目次Contents
【質問】彼氏の家に手土産を持って行ったことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に彼氏の家に手土産を持って行ったことがある? と質問したところ、はい… 50.8%、いいえ… 49.2%という、拮抗する結果に。
彼氏や相手のご両親から「気を遣わなくていいよ」などと言われることもあると思いますが、最初が肝心なので持って行くと回答した人が多数。
そこまで高価なものでなくていいので、誠意を見せられる手土産があるといいのかもしれませんね。
彼氏の家におすすめの手土産とは?
自分の好みだけで決めてしまうと、少し的外れな手土産になってしまうかもしれません。ここでは、アンケート結果の意見も参考に、おすすめの手土産をピックアップしてみました。
【1】焼き菓子
喜ばれる手土産の定番といえばクッキー。可愛いデザインやさまざまな味を楽しめるので、万人ウケしやすいのかもしれませんね。「おしゃれな缶やボックスに惹かれて購入する」なんて方も。
日持ちもするので、毎日の楽しみとして味わってもらえるのもポイント。
「ケーキ屋さんの焼き菓子」(30代・広島県)
「コンビニスイーツなどおやつ的なもの」(30代・岐阜県)
「近所にある美味しいケーキ屋さんの焼菓子」(30代・東京都)
「百貨店で購入した洋菓子。クッキーとかの詰め合わせ」(30代・栃木県)
【2】生菓子
流行も押さえつつ、可愛くてテンションがあがる生菓子を選ぶ方も多いようです。
ただし、“当日消費”なことが多い生菓子は季節や相手の家までの距離をきちんと理解して購入しないと、質の悪いものをお土産として渡してしまう可能性もあるので要注意。
「C3の焼きティラミス」(20代・東京都)
「ゼリー」(20代・新潟県)
「シュークリーム。ケーキ」(20代・埼玉県)
「プリン」(20代・神奈川県)
【3】和菓子
目上の方には老舗の和菓子で心を掴むという作戦はいかがでしょうか。和菓子は格式があり、大切な場面でもまっすぐな気持ちを伝えられそうなイメージがあるのでハズレもなさそう。
和菓子にも複数の種類があるので、お茶に合う食べやすいものをチョイスするのが◎!
「和菓子の詰め合わせ」(30代・滋賀県)
「坂角のゆかりせんべい」(30代・愛知県)
「せんべいやおかき」(30代・神奈川県)
「好きな和菓子」(20代・愛知県)
【4】特産品や銘菓
出身地が違うなら、自身の地元の特産品や銘菓を手土産にするのも良いアイディア! それをキッカケに話題も膨らみ、自分のことを知ってもらえるチャンスにもなるので、一石二鳥ですね。
もし取り寄せが必要なものならば、伺う日までに間に合うような手配も必要。ただし賞味期限の問題もあるので、早く購入しすぎるのもNGです。
「私の地元で有名なお菓子」(20代・北海道)
「地元の銘菓」(30代・福島県)
「特産品」(20代・山形県)
「地元のお菓子」(30代・群馬県)
【5】果物
甘いものが苦手な方には、旬の美味しさが詰まったフルーツの詰め合わせなどをチョイスする方も。
皮を剥いたり切ったり少し手間が掛かりそうなものは、渡す際に「あとでみなさんで召しあがってください」と伝えれば、そのタイミングでキッチンに立たせる手間をなくすことができます。そういった細かい配慮も好印象ですね。
「ぶどうなどのフルーツ」(30代・兵庫県)
「果物。お菓子。ゼリー」(30代・大阪府)
「フルーツ」(30代・大阪府)
【6】おつまみ
甘いものが苦手な方には、どんな手土産が喜ばれるのか悩んでしまいますよね。そんな方は、おつまみや漬物、ハム、練り物などを選択肢に入れるそう。
どんなお酒が好きなのかを知ることができれば、それに合ったおつまみも選べるので事前にリサーチしておくと安心かも。
「お漬物」(20代・北海道)
「練り物のセット}(30代・福島県)
「お茶漬けの詰め合わせ」(30代・宮城県)
【7】飲み物
普段スーパーなどで売っているアイテムよりも、少し高価な緑茶や紅茶、コーヒーなどを手土産として選ぶのも◎!
それだけだと少し寂しい気もするので、簡単なお菓子も合わせて差し上げるとより楽しんでもらえるでしょう。
「紅茶とお茶菓子」(20代・岩手県)
「おしゃれな紅茶セット」(30代・和歌山県)
「粉末の緑茶}(30代・愛媛県)
彼氏の家に持って行く手土産を選ぶ際の注意点は?
手土産を選ぶ際には多くの注意点が。失敗を避けるために大切なポイントを6つピックアップしましたので、参考にしながら喜んでもらえる手土産選びを心掛けて。
【1】贈り物に相応しいもの
相手の年齢や関係性に応じたアイテムを選びましょう。
初対面で相手の好みの情報がない場合は、老舗の一般的に評価の高いお菓子など、相手に敬意を示せる物が適しているでしょう。
時間やお金に余裕があるのならば、事前に自分用に買って味を確かめた上で、「これなら喜んでもらえそう!」と思えたものをプレゼントすれば間違いはないかと思います。
「ちゃんとしたブランドのモノを持っていくこと」(30代・岐阜県)
「評判の良いもの、質が良く美味しいものを選ぶ」(30代・兵庫県)
「幅広い年齢層の方にも食べていただける物、または贈られても使い道に困らないもの」(30代・長崎県)
「有名店であること」(30代・京都府)
「安っぽくないもの」(30代・千葉県)
【2】相手の家族の好み
せっかく手土産を渡すのであれば、喜んで欲しいと思うのは当然のこと。普段からどんな食材が食卓に並ぶのか、ご家族がどんなプレゼントをもらったときに喜んでいたのかなどを聞いて、事前に好みをリサーチしておくのも大切。
好みがわからない場合は、複数の種類のものが包まれているギフトを選び、無難に対応しましょう。
「ご両親の好みを事前に聞いておく。万人受けするような物」(30代・埼玉県)
「相手の家族が苦手なものを確認しておいて、苦手な物は避けること」(30代・千葉県)
「彼のお母さんが好きな食べ物を、事前にリサーチしておく」(30代・福島県)
「彼も喜びそうなもので見た目も綺麗なケーキを選ぶ」(30代・東京都)
「彼氏の両親が好きそうなものを彼氏に聞く」(30代・千葉県)
【3】日持ちするもの
手土産を選ぶ際には、大切な4つの心得があります。
それは、日持ちが良いもの・小分けですぐ食べられるもの・切る手間などがないもの・家族の人数に適した量。相手が喜ぶもので4つのポイントが合致する手土産だと、失敗は避けられると言われています。
「賞味期限があまり短くないもの」(30代・栃木県)
「賞味期限がある程度もつ。無難なもの」(30代・香川県)
「日持ちが良くて、変わり種ではないもの」(20代・埼玉県)
「日持ちすること。好みに合うこと」(20代・兵庫県)
【4】アレルギーの有無
人によっては、卵・牛乳・小麦・豆類・フルーツなどでアレルギーをお持ちの方もいらっしゃいます。
家族でアレルギーを持っている人がいないか、確認してみるのも大事なマナーのひとつ。そこに目を向けられる人は少ないので、素晴らしい心配りだとに好印象を与えることができるでしょう。
「あらかじめアレルギーがあるかどうかを確認しておくこと」(30代・鹿児島県)
「好き嫌いやアレルギーの有無」(20代・神奈川県)
「アレルギーや好き嫌い」(20代・岩手県)
【5】万人受けするもの
冒険して少しひねった物を差し上げるよりも、定番で万人ウケするアイテムを手土産にするのが吉。
焼き菓子やチョコレート、和菓子などが多く選ばれているようです。困ったときは、聞いたことのあるブランドや店舗を手掛かりに購入してみるのもアリですね。
「無難で誰もが食べられそうなやつ」(30代・広島県)
「万人が食べれるもの。そして無くなるものがいい」(30代・愛知県)
「万人受けするもの。おしゃれなもの。いろいろな種類のものが詰め合わせになっているもの」(30代・滋賀県)
「万人受けするもの、日持ちするもの、高級すぎないもの」(30代・愛知県)
【6】高すぎない価格
必ずしも高価なものが喜ばれるとは限りません。一般的には平均で2,000円~3,000円くらい、高くても5,000円以内の手土産を選んでいる方が多いとの統計も出ているようです。
あまり高価な物をあげると、相手にも気を遣わせてしまう可能性が。無理せず誠意を伝えるだけで十分、ということも忘れないでくださいね。
「あまり高すぎず、少し日持ちするもの」(30代・神奈川県)
「高すぎず、でも質の良いもの」(20代・埼玉県)
「あまり高価でなく、日持ちするもの」(30代・東京都)
「気を使わせてもいけないし、お返しがほしい訳ではないので、そんなに高価なものではないほうが良いのではと思う」(30代・岐阜県)
手土産の渡し方を確認しよう
手土産を選ぶポイントや渡すタイミング、言葉の添え方を知っておくと、慌てず堂々と振る舞うことができて印象アップにも繋がります。好まれない手土産の渡し方もあるので、合わせてチェックしてみましょう。
◆手土産を渡すタイミング
手土産を持っていると、早く渡したくなる気持ちはわかります。
ですが、基本的には、挨拶が済んでお部屋に通されて、改めて挨拶した後がベストタイミング。
渡すときは、まず紙袋(風呂敷)から取り出します。なぜかというと、紙袋は、ホコリや汚れがつかないようにするカバーの役割があるから。単に持ち運びが楽だからというわけではないんですね。
ホコリや汚れがついた紙袋のまま渡すのではなく、きれいな中身をお渡しするのがマナー。紙袋(風呂敷)は自分で持ち帰りましょう。
◆手土産を渡す際に添える言葉
言いがちなのが「つまらないものですが…」というフレーズ。ついつい日本人は謙遜で使ってしまうことがありますが、つまらないものを差し出すという意味合いに取られることがあります。
「お口に合うといいのですが…」「お気に召すと嬉しいのですが…」と言い換えると控えめな気持ちが伝わります。
「以前○○がお好きとおっしゃっていましたので…」というように、前回会ったときのちょっとした会話や好みを覚えていると一目置かれるようになります。
さりげなく相手が喜ぶひと言を添えている人は、それなりに努力をしているもの。そのひと手間や一生懸命さに人は心を動かされるのです。
▼あわせて読みたい
最後に
彼氏の家に訪問する際は、手土産を準備しておくとそこから話も広がり、今後も良好な関係を結べるキッカケになるかもしれません。
事前にどんな手土産が相手の好みなのかリサーチを忘れず、喜んでもらえるようなアイテムを準備しておきましょう。
初対面の場合は緊張してしまうかもしれませんが、笑顔を忘れずにハキハキと話すことも大切。
渡すタイミングや添える言葉にも意識して、誠実な態度で接すればうまくいくでしょう。
TOP画像/(c)Shutterstock.com