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夫婦喧嘩のあと、無視したor無視された経験はある?
夫婦喧嘩のあと、相手を無視した、もしくは無視されたことはありますか? 喧嘩の最中や直後にプイッとしてしまうくらいならまだしも、お互いに目も合わせないような状態が何日も続いたり、一方が謝ったり話しかけているのを無視する、家族の前でも堂々と無視をするといった、拗れた状態に陥ることも。
夫婦喧嘩のあとに無視をする心理とは?
夫婦喧嘩のあとに相手を無視してしまうのはなぜでしょうか。
謝るきっかけが掴めない
仲直りしたいとは思っているものの、なかなか謝るタイミングが見つけられなかったり勇気が出ないまま何日も経ってしまったりして、結果的に無視した状態が続いてしまうことも。無視が長引けば長引くほど状態は悪くなるので、謝りたいという気持ちがあるなら早めに謝っておくほうが良いでしょう。
向こうから謝って欲しい
自分からは絶対に謝りたいくないと思っている場合、向こうからのアクションを待ち続けた結果、無視を続けてしまうこともあります。もうそろそろ仲直りしてもいいかな……なんて思っていても、自分から行動を起こすのはプライドが許さなず、意地を張り続けて状態がますます悪化したり……。
さらに喧嘩になるのが嫌
過去、仲直りをしようとしてさらに喧嘩になった、といった経験があると、仲直りすることを億劫に感じてしまうかもしれません。でも、会話がないままの状態を放置しても何もいいことはないので、勇気を出して話しかけたり、仲直りのきっかけを掴みたいですね。
離婚すべき?無視が何日も続いたときの影響
会話やコミュニケーションがない状態が数日も続くことは、常識的に考えれば異常事態。日常生活にさまざまな支障が出ますし、お子さんがいる家庭はお子さんへの影響も心配です。
子どもへの影響
子どもは大人が思っている以上に敏感です。子どもの前では普段通りに振る舞っているつもりでも、子どもは察知します。1日くらいならまだしも、不穏な空気が数日続くと子どもは不安を感じてしまうこともあるので、できるだけ早い段階で仲直りをしたいですね。
日常生活への影響
仕事のこと、家事のこと、お金のことなど、同じ家に暮らしている以上、話し合わないといけないことや報告しないといけないことは必ずあります。数日間無視を続けるだけでも、日常生活に不具合が出てくるはずなので、意地を張っているだけなら勇気を出してさっさと仲直りをする方が得策です。
夫婦関係への影響(別居・離婚など)
同じ家で生活しているにもかかわらず、数日間、数週間、ほとんど目も合わせない、会話もしないという状態は、夫婦としての再建が難しい場合も。家庭内別居という方法もありますが、本来安らげる場所である家庭がそのような状態では精神衛生上良くありません。話お互いにもう話し合う気もない、口も聞きたくない状態が続いているのなら、別居や離婚など次のステップを考えるときかもしれません。
無視するパートナーへの対処法
こちらは仲直りをしたいと思っているけれど、パートナーが無視を続ける。そんな場合はどうすればいいのでしょうか。
1〜2日程度の場合:少し様子を見る
数日間も無視するなんて子どもっぽいことではありますが、気持ちが落ち着く期間や冷静になる期間は人によって違うので、数日間なら少し様子を見たいところ。話をしない期間に、あらためてお互いの大切さに気づくこともあるかもしれません。
1週間以上の場合:話し合いの場を持つ
1週間以上口をきかない期間があるのなら、これ以上待っていても自然に仲直りできることはないでしょう。勇気を出して話し合いの場を持ちましょう。
無視を続けてしまった以上、自分から謝れない、勇気が出ないなど複雑な心境ではあると思いますがこのままの状態を続けても何も良いことはありません。
1ヶ月以上の場合:第三者に入ってもらう
1ヶ月もの間、同じ屋根の下で暮らしていてお互いに無視をする状態は、正直言って正常だとは言えません。お互いにもうどうして良いかわからず拗れてしまっている状態なので、両親や友達、カウンセラーや、離婚などを考えている場合は弁護士など、第三者に入ってもらってこの先のことについて真剣に考えてみると良いかもしれません。
無視ってしんどい
パートナーから無視される、お互いに無視した状態が続くことってとってもしんどいもの。長く続けば続くほど、精神的にも、そして夫婦関係にとってもけして良いことはありません。今の状態でいいと思っているのか、仲直りしたいという気持ちがあるのか、腹立たしい気持ちは一旦抑えて冷静に頭の中を整理してみましょう。
ライター/コラムニスト コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。