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2026.09.29

「ご承諾」の使い方とは?「ご了承」との違いや正しい使い方を例文つきで解説【専門家監修】

「承諾」とは、相手の意見・希望・要求などを聞き入れることです。「ご承諾」は、「承諾」に接頭語「ご」を付けた表現です。「承諾」に接頭語「ご」を付けた表現で、文脈によって尊敬語にも謙譲語にもなります。当記事では、「ご承諾」の意味や英語表現、類語「ご了承」「ご快諾」「ご承認」との違いも解説します。また、メールなどで使えるフレーズも紹介しますので、参考にしてみてください。

TEXT: Oggi編集部

Oggi編集部

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。

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この記事のサマリー

・「承諾」は、相手の意見・希望・要求などを聞き入れることを表します。「ご承諾」は、それに接頭語「ご」を付けた表現です。
・「承諾」は主に要求や申し入れを受け入れること、「了承」は事情を理解して納得することを表します。
・「ご快諾」は快く引き受けた場合、「ご承認」は内容や事実を認める場合に使います。

ビジネスメールで見かける「ご承諾」。丁寧な印象がある一方、「ご了承」と置き換えていいのか、「いただき」と「くださり」のどちらを選べばいいのか、迷うこともあるでしょう。

似た言葉との違いや、相手との距離感に合う表現を知ることは大切です。失礼なく気持ちを届けるための使い方を、具体的な例文とともに確認していきましょう。

「ご承諾」とは?

まずは、「ご承諾」の意味からおさらいしていきましょう。

意味や読み方

「ご承諾」は「ごしょうだく」と読みます。「承諾」という言葉の意味は、「相手の意見や要望を聞き入れること」。「ご承諾」は、「承諾」に接頭語「ご」を付けた表現です。

「承諾」は、相手からの依頼や要求などを聞き入れることを表します。例えば、「A社からの要望を承諾した」「新規プロジェクトの予算について、ご承諾いただけますか」などと使います。

メールでも使えるフレーズと例文をチェック!

パソコンでメールを書く人の手
(c)Shutterstock.com

「ご承諾」は会話よりも、メール文でよく使われる言葉です。ここでは、メールでも使える表現をいくつかピックアップして解説します。例文も参考にしてみてくださいね。

ご承諾いただきたく

「ご承諾いただきたく」は、相手に承諾を求める際に使う表現です。ただし、この形だけでは文が完結しないため、後ろに「ご連絡いたしました」などを続けます。例えば、上司に新しい企画について承諾を得たいとき、「こちらの企画についてご承諾いただきたく、ご確認のほどよろしくお願いいたします」などと使います。

その他の依頼表現には「ご承諾いただきますようお願いいたします」もあるので、一緒に覚えておきましょう。

(例文)
・ご提示したスケジュールについて、ご承諾いただきたくご連絡いたしました。
・ご承諾いただきたく、何卒よろしくお願いします。

ご承諾いただけますと幸いです

「ご承諾いただけますと幸いです」も、相手に何かを依頼するときに使えるフレーズです。「幸いです」は、相手が依頼に応じてくれればありがたい、という気持ちを表す表現です。

「お願いします」よりも、「幸いです」を用いたほうが依頼の調子を和らげられる場合があります。そうしたときに、「幸いです」を使うと、やわらかい印象にすることができます。より改まった表現には、「幸いに存じます」や「幸甚に存じます」があります。

(例文)
・プロモーションページの掲載内容について、ご承諾いただけますと幸いです。
・見積書に関して、ご承諾をいただけますと幸いに存じます。

ご承諾いただきありがとうございます

もし自分の依頼を受け入れてもらったときには、「ご承諾いただき、ありがとうございます」や「ご承諾くださり、ありがとうございます」などと伝えられます。申し出を受け入れてもらったことへの感謝を伝えられます。

(例文)
・契約内容について、ご承諾いただきありがとうございます。
・弊社の方針にご承諾いただき、ありがとうございます。

ご承諾いただけますか

依頼を受け入れてもらえるか確かめたい場合には、「ご承諾いただけますか」というフレーズが使えます。そのほか、「ご承諾願えますか」「ご承諾いただくことは可能でしょうか」なども、相手に承諾を求める表現です。

(例文)
・契約内容の変更について、ご承諾いただけますか。
・事業契約書の内容について、ご承諾いただけますか。

ご承諾いただきました

先方が依頼を受け入れたことを上司などに報告する際は、「先方にご承諾いただきました」と表現できます。承諾を得ている状態を表す場合は、「ご承諾いただいております」や「ご承諾を得ております」と表現できます。

(例文)
・A社に、今回の提案内容をご承諾いただきました。
・先方の担当者からご承諾を得ています。

「ご承諾」の類語と違いは?

顎に手をあてて考える女性
(c)Shutterstock.com

「ご承諾」と似ている言葉に、「ご了承」「ご快諾」「ご承認」があります。ビジネスシーンで、どの言葉を使ったらいいか迷ったことはありませんか? それぞれの言葉の意味や、「ご承諾」との違いについて紹介します。

それぞれの言葉の意味
  1. ご了承
  2. ご快諾
  3. ご承認

ご了承

「了承」とは、事情を理解して納得することです。「ご了承ください」は、あらかじめ示した事情や条件を相手に理解し、納得してもらいたいときに使われます。

「承諾」は要求や申し入れなどを受け入れることに重点があり、「了承」は事情を理解して納得することに重点があります。そのため、この点が違いといえるでしょう。

例文:申し訳ございませんが、あらかじめご了承ください。

ご快諾

「ご快諾」の「快諾」とは、「相手の依頼を快く承諾すること」。嫌々受け入れたり、仕方なく承諾するのではなく、「快く受け入れる」「喜んで引き受ける」という意味を表します。「ご承諾」よりも、ポジティブなニュアンスが強い言葉ですね。

相手が依頼を快く引き受けてくれた場合には、「ご快諾いただき、ありがとうございます」と感謝を伝えられます。

例文:以前の部下から受けた出資の依頼を快諾した。

ご承認

「ご承認」の「承認」とは、「そのことがもっともであると認めること」「事実であると認めること」「ある物事を、よしとして聞き入れること」という意味。申請・計画・方針などについて、権限を持つ人や機関が認める場面でも使われます。

「承諾」は相手からの要求や申し入れを受け入れること、「承認」は申請や計画などを認めることに重点があります。

例文:先日提出した申請が、無事に承認された。

英語表現は?

「承諾」に当たる英語は、文脈によって異なります。許可や同意を表す「consent」、合意を表す「agreement」、申請や計画などへの承認を表す「approval」などがあります。ここでは、「consent」を使った英語フレーズをいくつか紹介しましょう。

◆ give one’s consent

「consent」は名詞としても動詞としても使えます。名詞を使った「give one’s consent」は、「同意する」「承諾する」という意味の改まった表現。「give one’s consent」は「承諾する」という意味で、ややフォーマルな表現です。

例文:A company gave its consent to the plan.(A社はその計画を承諾した。)

◆ Thank you for your consent.

「Thank you for your consent.」は、「ご承諾ありがとうございます。」という意味で使えます。より丁寧に感謝を伝えるなら、「We appreciate your consent.」などが使えますよ。

例文:Thank you very much for your consent.(ご承諾いただき、誠にありがとうございます。)

「ご承諾」に関するFAQ

ここでは、「ご承諾」に関するよくある疑問と回答をまとめました。参考にしてください。

Q1.「ご承諾」とは、どのような意味ですか?

A.「承諾」は、相手の意見・希望・要求などを聞き入れることを意味します。「ご承諾」は、それに接頭語「ご」を付けた表現です。

Q2.「ご承諾」と「ご了承」は、どのように使い分けますか?

A.要求や申し入れを受け入れてもらいたい場合は「ご承諾」、事情や条件を理解し、納得してもらいたい場合は「ご了承」が適しています。

Q3.「ご承諾いただきありがとうございます」は正しい表現ですか?

A.問題のない表現です。「いただく」は、自分が相手から承諾を得たことを表す謙譲語です。「ご承諾いただき、ありがとうございます」と読点を入れると、文の構造が分かりやすくなります。

最後に

「承諾」は、相手の意見・希望・要求などを聞き入れることを意味します。「ご承諾」は、「承諾」に接頭語「ご」を付けた表現です。「ご了承」「ご快諾」「ご承認」は似ていますが、それぞれ意味の重点が異なります。

要求や申し入れを受け入れる場合は「承諾」、事情を理解して納得する場合は「了承」、快く引き受ける場合は「快諾」、申請や計画などを認める場合は「承認」と使い分けましょう。

相手や場面に応じて言葉を選び、円滑なコミュニケーションに役立ててください。

TOP・アイキャッチ画像/(c)AdobeStock

Oggi編集部
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「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。

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