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デートの予定がギリギリの彼氏に女性は不満を募らせる
デートの予定を決めるときに、いつもギリギリにならないと確定してくれないと、イライラが募るだけでなく不安や不満にもなりますよね。
彼女を自分のせいで振り回していることに気づいていない男性も多く、こういった人とのお付き合いではデートの約束をしようとするたびにストレスが溜まりやすいものです。
デートの約束がギリギリになっている頻度が多いほど、女性は彼との交際そのものに対して、不満を募らせやすいでしょう。
デートの予定がギリギリの彼氏たちの言い分5選
では、デートの約束がいつもギリギリになっている男性たちの言い分とは…?
♦︎仕事が忙しい
「30代になって、仕事がめちゃくちゃ忙しいんですよね。急な会議や残業も多くて、どうしてもデートの予定がギリギリになっちゃう。彼女には申し訳ないと思ってるけど、仕事が落ち着いたらちゃんと時間を作るつもりでいます。将来を考えて付き合っているからこそ、こちらの立場を理解してくれると助かりますね」(38歳男性/コンサルタント)
多忙な仕事を理由に、デートの優先順位を下げている男性も決して少なくないのは事実です。しかし少しの期間であれば我慢できても、長期にわたっていつも約束できるのがギリギリとなれば、女性の不満は溜まる一方でしょう。
♦︎やりたいことが他にもあるのだから調整している分だけ努力している
「正直、僕には恋愛以外にもやりたいことがたくさんあります。若いうちじゃないとできないことってたくさんあるし、趣味も大事だし、友達とも時間を過ごしたい。でも、ギリギリになってしまうとは言っても彼女のためにもちゃんと調整してデートの時間を作ってるんだから、それだけでも頑張ってると思うんですよ。僕が自分の時間を大事にしているのと同じように、できれば彼女にも自分の時間を大事にしてほしいな」(35歳男性/マスコミ)
恋愛への優先順位が低い男性ほど、デートへのモチベーションも下がりがちに…。でも、デートよりも優先したいことがたくさんあると言われても、納得できる女性は少数派かもしれません。
♦︎彼女なら理解してくれて当たり前
「彼女なら、俺の忙しさや事情を理解してくれて当たり前だと思っています。ちゃんと本命としてお付き合いをしているのだし、お互いに信頼関係があるんだから、少しのことで文句を言わないでほしい。相手を大事に思ってるからこそ、ギリギリでも会おうと努力してるんですけどね」(40歳男性/経営者)
彼女だからこそ男性側の事情を理解してもらいたいという理由で、結果として彼女を振り回してしまうパターンもある模様です。しかしある程度までの理解は示せても、いつもデートを後回しにされているように感じてしまうと、不満が大きくなっていくのが女心でしょう。
♦︎自分はそういう性格
「自分は、昔からそういう性格ですね。学生時代から変わりません。そもそもデートに限らず計画を立てるのが苦手で、なんでもいつもギリギリになっちゃう。でも、それが自分なんだから、彼女もそこを理解してくれると嬉しい。変わるつもりはないけど、ちゃんと気持ちはあるってわかってほしいです」(33歳男性/エンジニア)
もともとの性格が関係して、なかなかデートの約束が決まらない男性も。しかし努力をすれば多少は改善できそうに思えるだけに、「理解してほしい」と言われても納得できない女性は多いのではないでしょうか。
♦︎ドタキャンしたら悪いから
「ギリギリまで予定を立てないのは、ドタキャンするのが嫌だからです。僕の仕事は、お客さんの都合で急に会食が入ったりするので、ギリギリにならないとデートの確約ができないんですよ。急にキャンセルするよりも、確実にデートできるタイミングを見計らってるほうが誠実だと思っています。彼女に迷惑かけたくないからこそ、ギリギリの予定にしているんです」(34歳男性/不動産)
ドタキャンを避けるために、あえてギリギリまでデートの予定を立てないという事情も。確かに約束をしてもドタキャンばかりだと不満が募りますし、彼の仕事の事情によっては悩ましいテーマです。
デートの予定をギリギリにしない改善策3つ
デートの予定をギリギリにしないために、改善できそうなところがあれば取り組んでみたいもの。3つの策を解説します。
♦︎彼の休日に合わせてデートを組む
デートの予定をギリギリにしないために、まずは彼の休日に合わせてデートを組むようにしてみましょう。
あらかじめ休みの日を確認して、その日に予定を立てれば、急な変更が生じる可能性は低くできます。平日にデートの予定を組むよりも、仕事や他の予定に邪魔されることなく、ゆっくりと過ごせる時間を確保しやすいでしょう。
彼が休日には他の予定を入れたがる場合には『毎月第○曜日の休日はデートの日』といったふたりのルールを設けるのも有効です。
♦︎約束を守れないときにペナルティを設定する
デートの予定を事前に決められないときには、何かしらのペナルティを設定することで、彼へのプレッシャーをかけられます。ただしこの場合のペナルティは重すぎると不仲を招きかねないので、軽いものがおすすめです。
例えば、約束を破ったら次のデートで彼女の好きなレストランに連れて行くとか、彼が彼女のために特別なことをするといった簡単なペナルティがいいでしょう。
形式だけでもを設定することで、約束をするモチベーションが上がります。ペナルティの基準を明確にするために「デートの約束は最低でも3日前までには済ませる」といったふたりのルールを設けておきましょう。
♦︎おうちデートを取り入れる
外で会うデートの予定がギリギリになるのを防ぐためには、おうちデートを取り入れると効果的です。
外出の準備や移動時間が不要なので、忙しい人でも比較的簡単に予定を立てられるでしょう。
おうちで映画を一緒に観たり、料理を一緒に作ったりと、家の中でも楽しい時間を過ごすことができますし、おうちデートなら急な仕事が入っても彼女が彼の家で少し留守番をするなど柔軟に対応でき、リラックスした時間を共有できるのが魅力です。
デートの予定がギリギリの彼と別れを決意した理由3選
デートの予定がギリギリな彼に対して、限界を迎えて別れを決意した女性たちもいます。経験者が語る、別れを決意した理由とは…?
♦︎1年以上もギリギリの予定が続いた
「最初は仕方ないと思っていましたけど、1年以上もデートの予定がギリギリの状態が続いたんです。彼はゼネコン勤務で、忙しさや仕事関係の事情も理解しようと努力しましたが、結局はそのパターンが変わることはありませんでした。付き合いが長くなってくるにつれて、彼が私の時間や気持ちを大切にしてくれないと感じることも増え、だんだんと不満が積もっていきました。このままではお互いにとって良くないと感じ、別れを決意しました」(33歳女性/受付)
交際が長くなってくると、デートの予定をギリギリにすることに慣れてしまって、彼女を振り回したり待たせたりしている自覚がなくなる男性も。我慢を続ける環境に限界を迎えたときに、別れを決断するのは無理もありません。
♦︎結婚や将来の話がまったく出なかった
「長い間付き合っていて、デートの予定がギリギリなだけでなく、そこまでこちらに我慢をさせているわりに、結婚や将来の話がまったく出なかったことが別れを決めた理由です。きっと私に我慢をさせている自覚すら、その彼にはなかったのかもしれません。ふたりの将来のビジョンや計画について、彼から話してくれたことは、残縁ながらほとんどありませんでした。私は将来について真剣に考えていたのに、彼の態度からはその気持ちが伝わってこなかったんです。将来を共有できるパートナーを見つけるためにも、その彼とは、別れを選びました」(35歳女性/役員秘書)
彼の事情を理解しようと努めても、相手が自分との将来を考えていない様子であれば、交際を考えてしまうのが女性の心理でしょう。我慢をした先に未来がないとわかれば、早めに決断したほうがいいケースも少なくありません。
♦︎デートを優先せずにSNSにはパリピな彼がたくさん投稿されていた
「デートの予定はいつもギリギリなのに、彼のSNSには友達と楽しんでいる写真や動画がたくさん投稿されていました。彼の優先順位が自分ではなく、友達との遊びやパーティーだったことが明白で、非常に傷つきましたね。私のための時間を作れない彼とはこの先一緒にいることができないと感じましたし、自分の気持ちを大切にするために別れました」(33歳女性/保育士)
デートはギリギリなのに、友人との予定は前もって決めている様子がわかると、自分が後回しにされていると感じるものです。不快な扱いを受けてまで交際を続ける必要はありませんから、自分を大事にしてくれない彼とは別れを決断して正解でしょう。
デートの約束がギリギリの男性は基本的に変わらない
デートの約束がギリギリになる男性は、基本的に変わることはありません。
「言わなくても、いつかわかってくれるのでは?」や「そのうちに仕事が落ち着いて、普通にデートの約束ができるようになるかも」と期待をしても、その願いが叶うパターンは少数でしょう。
デートの約束がギリギリになる背景には、どんな事情があったとしても、その最も大きな原因は「彼の性格」です。
彼とのデートの約束に不満が募って仕方がないときには、彼の性格は基本的には変わらないと理解したうえで、それでも上手に付き合っていける自信があるのか、一度冷静に考えてみるといいでしょう。
TOP画像/(c)Adobe Stock
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。