覚えておきたいお誘いの断り方

曖昧な断り方をしない
お誘いや頼み事をされたとき、申し訳ないという気持ちから、つい曖昧な言い方で断ろうとしてしまう人もいるかもしれません。しかし、はっきりとお断りしたほうが自分にも相手のためにもなりスムーズ。
まずは、断ることが悪いことだという思い込みをやめましょう。
もしお誘いを断ることによって友人や知人との関係が悪化してしまうのなら、それまでの関係。こちらには断る権利があるのです。
仕事での頼まれごとも、自分のキャパを超えているのにも関わらず引き受けてしまうと、「あの人ならなんでも引き受けてくれる」と思われ仕事量が増える可能性もありますし、余裕がない状態で引き受けた仕事はクオリティが下がって相手に迷惑をかけるだけでなく、自分の評価が下がってしまう可能性も。
できないことはできない、とはっきり伝えることが大切です。
お礼や謝罪、理由をセットにして断る
はっきりと断ったほうがいいとはいえ、相手を不快にさせる断り方は避けたいもの。
今後の人間関係がギクシャクしないよう、断るときは誘ってくれたことに対する「お礼」や、お断りすることへの「謝罪」、行けない・引き受けられない「理由」をセットで伝えるとよいでしょう。
たとえば、「せっかく声をかけてもらったのに申し訳ないのだけど」「お誘いありがとう! でもその日はズラせない予定が入っていて…」など、相手の心情を考慮した言い方を心がけるとよいでしょう。
直前になって断るときは注意
「行けるかも…」などという曖昧な返事をしてしまい、直前になってどうしても「断りたい」となった場合は、できるだけ早めに連絡するようにしましょう。
また、ドタキャンすることで金銭が発生する場合は、必ず事前に支払うこと。
同時に謝罪の言葉も忘れてはいけません。必ず誠意をもって謝罪するようにしましょう。可能なら埋め合わせの日を提案したり、次に会ったときにもひとこと謝罪の言葉を伝えたりするとさらに◎!
【友達】角が立たないお誘いの断り方

家族を言い訳にする
乗り気ではない飲み会(オンライン含め)や遊びを断る際、家族を言い訳にするのがおすすめ。
「家族とひさびさにゆっくり過ごすから」と、家族と同居している人や結婚している人、同棲中の人は、この言い訳なら角が立ちにくいでしょう。家族団欒の邪魔をしようと思う人はなかなかいません。
ダイエット中だと言う
「今ダイエット中で外食を控えている」「ダイエット中だからみんなが食べてるのを見るのがつらい」などという言い訳もおすすめです。こんな風にを言われたら、相手も引き下がるしかありませんよね。
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【異性】行きたくない誘いの断り方

嫌な誘いにははっきり「NO」と言う
好意をいだいている異性や仲のよい異性からの誘いをやむを得ず断らなければいけないときは、断りと一緒に代替え日を提案することで良好な関係を保つことができます。しかし、もしもその誘いが嫌なものだった場合は、はっきりと断りましょう。
たとえば、付き合っていない異性からの「家に行っていい?」や「ホテルに行こうよ」などのお誘い。あなたが嫌だと思うなら、気まずくなろうが相手を怒らせようが、はっきりと断ってよいのです。
嫌な気分にさせないように… なんて気を使う必要はありません。
「付き合う前に体の関係はもちたくない」「明日の朝早いから」など、曖昧な態度はとらず「行かない」という意思をしっかり伝えましょう。
断れず誘いに乗るのなら、それだけの覚悟をもつ必要があります。
相手の性格や状況で対処を考えられるとベスト
異性関係は、はっきりと断ることで思わぬトラブルに発展してしまう可能性も大。たとえば、逆上されてあらぬ噂を流されたり、ストーカーをされたり。
根にもったり逆恨みしたり、少々粘着質に見える人には、曖昧な態度を取って隙を見せるのはNG。こういった人たちは自分の都合のいいように解釈します。こうした人たちに誘われてお断りする場合は「今の彼と結婚を約束している」など、あなたには入ってくる余地がない、ということを思わせる返答を。
自信家やプライドの高い人にも注意が必要です。
こういった人たちにしてはいけないのは「第三者を巻き込む」こと。誰かの前で断ったり誰かに相談したりするのは避けましょう。
どうしても断りにくい場合はメールで「私にあなたはもったいない」とか「私よりもあなたにふさわしい人はいると思う」など、相手の自尊心をくすぐる言葉を添えるのが◎。
【上司・先輩】ビジネスでの上手な断り方

謝罪のクッション言葉を入れる
ビジネスシーンでお断りをするときは、謝罪のクッション言葉を添えると角が立ちません。
たとえば以下のような言葉を最初に加えましょう。
・申し訳ございませんが
・恐れ入りますが
・せっかくですが
これらの言葉を上手に使って、相手を不快な気持ちにさせないようお断りましょう。
ただし断り方次第では「やる気がないのか?」「上司の差配に不満があるのか?」などと思われてしまうことも…。そのため「引き受けられません!」「それって私の仕事ですか?」といった断り方は避けましょう。
まずは自分に新しい仕事を任せようとしてくれた点に感謝を示しつつ、「今抱えている仕事の期限が明後日に迫っている」「そういった資料を完成させるにはさまざまな部署から関連データを集めて検証する必要があり、納期に対し負荷が大き過ぎる」などという、引き受けられない理由を伝えましょう。
可能なら「来週であれば対応できますがいかがでしょうか?」「今抱えている仕事と優先順位を変更すれば対応できますが問題ないでしょうか?」「既存のデータを使って簡易な検証なら対応ができますがそれでもよろしいでしょうか?」など、できる条件や代替え案を示して判断を仰ぐとよいでしょう。
上司という立場の異性から誘われたら…?
1. 具合が優れないことにする
「今夜ふたりで食事どう?」「来週ふたりで飲みに行かない?」などというお誘いには、体調を言い訳にして断ると角が立ちません。
「すみません。このところ、ちょっと体調が優れなくて外食を控えているんです……」と、申し訳なさそうにお断りすれば、それ以上のことを言ってくる人は少ないはず。
「じゃあ体調がよくなるものを食べに行こうか?」などと食い下がってくるようなら「呆れた目×ギョッとした顔」で対処して。「目は口ほどに物を言う」で切り抜けましょう。
2. 彼氏や夫が激怒することにする
相手がプライベートなお誘いをしてくるのなら、こちらもプライベートな言い訳で切り抜けましょう。
「お誘いありがたいのですが、彼氏(または主人)が異性とふたりきりで食事に行くと、激怒するんです。彼は嫉妬深いから、おそらく会社に乗り込んでくると思います……すみません」くらい大袈裟でOK。
会社でのトラブルは避けたいもの。嫉妬深いキャラにされる彼には申し訳ないですが、上司には効果的です。
3. 妻の話題を出す
もし上司が既婚者なら、妻の話題を出しましょう。
「奥様はご存じなのでしょうか?」「素敵な奥様がいらっしゃると聞きました」「食事に行って誤解が生じては困るので、奥様にご挨拶してからなら……」と、ちょっぴり面倒臭い女になり切るといいでしょう。
相手に合わせた適切な断り方を
お誘いを断る際に心得ておきたい注意点や、相手別の断り方をご紹介しました。友達・異性・上司など相手によって断り方は変わりますが、不快にさせないためには、曖昧な回答はせずに、相手に配慮した言葉使いを心がけることが大切です。トラブルにならないよう、スマートな断り方で上手に切り抜けましょう。
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