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2022.04.28

「保証」と「保障」の違いとは? 保険における使い分け方や英語表現を解説

「保証」は、「保証金」や「保証人」というように「人やものに責任を負うこと」。「保障」は、「社会保障」「安全保障」というように「害が及ばないよう守ること」という意味があります。今回は、「保証」と「保障」の意味や違い、正しい使い方や保険での使い分け方、英語表現などを解説します。

「保証」と「保障」の意味とは?

「保証」と「保障」は、どちらも「ほしょう」と読む同音異義語。保険の契約や仕事の場面で目にする機会の多い言葉ですが、違いは理解できていますか? ここでは、「保証」と「保障」の意味とその違いについて解説します。

(c)Shutterstock.com

「保証」の意味

「保証」とは、「保証金」や「保証人」という言葉があるように、人物やものに対して責任を負うこと。間違いがないことを認め、責任を持つことを指します。例えば、「品質を保証する」「彼の人柄を保証する」という場合には「保証」が適切です。

「保障」の意味

一方「保障」は、「地位や権利などに害が及ばないよう保護し、守ること」を指します。「社会保障」や「安全保障」「人権保障」などの言葉が代表的ですね。国が国民の生活の安全を保護する決まりや法律には、「保障」を使います。

「保証」と「保障」の使い方とは?

「保証」と「保障」それぞれの意味は理解できましたか? 続いて、「保証」と「保障」が、どのようなケースで使われるのか、具体例を挙げて説明します。

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「保証」は「責任を負う」場合に使う

多くの場合「保証」は、何かの責任を負う状況で使用されます。例えば、家具を購入した際に受け取る「保証書」は、「この商品の品質は確かに問題ありません」と証明するため同封されています。もし万が一、購入した家具に故障や不具合が生じても、その「保証書」があれば、アフターサービスを受けられることが多いです。

また、「債務保証」とは、個人や会社が賃貸契約などを結ぶ際に、支払い義務を第三者が保証することを言います。この第三者のことを「保証人」と呼び、債務者がお金を返すことができなくなった場合には、「保証人」がお金を返すことになります。このように「保証」には、何か問題が起きたときは責任を持って対処するという意味が含まれているのです。

例文1・日本のトップメーカーが作った自動車は、世界中でその品質が保証されている。
例文2・両親の代わりに叔父が身元保証人となった。

「保障」は「保護する」場合に使う

損害から個人を守ることに対して「保障」を使います。「保障」を使った単語に「社会保障」がありますが、これは病気や失業、出産、育児などに直面したときに、国がサービスや現金を給付し、生活の安定を図る制度のことです。

また、「人権保障」には、あらゆる脅威から個人の人権やプライバシーを守ることを指します。このように「保障」は、国家の安全や権利など規模が大きい事柄に対して使われるのが一般的です。

例文1・この保険に加入すれば、手厚い保障が受けられるだろう。
例文2・兄は老後の生活を保障してくれる会社を選んだ。

保険の分野では「保証」「保障」どちらを使う?

「保証」や「保障」は、保険の分野で頻繁に用いられる単語です。保険のパンフレットや契約書などに書いてあるのを目にして、どのように使い分けられているのだろう? と疑問に思ったことはありませんか。ここでは、年金保険・生命保険に使われる「ほしょう」を解説します。

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1:「保証」は年金保険

「保証」には、「責任」という意味の他に、「確実だ、大丈夫だ」という意味があります。そのため、確実に将来支払われる「年金保険」には、「保証」が使われるのが一般的です。例えば、「保証期間付終身年金」は、受給者の生死にかかわらず一定期間の年金給付が保証されている制度のこと。どのような状況であっても年金は必ず支払われるという意味で、「保証」を使うと覚えておきましょう。

2:「保障」は生命保険

病気や事故、入院など、もしものリスクに備えて任意で加入するのが「生命保険」。「保障」には「保護する」という意味があるため、あらゆる経済的な損害から個人を守る「生命保険」には「保障」が用いられます。「生命保険」における「保障」の使用例は、一生涯の「死亡保障」となる終身保険や、適切な医療サービスが受けられる「医療保障」などがあります。契約者本人だけでなく、残された家族を経済的に保護してくれるのが「生命保険」なのです。

英語表現とは?

契約や保険の分野で登場する「保証」「保障」は、海外の人とのやり取りで使うこともあるでしょう。英語でも「保証」と「保障」は、それぞれ別の単語として使い分けられているようです。早速詳しい意味をみていきましょう。

「保証」の英語表現

「保証」の英語表現は「guarantee」。「〜を保証する」「請け合う」という意味になります。製品の故障に対する「保証」や、借金などの「保証人」になるという意味も含まれているため、日本語の「保証」と同じように使うことができるでしょう。「guarantee B to A」で「A(人)にBを保証する」と表現することができますよ。

・guarantee goods against breakage(商品の破損について保証する)
・a color television with a two-year guarantee(2年間保障付きのカラーテレビ)
・My parents guaranteed the loan.(両親がローンの保証人となった)
・The employer guarantees that the promised benefits will be paid.(雇い主は約束の手当の支給を保障している)

「保障」の英語表現

「保障」の英語表現は、「security」です。「security」は、日本語でも「セキュリティー」というように、「安全」「保護」「保障」という意味になります。保険の分野で使われる単語で、安全保障は「national security」。社会保障は「social security」と言います。

・We pay social security.(私たちは社会保障に入っている)
・My house has a security system.(私の家にはセキュリティシステムが装備されている)

最後に

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「保証」と「保障」の意味や違いは理解できましたか? 「保証」は「保証人」や「保証書」など、「保障」は「社会保障」や「安全保障」に使われることが一般的。いずれも、保険の契約時やビジネスシーンなどの大事な場面で用いられます。言葉の持つ意味合いやニュアンスを理解して、自信を持って使い分けられるようになりましょう。

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