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LIFESTYLE

2023.02.01

3月1日がマヨネーズの日なのはどうして? 記念日の由来やおすすめレシピを解説

3月1日はマヨネーズの日です。日本でマヨネーズが誕生した日を記念して、キユーピー株式会社が制定しました。今回はマヨネーズの日が制定されたいきさつやマヨネーズの歴史を解説するとともに、イベント情報やマヨネーズのレシピをご紹介します。

3月1日はマヨネーズの日

スティック野菜をマヨネーズにつける
(c)Shutterstock.com

「3月1日がマヨネーズの日なのはなぜだろう?」と不思議に思う人も多いでしょう。食品メーカーのキユーピー株式会社により制定された日で、日本で初めてマヨネーズが紹介された月であることを記念しています。

ここでは、マヨネーズの日が3月1日に制定された由来を説明し、キユーピー株式会社とともに歩んできたマヨネーズの歴史についてもご紹介します。

キユーピー株式会社が制定

マヨネーズの日は、マヨネーズをはじめドレッシングやジャムなど数多くの食品を製造・販売するキユーピー株式会社が制定しました。2015年3月に日本記念日協会に登録されています。

おいしくて栄養があり、さまざまな料理に活用できるマヨネーズをアピールするのが制定の目的とされています。

なお、キユーピー株式会社の社名・商標は「キューピー」ではなく、小文字を用いない「キユーピー」です。デザイン上のバランスが理由とされています。

日付の由来

マヨネーズの日が3月1日とされたのは、キユーピー株式会社が日本で初めてのマヨネーズを製造・販売したのが1925年(大正14年)の3月であることが由来です。

さらに、日本初ということにちなんで1日としています。初めて発売されたマヨネーズは現在のようなチューブではなく瓶詰めで、当時からラベルにはキユーピーちゃんの絵が描かれていました。

キユーピーちゃんは、ローマ神話に登場するキューピッドをモチーフとして、1909年に米国のイラストレーター、ローズ・オニールが描いたキャラクター「キューピー」に由来しています。

マヨネーズの歴史

日本におけるマヨネーズの歴史は、キユーピー株式会社の創始者・中島董一郎氏が海外実業練習生としてアメリカ滞在中、ポテトサラダに出会ったことが始まりです。

マヨネーズが日常的にサラダなどに使われていることを知り、帰国後に「卵黄タイプ」で栄養価の高いマヨネーズを開発しました。キユーピーマヨネーズは発売以来改良を重ね、現在も進化し続けています。

マヨネーズの日のイベント

(c)Shutterstock.com

マヨネーズの日には例年、東京都調布市にあるキユーピーの見学施設「マヨテラス」でイベントが開催されていました。

しかし、近年はコロナ禍の影響でオンラインイベントが中心になっています。また、Twitterの公式アカウントでキャンペーンが行われることもあります。

ここでは、これまでに行われてきたマヨネーズの日のイベントについてご紹介しましょう。

オンラインイベントやMOVIE公開

キユーピー株式会社では毎年マヨネーズの日にイベントを開催しており、近年はオンラインによるイベントやMOVIEの公開を行っています。

2021年はキユーピーの全国4工場(五霞、挙母、神戸、鳥栖)とマヨテラスを中継でつなぎ、マヨネーズの歴史や原料・製造のこだわりなどを各拠点から伝えました。

2022年には、特設サイトでマヨネーズの歴史についてのMOVIEを公開しています。また、キユーピーTwitter公式アカウントでは、食べたいマヨネーズメニューの投稿を募集するキャンペーンを実施しました。

マヨネーズのおいしさが楽しめるレシピ

サラダにマヨネーズをかける
(c)Shutterstock.com

マヨネーズはサラダにかけるだけでなく、料理の万能調味料としてさまざまな使い方ができます。キユーピー株式会社の公式サイトでは、マヨネーズを使った多くのレシピが公開されています。

ここではマヨネーズのいろいろなおいしさが楽しめるレシピや裏ワザレシピを、いくつかピックアップしました。マヨネーズの日の食卓に、ぜひお試しください。

マヨソテーレシピ

マヨネーズは野菜ソテーに利用すると、マヨネーズに含まれる卵の黄身でコクが出ておいしくできあがります。

野菜ソテーをおいしく作るポイントは、以下のとおりです。

1. フライパンを火にかける前に、マヨネーズを適量入れる
2. マヨネーズの周りがフツフツと溶けはじめてから具材を入れて炒める
3. 火力が強いとマヨネーズが焦げるため、火加減を見ながら炒める
4. 残りのマヨネーズや調味料を加え、手早く仕上げる

みそやしょうゆなどの調味料を加える場合は、あらかじめマヨネーズと混ぜ合わせておきましょう。

サラダレシピ

サラダにマヨネーズは王道ですが、ここでは簡単にできるマヨネーズのサラダレシピをひとつご紹介します。

《レタスの塩昆布マヨサラダ》

【材料(2人分)】
・レタス:1/4個
・塩昆布:5g

<A>
・かつお節(お好みで):少々
・ごま油:小さじ1
・マヨネーズ:大さじ1

【作り方】
1. レタスは5ミリ幅の細切りにする
2. ボウルに1と塩昆布、[A]の調味料を入れて混ぜる

マヨネーズと塩昆布の相性が良く、簡単にできるレシピです。

裏ワザレシピ

いつもの料理をさらにおいしくできる、マヨネーズを使った裏ワザがあります。たまご焼きに少量加えればふんわり仕上がり、お肉に揉み込めばジューシーに仕上がります。

ここではエビフライにマヨネーズを使い、揚げ油なしで調理できる裏ワザをご紹介しましょう。

【材料(2人分)】
・エビ:6尾
・パン粉:適量
・マヨネーズ:適量

【作り方】
1. エビの尾を残して殻を剥き、背ワタをとって腹側の数ヵ所に切り込みを入れる
2. 背側にそらしてまっすぐにする
3. マヨネーズを表面が隠れる程度に薄めに塗り、パン粉をつける
4. エビをアルミホイルに並べ、オーブントースターで約5分焼く

マヨネーズをつけてオーブントースターで焼くと熱で分離したマヨネーズの油が揚げ油の代わりになります。揚げ油の処理が必要なく、簡単にフライができるためおすすめです。

3月1日はマヨネーズ料理を楽しもう

マヨネーズボトル

3月1日はマヨネーズの日であり、日本で初めてマヨネーズが製造・販売されたことを記念しています。毎年キユーピー株式会社ではマヨネーズにちなんだイベントを開催しているため、公式サイトをチェックしてみるとよいでしょう。

マヨネーズはさまざまな料理をおいしくする万能調味料なので、ぜひ毎日の料理に取り入れてみてください。

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