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2022.09.11

「いつもありがとうございます」の正しい使い方は? 言い換えパターンも紹介

「いつもありがとうございます」は、日頃からお世話になっていることを感謝する表現です。言い換えのバリエーションが多数あるため、状況に合わせて適切な表現を使いましょう。この記事では、「いつもありがとうございます」の使い方や言い換えパターンを解説します。

「いつもありがとうございます」が適した場面とは?

手紙を書く女性
(c)Shutterstock.com

「いつもありがとうございます」は、日常の中で登場することが多い表現です。対面でお礼をする際はもちろん、ビジネスメールや電話対応の際に使っても問題ありません。ここでは、「いつもありがとうございます」が適した場面や使える相手について解説します。

日頃の感謝を伝える際に使う

「いつもありがとうございます」は、日頃からお付き合いのある相手に対して感謝を伝える際に適した表現です。「いつも」は「いつ(代名詞)」と「も(助動詞)」から成り立っており、「どんなときも」「いつであっても」を表します。

「ありがとうございます」には感謝の気持ちが込められているため、両者を合わせることで日頃の厚意に対するお礼を伝えられます。普段からお世話になっている人に感謝したい場合は、ぜひ「いつもありがとうございます」を使ってみましょう。

ビジネスメールや電話対応の際に使う

「いつもありがとうございます」は、ビジネスシーンでも問題なく使えます。よくある使い方は、ビジネスメールの締めの文章として添えるケースです。仕事の要件のあとに「いつもありがとうございます」を入れると、相手に丁寧な印象を与えられるでしょう。

電話対応の際も、電話を切る前に「いつもありがとうございます」を使うことが多いです。たとえば、こちらから電話をかけることが多い相手に対しては、「お忙しい中、お電話対応をしていただき、いつもありがとうございます」と伝えるのがいいでしょう。

敬意がある表現のため目上の人にも使える

「いつもありがとうございます」は、目上の人に感謝する場面でも使えます。「ありがとうございます」を品詞分解すると、以下の要素で成り立っていることがわかります。

・ありがたい(有り難い):形容詞の連用系
・ござる:「ある」の丁重語
・ます:丁寧語

丁重語とは、聞き手に敬意を示す表現です。「いつもありがとうございます」は丁重語と丁寧語を含む敬語表現のため、目上の人に使っても失礼にはあたりません。

ただし、「いつもありがとうございます」に対する返事の仕方には注意が必要です。親しい人から「いつもありがとうございます」と言われた際は、「どういたしまして」と返しても問題ありません。

一方で、目上の人に対して「どういたしまして」を使うと、無礼に思われる可能性があります。目上の人から感謝された際は、「こちらこそありがとうございます」などの丁寧な表現を使いましょう。

「いつもありがとうございます」のさまざまな使い方

手書きのメモをもつ人
(c)Shutterstock.com

「いつもありがとうございます」には、以下のように言い換えのパターンがいくつかあります。

・「いつも」を言い換えるパターン
・「ありがとうございます」を言い換えるパターン
・さらに丁寧さを加えるパターン
・感謝以外の内容を含めるパターン

表現によって伝わるニュアンスが変わるため、場面に応じて適切な言葉を選びましょう。ここでは、「いつもありがとうございます」のさまざまな使い方をご紹介します。

「いつも」を言い換えるパターン

「いつも」は敬語ではないため、かしこまった場面では「いつも」を別の言葉に言い換えるのが適切です。「いつも」の言い換え表現には以下が挙げられます。

・日頃、何かとお力添えいただき
・今年もいろいろとご指導を賜り

「日頃、何かとお力添えいただき」は、上司や社外の人に助けてもらった際に適した表現です。「何かと」は現状に至るまでのさまざまな物事を、「お力添え」は目上の人からのサポートを意味します。

また、お世話になっている上司や取引先に年末の挨拶をする際は、「今年もいろいろとご指導を賜り」を使いましょう。「もらう」の謙譲語「賜り」は「いただく」よりも丁寧さの度合いが強く、かしこまった印象を与えられます。

「ありがとうございます」を言い換えるパターン

「ありがとうございます」を以下のような表現に言い換えると、より丁寧さが伝わります。ただし、親しい間柄の人に対して使うのは不適切なため、相手に合わせて使い分けるようにしましょう。

・厚く御礼(おんれい)申し上げます
・感謝の念に堪えません

「厚く御礼申し上げます」は、スピーチなどのフォーマルな場面で使える表現です。「厚く」の前には、「ご愛顧にあずかり」「平素は格別のお引き立てを賜り」などの表現をつけるのが一般的です。

「感謝の念に堪えません」は、ビジネス文書や手紙の中でよく使われます。感謝の気持ちを抑えきれないというニュアンスがあり、退職・転職時や年賀状の挨拶などに適した表現です。

そのほか、「感謝の念に尽きません」「感謝の念を抱く」などの表現も使えます。

さらに丁寧さを加えるパターン

お世話になっていることを具体的に感謝したい場合は、さらに丁寧な表現を加えるのが適切です。たとえば、継続的なお付き合いがある人に感謝する際は、「ありがとうございます」の前に「いつも大変お世話になっており」をつけましょう。

または、「​​いつもながらご配慮いただき」や「いつもながらお心遣いいただき」をつけるのもおすすめです。いずれもかしこまった印象があり、取引先や目上の人に対して使えます。

感謝の気持ちを深めたい場合は、「ありがとうございます」に「誠に」を添えて強調しましょう。「○○いただき誠にありがとうございます」のように、相手にしてもらったことを付け加えるケースが多いです。

感謝以外の内容を含めるパターン

感謝以外にも伝えたい内容がある場合は、以下のような表現がおすすめです。

・感謝の意を込めて○○します
・感謝申し上げますとともに

「感謝の意を込めて○○します」は、主に贈り物や言葉を贈る場面で使われます。「花束を贈呈する」「表彰する」など、感謝の気持ちとともに何をするのかを伝えましょう。

「感謝申し上げますとともに」は、かしこまった場面でのスピーチや挨拶、取引先へのメールなどに使える表現です。後ろには「一層のご活躍を祈念いたしております」のように、相手の繁栄や活躍を祈る言葉などを添えるのが一般的です。

「いつもありがとうございます」で感謝を伝えよう

手書きのメモ
(c)Shutterstock.com

「いつもありがとうございます」は、普段からお世話になっている人への感謝の気持ちを意味します。丁重語と丁寧語を含む敬語表現のため、上司や取引先などに使っても問題ありません。

さまざまな言い換えのパターンがあり、どのような言葉を組み合わせるかによってニュアンスが変わります。日頃の感謝を伝えたい場合は、「いつもありがとうございます」を使ってみてください。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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