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2023.03.07

「有能」とはどういうこと? 意味や類語、有能な人の特徴などを解説

「有能」とは才能のあること・働きのあること・役に立つことを意味します。仕事において「有能」とは、専門的なスキルや時間管理能力、謙虚さや協調性など、多様な要素が含まれるもの。自分自身が有能であるためには、普段から自己成長やスキルアップに取り組むことが重要です。

そもそも有能とは?

「有能な研究者」「有能な営業マン」などと日常生活でも「有能」という言葉はよく見かけますよね。この記事では、「有能」という言葉の意味や類語などについて確認していきましょう。

腕時計を見ながら電話をする女性
(c)Shutterstock.com

まずは「有能」の意味について。「有能」とは、才能のあること・働きのあること・役に立つこと、またその様子を意味します。つまり、ある分野において、他の人よりも能力や技術、知識などが優れている人を「有能」と呼ぶことができるでしょう。

有能の類語

「有能」という言葉には言い換え表現があるので、確認していきましょう。

1:優秀

「優秀」とは能力が非常に優れていること。人だけではなく、機械の性能についても使われる表現です。

例文:
「彼の成績はとても優秀だ」
「このパソコンの基本性能は大変優秀なので、おすすめですよ」

ノートパソコンのキーボード
(c)Shutterstock.com

2:敏腕(びんわん)

「敏腕」とは、物事を正確にすばやく処理する手腕のあることやその様子を意味します。てきぱきと物事をこなしていく様子がイメージされますね。

例文:
「この本には、敏腕経営者たちが普段から行っていることがまとめられている」
「敏腕マネージャーが次々に業務をこなしてくれるので、あの女優は仕事に専念できる」

窓際で打ち合わせをする人たち
(c)Shutterstock.com

3:腕利き(うできき)

「腕利き」は技量のすぐれていることやその人を意味します。職人やプロのスポーツ選手など、特定の分野において優れた技術を持っている人に使われることが多いようです。

例文:
「イベントに登壇したのは腕利きプロゲーマーとして有名な彼だった」
「腕利きのシェフが選手たちに料理をふるまう」

仕事において有能な人の特徴

仕事において、有能と評価される人材の特徴について確認していきましょう。有能である人は周囲とは異なる要素を持っているからこそ、仕事において高い成果を上げ、信頼される存在となるのです。それでは、具体的にどのような人に有能感を持つのでしょうか? ぜひ参考にしてみてください。

1:専門的なスキルがある

有能な人は、自分が担当する業務や分野において、高い専門的なスキルを持っていることが多いです。例えば、プログラミングや英語、簿記といったところでしょうか。他人が持っていないものを持っているゆえに、必要とされる場面も増えるもの。また、常に最新の情報や知識を追い求め、自己啓発を欠かさない姿勢も持っています。

2:時間を有効に使う

有能な人は、時間を無駄にすることが少なく、仕事を効率的にこなすことができます。限られた時間の中で、常にタスクの優先順位をつけて、どの順番でどのタスクをどれだけの時間でこなすかを考えて行動しているのです。効率的に時間を使えるので、時間に余裕ができて、オン・オフの切り替えもしやすくなります。

3:自分の能力を把握している

有能な人は、自分がどの程度の能力を持っているかを正しく把握しています。自分が得意なこと・苦手なことを客観的に理解しており、それに合わせて業務を選択することが可能。また、自分の限界を理解しているので、必要に応じて他の人に協力を仰ぐこともできるため、仕事の質やスピードを向上させることができますよ。

4:謙虚である

有能な人は、自分がどれだけ優れた能力を持っているとしても、それを自慢することはなく、謙虚であることが多いです。成功したとしても、他者の協力があってこそという気持ちを持っていて、「自分だけで成し遂げた」とは考えません。もちろん、上から目線であることもないでしょう。

5:人の意見を受け入れる

有能な人は、他の人の意見やフィードバックにも耳を傾け、それを真剣に受け止めることができます。他者の意見やアイデアを尊重し、自分自身が完璧であると思わずに、常に改善や成長を目指していることが多いものです。

他人は、自分とは異なる視点から物事を考えています。したがって、他者の観点も取り組むことで視野が広まるということでしょうか。

6:常に自分の向上に努める

有能な人は、自分自身の成長や向上を目指して、普段から努力を重ねています。自己啓発や勉強会への積極的な参加、新しいことへの挑戦を通じてスキルアップをはかり、成長を促すことができるのです。

7:困った時に頼れる人がいる

有能な人は、自分自身が困った時には、周りの人からサポートを受けられるように、良好な人間関係を築いていることが多いです。信頼できる人間関係を構築することで、自分が困った際に相談できますね。反対に相手が困った時は、自分が相手を助けるのです。助け合いのネットワークがあると、心強い気持ちで物事に挑戦できます。

8:対人能力に優れている

有能な人は、人とのコミュニケーションや交渉に優れているケースが多いです。相手の気持ちや要望を十二分にくみ取り、円滑なコミュニケーションを図ることができます。

また、人によってはリーダーシップを発揮し、他の人を引っ張ったり、サポートしたりして業務を円滑に進めることができるため、チーム内での信頼感や協力関係を構築することができるというわけですね。

有能の英語表現

英語で「有能」という言葉にはいくつかの表現があります。確認していきましょう。

1:good

「good」は日本語としても使われることがあるほど普及した単語です。「よい、優れている、立派な」などと肯定的なことを表現するために使われます。

例文:
「He is a good manager.(彼は有能なマネージャーだ)」

2:able

「able」には、有能という意味以外に「何かをすることができる」という意味もあります。可能を表す「be able to」の形は有名ですね。

例文:
「He is an able leader(彼は有能な指導者だ)」
「an able speech(優れた演説)」

3:skillful

「skillful」は、熟練した、腕のいいという意味を持ち、専門的なスキルや技能を持っていることを表します。

例文:
「You are skillful at handling the ball.(ボールさばきがうまい)」
「a skillful maker(熟練した作り手)」

最後に

「有能」とは能力が優れていることを意味する言葉であり、仕事においては専門的なスキルを持っていたり、謙虚であったり、人とのコミュニケーションに優れた人が有能とされます。もしも「有能でありたい」と願うのであれば、自分自身が常に向上心を持って、考えて努力し続けることが重要になるでしょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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