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2022.08.24

「根回し」とは? 意味、言い換え表現、英語、「根回し」上手の特徴まで紹介

「根回し」とは、「事をうまく進めるために、あらかじめ必要な準備をしておくこと」という意味。主にビジネスの交渉や会議などの場面で使われる言葉です。「根回し」が上手な人の特徴から、「根回し」の言い換え表現、英語表現まで徹底解説します!

「根回し」とは?

「もう根回ししておいたから」「事前に根回ししておいて」といったフレーズを聞いたことはないでしょうか。「根回し」は主にビジネスシーンで使われることが多いですが、日常生活の交渉ごとなどでも使われます。ここでは、「根回し」の意味をあらためて見ていきましょう。

意味

「根回(ねまわ)し」とは、「事をうまく進めるために、あらかじめ必要な準備をしておくこと」。主にビジネスの交渉や会議などの場面で使われる言葉です。例えば、新しい企画を会議で通したいとき、いきなりその場で企画の説明をしても、すぐに通るとは限りません。しかしあらかじめ、参加者に説明をしておいたり、味方をつくっておくと企画が通りやすくなるでしょう。こうしたことを「根回し」と言うのです。

顎に鉛筆を置いてパソコンをみる女性
(c)Shutterstock.com

「根回し」と聞くと、ネガティブな印象を持つ人もいますよね。しかし、急に話を持ちかけて相手を驚かせないようにするという効果もあるため、相手を思いやる行為ともいえます。人間関係のいざこざやトラブルを起こさず、物事を円滑に進められる「根回し上手」の人は、むしろ重宝される存在です。

由来や語源

「根回し」には、上記で説明した意味以外にも、「樹木を移植する前にあらかじめ根の一部を切り落としておき、新しい場所になじみやすくすること」という意味があります。これが、「事をうまく進めるために、あらかじめ必要な準備をしておくこと」という意味の由来です。

「根回し」が上手な人の特徴とは?

職場やプライベートでも、「根回し上手な女性」っていませんか? 「根回し」が上手な人は、気づいたら周りの人の同意を得ていて、うまく物事を進めています。そんな「根回し上手」な人の特徴をいくつか見ていきましょう。

1:社内外問わず、交流関係が広い

「根回し」は、関係者に協力してもらうことが多く、そのためには、広い交流関係を持っておくことが大切です。いざというときに、協力をしてもらえる人脈をいかに多く持っているかが「根回し」の結果を左右することも。また、仕事を進めるうえでは社外の方の協力を得ることも少なくありません。社内だけではなく、社外の人とも普段から積極的に交流を持ち、広い人脈を築いているのも特徴です。

2:物事を予測することができる

「根回し」が上手な人は、事をうまく進めるために、何が障害になりそうかなど、先を見通す能力に長けています。そのため誰に何を伝えておくべきか、どんな順番で伝えるべきかを考えることができ、うまく周りの人を納得させることができるのです。また、相手の心情や状況を想像することも上手。自分の意見を通した場合、どのような点が相手のメリット・デメリットになるかを考え、それに合わせて交渉の仕方を変えることができます。

3:行動力がある

あらかじめ問題点などを予測できたとしても、それを解決するためには行動をしないと始まりません。「根回し」が上手な人は、自分から社内の人に話しかけに行ったり、取引先のキーパーソンにアポをとったりと、行動力があります。関係者に働きかけ、巻き込む力が強いともいえますね。

タブレットを見ながら歩く女性
(c)Shutterstock.com

「根回し上手」になるには?

「根回し」で大事なのは、あらかじめ関係者に話をしておくこと。例えば、会議やプレゼンなどで自分の企画を通したいとき、関係者に事前に話をして、企画に賛同してもらい、味方をできるだけ多くつくっておくといいでしょう。また、可能であれば決定権を握るキーパーソンに、事前に企画の内容や熱意を伝えておくこと。しかし、この場合、自分の上司や、取引先の担当者の面子をつぶさないよう周囲の人への配慮も重要です。

また、事を進めるうえで出てくるであろう問題点や懸念事項は、先につぶしておくことも大切。相手のデメリットになりそうなことを把握し、それをカバーする対策をとっておくと、相手の同意を得やすくなります。

類語や言い換え表現とは?

「根回し」の類語には、「手を回す」「段取りをつける」「コンセンサス」などがあります。それぞれの言葉の意味のほか、例文も一緒に見ていきましょう。

1:手を回す

「手を回す」とは、「手段をめぐらす」「手を尽くして、探し調べること」などの意味を持ちます。「根回し」のように、ある物事をうまく進めるために、さまざまな方法を試すという意味合いが含まれるので、言い換え表現として使えるでしょう。

例文:来週の会議で関係者の同意を得られるよう、手を回しておく。

打ち合わせをする女性
(c)Shutterstock.com

2:段取りをつける

「段取りをつける」は、「物事を行うための準備をする」という意味です。ある物事をスムーズに運ぶため、手順や準備などの計画をしっかり立てることをさします。

例文:歓迎会の段取りをつけておくようにと、先輩から指示があった。

3:コンセンサス

ビジネスシーンで「コンセンサスをとっておいて」などと言われたことはないでしょうか? 「コンセンサス」とは、英語の「consensus」のことで、「意見の一致」「合意」という意味。「コンセンサスをとる」「コンセンサスを得る」で、「同意を得る」という意味になります。

例文:新規プロジェクトについて、社内のコンセンサスは得ております。

英語表現とは?

「根回し」を英語で言いたい場合には、どのような表現があるのでしょうか? ここでは「lay the groundwork」と「consensus-building process」という2つの表現をピックアップして解説します。

1:lay the groundwork

「lay」は「築く」「準備する」、「groundwork」は「基礎」などの意味を持つ英語です。「lay the groundwork」という表現で、「基礎を築く」「基礎づくりをする」という意味になります。小さなプロジェクトなどに使うのではなく、大人数だったり、長期的なスパンのものだったりと、規模の大きなプロジェクトなどに対して使われる表現です。

2:consensus-building process

「consensus-building」は「関係者の意見の一致を図ること」、「process」は「過程」「手順」という意味。「consensus-building process」で、「関係者の意見の一致を図る過程」という意味になり、つまりは「根回し」という意味になります。

最後に

あらかじめ関係者の同意を得たり、問題点をつぶしたりする「根回し」をするのは、面倒くさいと思う人も多いでしょう。しかし、「根回し」が上手にできると、ビジネスシーンでとても役に立ちます。仕事をうまく進められるよう、当記事で紹介した「根回し上手」な人の特徴をうまく取り入れてみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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