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2022.08.22

「洗濯機が臭い」原因とは? カビを取る方法や普段からできる対策法を紹介

「洗濯機の臭い」が気になったことはありませんか? カビ臭さや生臭さは洗濯物に移ってしまうこともあるので、臭いの元を断ち切ることが大切です。今回は、「洗濯機の臭い」の原因や対策法、おすすめのクリーナーなどを紹介します。「洗濯機の臭い」が気になる場合は、早めに対策していきましょう。

「洗濯機が臭い」原因とは?

バスルームにいるときや、洗濯機の蓋を開けた瞬間に「洗濯機の臭い」が気になったことはありませんか? 洗濯槽の臭いは衣服についてしまうこともあるので、できれば早めに対策しておきたいものです。原因によって臭い方や対策法が異なるので、どのタイプに当てはまるのかチェックしてみましょう。

洗濯物をにおう女性
(c)Shutterstock.com

1:カビや雑菌が発生している

洗濯機から汚れた雑巾のような生ぐさい臭いがする場合、カビや雑菌が繁殖している可能性が。洗濯槽は一見きれいに見えても、残った洗剤や皮脂汚れが付着しています。このような汚れは菌の餌となり、急激に増えて臭いを発する原因となってしまうのです。

また、汚れた洋服や濡れたバスタオルなどを長時間洗濯機の中に入れっぱなしにしておくと、菌が増えやすくなります。さらに、洗濯槽内の湿った環境は、カビが増えてしまいやすい環境でもあるので、こまめな掃除が必要です。

2:余分な洗剤が残っている

香りつきの洗剤や柔軟剤を入れすぎると、「洗濯機が臭く」なることも。すすぎで流しきれなかった洗剤の香りが、洗濯槽内のカビと混ざることで、不快な臭いを発してしまうのです。洗剤は多く入れるとより汚れが落ちるような気がしますが、使用する水の量に対して溶ける洗剤の量は決まっています。そのため、規定以上の洗剤を入れると、溶けきらない洗剤が洗濯槽の中に残り、臭いの元となるのです。

3:下水のにおい

洗濯機から下水のような臭いがしたら、排水口を確認してみましょう。一般的に排水口と洗濯槽の水を排出するホースの間には、排水トラップという部品がついています。この排水トラップの中には水が溜まっており、下水の臭いが上がってくるのを防ぐ仕組みとなっているのです。

しかし、何らかの理由でこの排水トラップがついていなかったり、汚れた状態だと、下水の臭いが発生しやすくなります。また、ドラム式洗濯機の場合、乾燥機能を使っている時はトラップの水が減少するので、一時的に下水の臭いが上がってくることもあるようです。この場合、運転が終われば水量が戻り、臭いがなくなります。

「洗濯機の臭い」を取る方法

洗濯機に蓄積した汚れやカビをそのままにしていると、衣類にいやな臭いがついてしまうことも。洗濯機の臭いが気になったら、次の対策法を試してみましょう。

1:洗濯槽クリーナーを使う

菌やカビの臭いには、洗濯槽クリーナーを使った掃除が効果的です。クリーナーを水に溶かし、洗濯槽を丸ごと浸すことで、手の届かない隙間にいる雑菌や汚れをすっきりと落とすことができます。1ヶ月に一度を目処に、定期的に掃除することで、カビの発生を抑えましょう。

2:洗濯機の糸くずフィルター、ネットをきれいにする

洗濯機には糸くずを集めるフィルターや、ゴミとりネットなどがつけられています。これらのパーツが汚れていると、洗濯するたびに洗濯槽に広がってしまう可能性が。取り外せる部品はできるだけこまめに洗いましょう。ぬるま湯につけて、ブラシなどでこするだけできれいになりますよ。

ドラム式洗濯機の入口を磨く
(c)Shutterstock.com

「洗濯機の臭い取り」におすすめのクリーナー

「洗濯機」の掃除に使用するクリーナーには、大きく分けて3種類あります。それぞれ効果のある汚れの種類や使い方が異なるので、購入前に確認しておきましょう。

1:塩素系クリーナー

しっかりと菌やカビを落としたい方には、塩素系クリーナーを。塩素系クリーナーは強い殺菌力があり、カビを分解しながら除去してくれる効果があります。汚れを網ですくいとる必要がなく、スイッチを入れて洗剤を入れるだけなので簡単なのもメリットです。

しかし、塩素系クリーナーは非常に刺激が強いので、取り扱いには注意が必要です。素手で触れると肌が荒れてしまったり、臭いで気分が悪くなったりする危険性があります。使用中はゴム手袋をつけて、室内を換気しましょう。

2:酸素系クリーナー

酸素系クリーナーは、過炭酸ナトリウムを主成分とした漂白剤です。強い発泡力があり、泡でこびりついたカビを剥がしてくれます。洗濯槽にカビや汚れカスが浮いてくるので、汚れが落ちた実感が湧きますね。塩素系よりも殺菌能力は劣りますが、衣服に与えるダメージが少なく、独特の臭いが少ない点がメリットです。ただし、掃除の途中で汚れを網で取り除く必要があるので、運転中にロックがかかるタイプの洗濯機では使用できません。

3:重曹

重曹の性質はアルカリ性で、酸性の皮脂汚れや黒カビを中和して落としてくれます。また、重曹には消臭効果もあるので、洗濯槽についた臭いを消してくれるのも嬉しいポイント。他の漂白剤と比べて、人や環境に優しい成分で作られているので、安心して使うことができるはず。

ただし、重曹は酸素系クリーナーと同様に浮いてきた汚れを網で取る作業があります。また、他の漂白剤に比べて殺菌効果が弱いので、強いカビやにおい除去には不向きです。

「洗濯機」をきれいに保つためにできること

漂白剤で定期的に洗濯機を掃除するとともに、日常的に「洗濯機」をきれいに保つ習慣を取り入れることも大切です。洗濯槽の汚れやカビの発生を予防できるポイントを3つ紹介します。

ドラム式洗濯機から洗濯物を取り出す女性
(c)Shutterstock.com

1:洗剤や柔軟剤は適量を入れる

先述したように、洗剤や柔軟剤を入れすぎると、余分なものが洗濯槽内に残り臭いの原因になります。たくさん使うほど効果を発揮してくれそうですが、実際はそうではありません。洗剤の使用量はメーカーや洗剤の種類によって異なるので、説明をよく読みしっかりと計量するようにしましょう。

2:汚れた衣類を洗濯機内に入れっぱなしにしない

洗濯機の中は通気性が悪いので、汚れた衣類や濡れたバスタオルを入れっぱなしにしておくと、あっという間に菌が繁殖します。脱いだ服をすぐに洗濯機に入れている人は、洗濯カゴに入れるようにしましょう。また、洗った衣類を洗濯機の中に放置するのも注意。洗濯が終わったら、なるべく早く洗濯機から出して干すようにしましょう。

3:お風呂の残り湯を使わない

節水のため、お風呂の残り湯を洗濯に使う家庭も多いのでは? しかし、お風呂のお湯には垢や皮脂汚れなどが溶け込んでいます。排水管や排水ホースに流れ込むと汚れの原因になるので、臭いを消したいなら残り湯は使わない方がいいでしょう。

最後に

「洗濯機の臭い」の原因や対策方法はチェックできましたか? 洗濯機をきれいに保つことは、身に着ける洋服をスッキリ清潔にすることにもつながります。「洗濯機の臭い」が気になったら、臭いの原因に合ったクリーナーや掃除方法を試してみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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