【目次】
・そもそも「おしどり夫婦」とはどういう意味?
・おしどり夫婦でいるための秘訣とは?
・おしどり夫婦に聞いた仲良くいるためのエピソード
そもそも「おしどり夫婦」とはどういう意味?
仲むつまじい夫婦のこと
おしどり夫婦とは一般的に「仲むつまじい夫婦」のことを言うよう。
オスとメスがいつも寄り添っている「おしどり」という鳥の姿から、仲のいい夫婦のことを「おしどり夫婦」と呼ぶようになったと言われているそうです。
おしどり夫婦でいるための秘訣とは?
感謝や思いやりを忘れない
既婚者、結婚経験者100人にアンケートを取り、おしどり夫婦でいるための秘訣や方法を教えてもらいました! 中でももっとも多かったのが「感謝や思いやりを忘れない」こと。
日頃から意識して言葉にしている人も多いようです。
「なんだかんだ思いやり・感謝の気持ちを忘れないこと」(37歳・女性)
「感謝の言葉を口にする」(32歳・女性)
「よく話す、笑う、謝る、感謝を述べる」(51歳・女性)
「思いやる。相手に求めすぎない」(32歳・女性)
「毎日ありがとう・大好きを言う」(24歳・女性)
相手を褒める
他に、相手のいいところや好きなところを口に出し、褒めることを意識している人も多数。
「良いところをちゃんとほめる」(35歳・女性)
「相手のどんなところを好きかを伝える」(29歳・女性)
「かっこいいかわいいとベタぼめ(笑)」(24歳・女性)
干渉しない
そして、「自立した関係」こそが円満でいられる秘訣だと回答した方も!
「干渉しないこと」(41歳・女性)
「男と女の違いを認め合うこと」(30歳・女性)
「お互いにあまり関与しない」(42歳・女性)
「相手の考え方や生き方を尊重して応援すること」(33歳・女性)
「お互いに束縛しない」(33歳・女性)
「二人で頑張って働き、必要以上に一緒にいない」(55歳・女性)
「距離感をあまり近づきすぎず、遠すぎず」(28歳・女性)
好意の押し付けをしない
ライターの安本由佳さん曰く、夫婦仲良く過ごすには「○○してあげている」という思いを無くすことが大事なのだそう。
結婚生活、相手の行動で我慢していることやストレスがたまることもあるでしょう。
しかし、「私は○○しているんだから、あなたも△△してよ」というような好意の押し付けは、自分も相手も苦しくなってしまいます。
無理や我慢は続かないもの。お互いがストレスフリーに過ごせる妥協策を見つけて、うまくやっていく努力が必要かもしれません。
夫に尽くすのはもうイヤ… アラサー妻が疲れ果てた結婚生活のリアル<働く女性のお悩み相談室#24>
スキンシップをとる
おしどり夫婦でいられる秘訣として必ず挙げられる「スキンシップ」。実はこれには科学的根拠があると言われています。
スキンシップによって「オキシトシン」というホルモンが脳内に分泌されると、相手に対して信頼感や親密感が増し、さらには愛情が深まるとされているのだそう。
手を繋ぐ、ハグをする、キスをするといった肉体的な接触だけでなく、一緒に寝たりごはんを食べたり、会話をしたりといったコミュニケーションによっても分泌されることがわかっているそうです。
夫婦円満とはどういう状態?「スキンシップが秘訣」と言われる理由
おしどり夫婦に聞いた仲良くいるためのエピソード
漫画編集者・助宗祐美さんの場合:お金の管理に口出ししない
「妻が外で稼ぎ、夫が家を守る」というスタイルの助宗さんは、夫と良好な関係を築くために「お金の管理に口を出さないこと」を意識しているのだそう。
それぞれ家庭をまわす上で分担や役割が違うだけ。
「自分が稼いだお金は自分に権利がある」そんな考えはしないのがポリシーなのだそうです。
ビール醸造家・金山尚子さんの場合:夫と休みを合わせない
ビール醸造家の金山さん。夫との些細な争いが絶えなかったそうですが、その夫婦喧嘩が激減したきっかけが「休みを合わせずに一人の時間をつくること」だったのだそう。
夫婦別々に過ごし、趣味に没頭したり友人と出かけたりする時間も大切にしているようです。
NYのケータリング会社オーナー・伊澤実佐子さんの場合:家事をやらない
ケータリング会社オーナー伊澤さんの癒しは、銀行員の夫と過ごす貴重な時間なのだそう。そのため、週に一度はハウスキーパーを頼んで、掃除はすべてアウトソーシングしているそう。
過去に夫が白血病をわずらったことがきっかけだったそうで、家事をするくらいなら夫との時間を優先したい、という考えで週に一度は家事をやらない日を設けているのだそうです。