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2023.12.11

「追ってご連絡します」の正しい使い方は? 類語や例文、使用時の注意点を紹介

ビジネスシーンや、問い合わせをした際に使用されることの多い「追ってご連絡します」という表現。「後から連絡する」ことを伝えるフレーズですが、物事の緊急性によっては異なる表現を用いた方が適切な場合もあります。本記事では「追ってご連絡します」の意味や例文、類似表現や使用時の注意点を紹介します。

「追ってご連絡します」の意味とは?

社会人であれば、何かと使用する機会の多い「追ってご連絡します」というフレーズ。社外の人からの問い合わせなどに対して、「一旦保留します」というようなニュアンスで使用されている方も多いかもしれませんね。ところで、その使い方、正しいのでしょうか…?

そこで、本記事では「追ってご連絡します」の正しい意味を確認し、類語や例文、使用時に注意したいポイントについて解説していきます。

「追ってご連絡します」の意味

「追ってご連絡します」の「追って」には、「近いうちに・後日」という意味があります。したがって、「追ってご連絡します」が意味するところは「後でご連絡します」ということ。

「追ってご連絡します」のフレーズを使用する場面は、会議や面接、電話やメールでの問い合わせなどがあります。「追ってご連絡します」を使用するにあたって、厳密に「いつ頃までに連絡しなければいけない」などの期間が定められている訳ではありません。一般的には「3日程」が「追って」に該当すると言われています。「この日までには連絡する」などと具体的に伝えておけば、認識の食い違いが起こらずにすみますよ。

パソコンでメール送信
(c)Adobe Stock

「追って」の類似表現を紹介

「追って」には、似たような意味を持つ表現がいくつか存在し、本記事では4種類を紹介します。

1:折り返し

「折り返し」には、問い合わせなどに対して、「時間的な間隔をあけずに可能な限り早めに対応する」という意味があります。ビジネスシーンなどでよく使われる「折り返しお電話します」のように、「直ちに(ただちに)」や「今すぐに」など、スピーディーに対応する時に使用できる言葉です。「担当者が戻り次第、折り返しこちらからお電話させていただきます」というような使い方ができます。

2:すぐさま

「すぐさま」には、「時間を置かずに、すぐに行動する」という意味があります。例えば、「先ほど帰宅したところだが、緊急の連絡があったので、すぐさま出勤しなければならない」といったような使い方が可能です。

3:日ならずして

「日ならずして」は、「それほど日が持たないうちに」や「近いうちに」というニュアンスを持つ言葉です。「先日復職したところだが、日ならずして退職した」というように使います。

4:近近(ちかぢか)

「近近」は、近い将来、時間的な間隔をあけずに行なうことを意味する言葉です。「ここだけの話ですが、先日外資系の会社からスカウトされたので、近近転職する予定です」のような使い方ができます。

「追ってご連絡します」を使用した例文をチェック

「追ってご連絡します」は、様々なシーンで使用できる言葉です。ここでは、場面別の例文を3種類紹介します。

スマホを打つ
(c)Adobe Stock

1:「ランチミーティングの詳細につきましては、追ってご連絡いたします」

ランチミーティングの予定日は決まっているけれど、場所や時間などの詳細までは決まっていないので、後ほど伝えるということです。すぐに決められない場合は、後で伝えてもいいでしょう。

2:「お問い合わせをいただきまして、誠にありがとうございます。この件につきましては、担当者より追ってご連絡いたします」

担当者が不在だったので、担当者が戻ってきた時に連絡するということです。

特にクレーム関連の問い合わせでは、良かれと思って担当者の代わりに説明したことが、余計に物事をややこしくなってしまうこともありますよね。間違いを起こさないためにも、当人同士でやり取りを行なってもらうのがベターです。

3:「面接の結果は、メールにて追ってご連絡します。本日はありがとうございました」

面接試験の合否は、メールで後ほど伝えるということです。

就職などの面接試験の場合、会社側も検討する時間が必要なので、結果は後日メールでの報告となることがほとんどです。試験を受けた側としては、合否の結果を待つ間はとてつもなく長く感じますよね。残念な結果の場合は、会社から早々に不採用の旨を記した、いわゆる「お祈りメール」が来るケースもあります。

「追ってご連絡します」を使う時の注意点

「追ってご連絡します」は、一旦答えを保留にして、後から連絡する時に使用する言葉。しかし、物事の重要性によっては使用を避けた方がいい場面もあるので、用いる際には注意が必要です。特にビジネスの場では、使用方法を誤ると相手とのトラブルの元になりかねません。

ここでは、間違いを引き起こさないためにも知っておきたい、「追ってご連絡します」を使用する際のポイントを2点紹介します。

NGマーク
(c)Adobe Stock

1:可能な限り早めに連絡を入れる

「追ってご連絡します」のフレーズを、「とりあえず」のニュアンスで使用される方も多いかもしれませんね。しかし、一度「追ってご連絡します」と伝えたらのなら、相手にやきもきさせないためにも、早めの対応を心がけましょう。もし、早めに回答することができるのなら、「追ってご連絡します」と伝えたその日中に連絡するのもOKです。

あまりにも連絡が来ないと、待たせている相手にはモヤモヤした感情を抱かせてしまうでしょう。催促の連絡をさせるのも、余計な気を遣わせます。「追ってご連絡します」を使用したのなら、最後まで誠意を持って早めに対応しましょう。

2:時間的余裕がない時は使用を避けて

「追ってご連絡します」を使用するなら、物事に時間的に余裕がある状況に限るといえます。例えば、クレーム対応など物事に緊急性がある場合、お客様やクライアントに対して今すぐ回答するのが困難なら、返答の時期を明確に伝える表現を用いた方が望ましいでしょう。

「申し訳ございません。明日までには必ず回答いたしますので、少々お待ちください」というように、具体的な期限を設けることで、相手も一旦その時間までは待ってくれるはずです。他にも「本日中」や「今日明日には必ず」など、具体的に時期を明らかにすることで、相手も安心できるでしょう。

最後に

何かアクシデントが起こった際にも使うことができる「追ってご連絡します」は、「一旦、その場を切り上げる」というような意味で使用することもあるかもしれません。しかし、このフレーズを使用したのならば、相手はあなたからの返答を待つことになります。「追ってご連絡します」を使用する時は、状況をよく判断することが大事ですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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