ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#24>
こんにちは、ライター・安本由佳です。
およそ1年前から、Instagramのストーリーズでお悩み相談を受けています。
私自身すべての「正解」を知っているわけではありませんが、相談者さんの立場に立って真摯に考え発信し続けたところ、連日たくさんのお悩みが届くようになりました。
Oggi.jpでは、いただいたお悩みの中から、ぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
前回記事:『「好きな人に好かれない」必死で婚活しても彼氏すらできない根本的な理由<働く女性のお悩み相談室#23>』
お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
さて… 今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
毎週末、明け方までテレビを見て昼過ぎまで寝る夫…
お悩み:DINKS夫婦です。夫は毎週末お酒を飲みながら朝までテレビを見ていて昼過ぎまで起きてきません。夜中に音や気配がするのがストレスですし、せっかくの休日もバラバラに過ごすしかなく… そんな夫のために家事を負担するのがバカらしく思えてきました。生活習慣の違う人と円満に生活する方法はあるのでしょうか。
「1週間の仕事がやっと終わった。週末はひたすらグダグダ過ごしたい」そんなご主人の気持ちもわからなくはないですよね。
とはいえ相談者さんは静かに眠りたいのに、夜中までテレビの音や気配がするのは大迷惑。この点に関しては「配慮して欲しい」とハッキリ物申して良いと思います。
ただ… ご主人の、この染み付いた生活習慣は、相談者さんがいくら言ったところで変えさせるのは難しいと思います。習慣って自分自身が「変えよう」と思って行動に移さない限り変えられないものですよね。
相談者さんもお仕事をされているとのことなので、週末は夫婦で過ごせる貴重なオフ。一緒の時間を共有したいという思いもよくよくわかります。
しかしながらそれは相談者さんの希望。
ご主人にとってはグダグダと朝までテレビを見ながら過ごす時間が大事なわけなので、一方的に他のことを押し付けても衝突してしまいます。
例えばですが、隔週でどちらかが折れる、夕方までは別々に過ごしてゆっくりディナーに出かける等、妥協点を見つけるしかないかなと思います。
「○○してあげている」という思いを無くそう
平日は仕事だし、週末は明け方までテレビを見て昼過ぎまで寝ている夫…。
そんな中、自分だけ家事をするのがバカらしい。相談者さんはそんな風に感じているようですが、それなら思い切ってやめてしまってはどうでしょう。
二人とも働いているわけですし、相談者さんだけが家事を負担しなくちゃいけない理由はありません。自身が心地よく過ごすために最低限のことだけをして、あとは無理しなくても良いのでは。
ご主人が好き勝手に昼まで寝ているなら、相談者さんも友達と会うとか美容院やジムに行くとか予定を入れて自由に過ごしリフレッシュしましょう。
その間にご主人が起きてしまっても放っておいて大丈夫。大人なんですから、身の回りの世話くらい自分でできます。
夫婦仲良く過ごすためには「○○してあげている」という思いを無くすことが大事だと思います。「私は○○しているんだから、あなたも△△してよ」という好意の押し付けを始めると、自分も相手も苦しくなってしまうから。
結婚生活は毎日のこと。無理や我慢は続きません。
お互いがストレスフリーに過ごす。それが夫婦円満のコツではないでしょうか。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。