Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. 働く
  3. 言葉
  4. 会食のお誘いメール例文集|社外や取引先へ好印象を残すコツ

WORK

2025.08.11

会食のお誘いメール例文集|社外や取引先へ好印象を残すコツ

取引先に会食お誘いのメールを送るなら、相手に失礼のないようスマートに送りたいですよね。そのために必要なのは、入念な事前準備です。この記事では、会食お誘いメールの基本構成やマナー、状況別の例文、送信前の最終チェックポイント、よくある疑問と回答を紹介します。

この記事のサマリー

・「会食のお誘いメール」は、件名で目的を明確に伝えると返信率が高まります。
・候補日は1つに絞らず、複数提示+時間に幅を持たせることで、相手への配慮が伝わります。
・「アレルギーや苦手な食材があればご遠慮なくお知らせください」と添える一文が、信頼感を生むポイント。

「会食のお誘いメール」をいざ書こうと思っても、どう書き始めればいいか迷ったことはありませんか?

ビジネスシーンでは、ちょっとした文言の違いが印象を大きく左右することもあるため、丁寧で的確な表現が求められます。特に「社外の人へのお誘い」や「アレルギーへの配慮」など、状況ごとの気配りも欠かせません。

この記事では、会食メールの基本構成から応用表現までを、わかりやすく紹介します。

会食お誘いメールの基本構成とマナー

ここでは「いつ」「なぜ」「誰に向けて」の観点で、メール作成時に迷いやすい注意点と基本構造を具体的に解説します。

準備段階|目的・相手の状況・アレルギー配慮の確認

会食のお誘いメールを送る前に、意外と見落としがちなのが「事前準備」です。

そもそもなぜ会食をするのか… 商談のためか、日頃のお礼か、今後の関係構築のためか。その目的によって、文面もトーンも変わってきます。

さらに重要なのは、相手の予定や食事の好みにきちんと配慮すること。候補日を1つに絞らず複数提示する、開始時間に幅を持たせる、会場の場所を相手に合わせる、そして可能であれば「アレルギーや苦手な食材がありましたら、どうぞお知らせください」と一文を添えることで、相手は「気遣ってくれている!」と感じやすくなります。

筆者自身、「予約を取った後に相手のアレルギーが判明して慌てて変更した」経験があります。事前に確認しておけば防げたことで、今ではメールの段階で一言添えるようにしています。

小さな配慮が、返信のしやすさだけでなく、信頼感の醸成にもつながるのです。

件名の書き方|一目で意図が伝わるフレーズの選び方とその語源的背景

件名はメールの中で、最も先に目に入る情報です。だからこそ、「一目で用件が伝わる」「失礼がない」「簡潔である」ことが求められます。

例えば「会食のご相談」や「お食事のご案内」などは、やや改まった印象があり、ビジネスメールにふさわしい表現です。一方で「飲みのお誘い」「ごはん行きませんか?」のようなカジュアルな表現は、相手との関係性によっては不適切に映る可能性があります。

なお、「会食」という言葉は、「集まって食事をすること」という意味がありますよ。

また、「日程について」や「お打ち合わせの件」など、受信者がひと目でメールの内容を判断できる件名にすると、返信率が高まる傾向にあります。

カリフォルニアロール
(c)Shutterstock.com

シチュエーション別例文と工夫ポイント

それぞれの状況に応じて「自分に合った例文をカスタマイズできる」ように、社外・英語・アレルギー配慮などの切り口に分けて例文を紹介します。

取引先・社外向け

社外の人に向けた会食の誘いは、「誠意」と「気配り」をどれだけ感じてもらえるかが鍵です。相手の立場やスケジュールへの配慮はもちろん、失礼がない文体を意識しましょう。

例えば、以下のような構成が基本となります。

・宛名と名乗り
・会食の目的と背景(なぜこの会食を提案するのか?)
・候補日や場所の提示(柔軟性を持たせる)
・相手への配慮や返信依頼

また、「お忙しい中恐縮ですが」といったクッション言葉や、「ご都合に合わせて調整いたします」というような配慮をしましょう。

<例文>
件名:会食のご相談(〇〇株式会社 〇〇より)

〇〇株式会社
〇〇様

いつも大変お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇でございます。
このたび、日頃のご厚情への御礼を兼ねて、ぜひ一度お食事の機会を頂戴できればと存じます。
ご多忙とは存じますが、以下の候補日でご都合のいいお日にちがございましたら、ご教示いただけますと幸いです。

・〇月〇日(〇)18:30〜
・〇月〇日(〇)19:00〜

場所は、〇〇様のご都合に合わせて手配いたします。
お忙しいところ恐縮ではございますが、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

アレルギーや嗜好に配慮する文言

現代の会食では、アレルギーや食習慣への配慮が、もはやマナーの一部とされています。

「お相手が何も言ってこなかったから配慮不要」ではなく、「事前に気を配ること」こそがスマートな社会人の姿勢です。

「アレルギー等があればご遠慮なくお知らせください」といった一文は、相手の安心感だけでなく、「信頼される人」という評価にもつながるでしょう。

添えるべき一文の例:
「なお、お好みやアレルギー等がございましたら、お気軽にお知らせくださいませ。」
「お苦手な食材やアレルギーがございましたら、ぜひご教示くださいませ。」

文面はさりげなく、それでいて相手の心をほぐす一言です。ぜひ活用してください。

たくさんの人にパソコンメールを送る
(c)Shutterstock.com

メール送信前の見直しポイント

送信前の最終チェックポイントを解説します。誤字脱字だけでなく表現についても見直していきましょう。

読み直しで確認すべき3つのチェック項目

メールを完成させた後、送信ボタンを押す前にこそ一呼吸が必要です。

ビジネスのやりとりでは、たった一文の印象で「丁寧な人」「信頼できる人」という評価が決まることもあります。特に会食のお誘いメールは、文面がそのまま「おもてなしの姿勢」として受け取られるため、仕上げのチェックは欠かせません。

確認すべきは、以下の3点です。

・誤字脱字・日付ミスはないか?
→ 最低限の確認ポイントですが、実は「曜日と日付のズレ」がよく起きます。特に複数の候補日を挙げる場合は注意が必要です。

・表現が柔らかく、押しつけがましくないか?
→「〜してください」よりも「〜いただけますと幸いです」など、相手の判断を尊重する表現かどうかを確認しましょう。

・返信しやすい余韻があるか?
→ 例えば「ご検討のほど、よろしくお願いいたします」のあとに、「ご都合に合わせて調整可能ですので、お気軽にお申し付けください」と添えることで、相手が返信しやすくなるでしょう。

こうしたチェックは、AIツールでは補えない「人間らしい気遣い」の表れです。読み手の感情に配慮することで、文面以上の印象を残すことができるでしょう。

書類を持ちながら笑顔を見せる女性
(c)Shutterstock.com

「会食のお誘いメール」に関するFAQ

ここでは、「会食のお誘いメール」に関するよくある疑問と回答をまとめました。参考にしてください。

Q1. 会食のお誘いメールは、どれくらい前に送るのが適切ですか?

A1.ビジネスの場合、理想は1〜2週間前です。相手のスケジュールを配慮し、日程に余裕を持たせましょう。

直前すぎると「調整しづらい」「配慮が足りない」と捉えられる恐れもあるため、早めの連絡がベストです。月末や繁忙期はさらに余裕を持って送るのが安心です。

Q2. 会食の目的は明記したほうがいいですか?

A2.はい、明記した方が親切です。

「日頃の御礼を兼ねて」「ご提案に関するお打ち合わせとして」など、目的を一言添えることで、相手も参加の判断がしやすくなります。

Q3. アレルギーを確認するのは失礼ではありませんか?

A3.いいえ、むしろ配慮として好まれます。

特に初対面や取引先との会食では、「お苦手な食材やアレルギーがあれば、お知らせください」といった柔らかい言い回しを添えることで、相手も安心できます。

最後に

会食メールは「送って終わり」ではなく、「その先の関係をつくる第一歩」。あなたらしい丁寧さが伝わる一通になりますように。ぜひ今回の内容を、実務に生かしてみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

関連記事

Today’s Access Ranking

ランキング

2025.08.17

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。