000年当時のままというわけではなく、現代風にアレンジして楽しまれています。令和バージョンのY2Kファッションには、どのような特徴があるのでしょうか?

(c) Adobe Stock

1:ジェンダーレスファッション

2000年代に比べて、多様性の価値観が浸透してきたZ世代。「女性らしさ」「男性らしさ」というイメージにとらわれないという点で、Y2Kファッションが支持されています。コーデに取り入れるシルエットやデザイン、カラーを、性別の固定観念を気にせず選べる自由なスタイルがY2Kファッションの特徴といえるでしょう。

2:日本以外の国のトレンドも取り入れている

国内でトレンドが作られていた2000年代とは異なり、世界のトレンドを取り入れるようになったのも、令和版Y2Kファッションの特徴です。SNSが普及しているZ世代ならではの特徴ですね。Y2Kファッションが流行し始めたのも、K-POPアイドルのSNS投稿が1つのきっかけでした。今若者の間で楽しまれているY2Kファッションは、中国や韓国など各国のアレンジが加わった新たなスタイルと言えるでしょう。

3:さりげないワンポイント

肌見せやポップなカラーを派手に取り入れるのではなく、バランス良く取り入れるのがモダン風Y2Kファッションです。ルーズソックスやアームカバー、レイヤードスタイルなどは、コーデをオシャレに見せつつも、派手な露出を抑える役割も…。軽い肌見せやワンポイントカラーを仕込むことで、目立ちすぎず個性をアピールできるスタイルとなるでしょう。

最後に

若者から大きな支持を得ているY2Kファッション。2000年当時のトレンドに、現代風アレンジを加えたこのスタイルは世界中でトレンドとなっています。多様性の価値観を取り入れたファッション、皆さんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c) Adobe Stock

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