目次Contents
【アンケート】「彼女よりも友達を優先する彼氏」の割合とは?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名(未回答含む)。
まずは、100人の男性に対して、「あなたは友達と恋人の約束、どちらを優先しますか?」と質問してみました。結果は、「恋人」…70.6%、「友達」…29.4%となり、彼女を優先する人が多数派のよう。約3割の人は、友達との約束を優先すると答えました。
彼氏が「彼女よりも友達を優先する」理由とは?

続いて、アンケートで友達との約束を優先すると答えた人に、その理由を教えてもらいました。
付き合いが長い
彼女よりも優先する友達は、長い付き合いかつ深い関係であることが多いよう。そのため、絆も強いのでしょう。また、〝恋人とは別れてしまう可能性もあるけれど、友達との関係は断たれることなくいつまでも続く〟と考える人もいる様子。
「昔からの長い付き合いだから」(30代・神奈川県)
「友達のほうが付き合いが長いから」(30代・広島県)
「友達のほうが一生の付き合いになる」(30代・東京都)
「友達とのつながりのほうがより長いものになると思うから」(30代・千葉県)
大事な存在
友達は彼女よりも大事な存在だ、という人も。もしかすると、友達は自分のことを無条件で受け入れてくれる関係と捉えているのかもしれませんね。悩んでいるときや困っているとき、友達ならば客観的な目で見て判断し、手助けをしてくれる…いつでも支えてくれる。きっと、そんな安心感があるのでしょう。
「親しみやすい存在で唯一無二かなと思いました」(20代・北海道)
「仲がいいいため」(30代・東京都)
「友達のほうが大事だから」(30代・群馬県)
いっしょにいて気が楽
恋愛関係とは異なり、いっしょにいてもプレッシャーが少ない点がポイントのようです。喜怒哀楽の波に振り回されることが、恋人といるときよりは確実に少ないでしょうから、リラックスできるというのは一理ありそう。期待されることや責任を感じることから解放され、気楽な時間を過ごせるのかも。
「楽だから」(30代・秋田県)
友人をなくしてしまう
恋人ができると、一気に相手オンリーの生活になってしまう人もいますよね。でもそんなとき、いつも一緒に遊んでいた友達はさみしい思いをしているかもしれませんし、場合によってはちょっと裏切られたような気持ちになってしまっている可能性も。あまりにも恋人だけに比重を置いた生活を続けていたら、友達を失ってしまいそう。
「恋人にかまけて友人がいなくなった人を知っているから」(20代・青森県)
彼氏が「友達よりも彼女を優先する」理由とは?

次に、大多数を占めた、「友達よりも彼女を優先する」という人たちにもその理由を教えてもらいました。
彼女のほうが大事
恋人のことは、ほかの誰とも比較できない存在として大切に思う傾向が高いよう。そのため真剣な姿勢だったり、深い愛情を示すことで、より固い信頼関係を築きたいと考えるのも当然でしょう。必然的に、友達よりも恋人を優先することが重要になるそうです。
「どちらも大切だけど優先したいから」(30代・埼玉県)
「愛する人との約束のほうが大事だから」(20代・北海道)
「友人より恋人との関係性を優先したいから」(30代・広島県)
「恋人のほうが大事である」(20代・埼玉県)
気持ちが強い
友達と違って、恋人には「自分だけの存在でいてほしい」という特別な気持ちを抱く人が多いもの。どちらも好きで、大切であることに変わりはないのでしょうが…この性質の違いは大きいといえそう。
「愛しているから」(30代・神奈川県)
「好きだから」(30代・福島県)
「自分にとって最も大切な存在だと思ったから」(30代・東京都)
「好きのベクトルが違うから」(20代・神奈川県)
長く一緒にいる可能性がある
彼女との恋愛関係は、将来的に人生のパートナーとして、家族を築くための土台となる可能性もありますよね。そう考えると、彼女をほかの誰よりも重視するようになり、優先度が増してもおかしくありません。未来を築くには、確かな絆が必要ですからね。
「これから家族になる可能性がある相手だから」(20代・大阪府)
「将来を考えたとき、一緒にいる時間が長くなりそうなほうを選んだ」(20代・千葉県)
「将来を考えているから」(30代・東京都)
「一生の伴侶になりうるから」(30代・広島県)
彼女と遊ぶのが楽しい
友達よりも、彼女と遊ぶほうが楽しいという人もいました。特に付き合いたてのラブラブ状態なら、すべてが新鮮で刺激を受けることも多く、ただ一緒にのんびり過ごすだけでも楽しいもの。また、ふたりの時間を多く持つことで、関係性もより密で強固になっていくでしょう。
「楽しいから」(30代・神奈川県)
「恋人といるほうがとっても楽しい」(30代・兵庫県)
「楽しく過ごせそうだと思うから」(30代・北海道)
トラブルになる
恋愛においては、相手に対する配慮の気持ちや思いやりがより強く求められます。そのため、少しの行動の間違いが、信頼を失うようなトラブルに発展してしまうことも。「別れ」というものがハッキリ存在している恋愛だからこそ、特段慎重に考える人が多いのかもしれません。
「けんかになると大変だから」(30代・兵庫県)
「自分が友達を優先したときに、恋人の理解を得るのが難しいから」(30代・東京都)
「約束を反故にした場合、取り返しがつかないのは恋人のほうだから」(30代・兵庫県)
友だちは許してくれる
友達との間に「独占欲」が存在するケースは、あまり多くないのではないでしょうか。また、お互いに大切な友達であれば、恋愛がうまくいくように応援してくれるはず。そんな関係が築けている場合、「彼女との約束が…」なんてときにも理解を示してくれるという声が。
「友達は許してくれそうだから」(30代・奈良県)
「融通がきくのは友人だから」(30代・大阪府)
「恋人を優先しても友達は理解してくれる」(30代・福島県)
約束が被ってしまったときの男性のよくある行動をチェック

「うっかり、友達と彼女の約束を同じ日に入れてしまった!」そんなとき、どうしても友達を優先しなければいけない事情がある場合、恋人へどう対応しているのかを教えてもらいました。
とりあえず謝る
彼女を傷つけてしまったことに気づいたら、素直に謝るのが一番ですよね。謝る際には、言い訳をしたり、くどくど理由を並べるのではなく、潔く「ごめん」と言うことが大切です。彼女が怒っていたとしても、一旦は冷静になってもらえるはず。
「ごめんと言う」(30代・大分県)
「謝ります」(20代・愛媛県)
「素直に謝る」(20代・兵庫県)
彼女をなだめる
彼女のことをどれほど大切に思い、その関係をきちんと維持していきたいと考えているか…それをしっかり話した上で、友達との付き合いも不可欠だと説得する人は多いよう。その場しのぎでなく、『彼女の気持ちは理解しつつ、友達も大切だと思っている』ことを伝えたほうが、しこりは残らなそうですよね。
「お前とは死ぬまで一緒にいられるだろ、となだめる」(30代・東京都)
「彼女も友達もどちらも大切。決して友達だけを優先しているわけではないよ」(20代・福島県)
「自分が彼女を大事に思っていることを伝える」(30代・愛媛県)
「友達との付き合いも大事だからと説得する」(30代・広島県)
彼女に別の日を提案する
会えると思っていた日がキャンセルになってしまったわけなので、その次のデートをすぐに提案するという人も。彼女がしたいことをベースに計画を立てたり、一緒にスケジュールを見ながら日時も場所も決めると間違いないでしょう。きっと、悪いムードも解消されるはずです。
「その場で、今度はきみの好きな所へ行こうと言います」(30代・神奈川県)
「手帳を一緒に見て出かける予定を立てる」(30代・福岡県)
「なるべく早く時間をつくって埋め合わせをする」(30代・東京都)
彼女の機嫌を取って許してもらう
機嫌を直してもらえるように、次回のデートではいつもと違う特別な場所へ行ったり、彼女が喜ぶようなサプライズを計画するなんてアイディアも。そこまでしてくれれば、「ちゃんと自分のことを考えてくれているんだな」と納得できますよね。
「プレゼントをあげる」(20代・大阪府)
「謝って好きなものを買ってあげる」(30代・愛知県)
「今度ディズニーに行こうかと提案する」(30代・京都府)
「有給を取って、温泉旅行に行く」(30代・茨城県)
友達に紹介する
予定が被る=友達も彼女もスケジュールが確保されている、ということなので、これを機に友達に彼女を紹介しようなんて考え方もある模様。長く付き合いたいと思っている彼女なら、ちょうどいいタイミングといえるのかも。ただ、双方に「その場しのぎなのでは?」と捉えられてしまう可能性もあるので、提案の仕方には注意が必要です。
「じゃあ一緒に遊ぼうと誘う」(20代・千葉県)
「友達に会わせる」(30代・東京都)
説明する
そもそも、なぜ予定が被ってしまったのかも問題ですよね。そこがクリアにならないと、これからのお付き合いへ前向きになれない…という彼女もいるのでは。状況を冷静に振り返りながら、何が原因でそうなったのかを丁寧に説明すれば、相手に対する誠実な気持ちも伝わるはず。
「きちんと話す」(30代・大阪府)
「電話やLINEで理由を明確に伝える」(20代・埼玉県)
「正直に話す」(30代・島根県)
彼氏が「彼女よりも友達を優先」して失敗したエピソード

ここまで、友達を優先したときに取ったフォローの方法について聞いてきましたが…きちんと対応できず失敗に終わったというエピソードも寄せられましたのでご紹介します。
別れ話になる
予定が重なり、1回だけどうしても! と友達を優先したならまだしも…同じようなことを繰り返されたら、自分のことは大切に考えてくれていないと感じるのも無理はないですよね。「大切にされないのだったら、もう別れたい」と言われても、弁解は難しいでしょう。
「どうしても外せない用事が入ってしまって会う約束を先延ばしにして、何回か繰り返しになったところで別れ話をされた」(30代・千葉県)
「やがては別れ話になります」(30代・東京都)
怒られる
友達を優先したことに納得してもらえず、怒られまくったという人も。適当にやり過ごせるだろう、と丁寧な説明を怠ってはいけませんね。特に、キャンセルした予定が彼女にとって大切なものだった場合、簡単に許せる行為ではありません。
「とにかく怒られました」(20代・北海道)
「計画が台無しになったとのこと」(30代・東京都)
嘘がばれた
友達と遊ぶ予定なのに、言いにくくて「仕事の用事が入った」などと嘘をついていたのでしょうか。このような嘘をついてしまっては、本当に男友達と遊びに行ったのかすら怪しまれることになるでしょう。信頼関係が損なわれ、ふたりの関係にヒビが入ってしまうこともありそう。
「嘘をついたのがばれた」(20代・東京都)
冷められた
彼女の性格によっては「自分より、友達が優先されたんだ…」と、なんだか白けた気持ちになり、冷めてしまうこともあり得るでしょう。連絡を取る気をなくされたのか、自然消滅で終わってしまったとの回答もありました。
「自然消滅した」(30代・東京都)
文句を言いたくなる気持ちもわかるけど…まず彼の話を聞いてみて
彼女と友達の予定が被ってしまった場合、どちらを優先したか…その理由については、それぞれ納得できるものがあり、その人なりの恋愛観や友情に対する考え方が色濃く反映されているようでした。
もし、友達を優先されてしまった場合には、理由をしっかりと説明してもらうのはもちろん、自分との関係についてどう考えているのかも合わせて聞いておきたいところ。きちんと話ができれば、彼の考えがより理解できるようになるはずですよ。
メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock