ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#45>
こんにちは、ライター・安本由佳です。
およそ1年前から、Instagramのストーリーズでお悩み相談を受けています。
私自身すべての「正解」を知っているわけではありませんが、相談者さんの立場に立って真摯に考え発信し続けたところ、連日たくさんのお悩みが届くようになりました。
Oggi.jpでは、いただいたお悩みの中から、ぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
前回記事:『上司との不倫にハマる友人… 放っておくべき? 止めさせる有効な方法は…?<働く女性のお悩み相談室#44>』
お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
さて… 今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
ハッキリ「NO」を言う強さを持とう
お悩み:付き合っていない男性から「家行っていい?」とか「ホテル行こうよ」と誘われた時、どうすべきか迷います。上手な交わし方もわからなくて… 気まずくならない断り文句はありますか?
まず大前提として、相談者さんが「嫌だ」と思うなら、気まずくなろうが相手を怒らせようが断っていいんです。上手に交わそう、なんて気遣う必要はありません。
昨今、性的同意に関する議論が積極的になされていますが、女性が「断りづらい」と感じる状況を作っていること、それ自体がすでに問題。男性側にも配慮を求めたいところですが、女性もハッキリ「NO」を言う強さを持ちましょう。
一方、相談者さんに好意があって「誘いに乗ってもいいな」と思っている場合でも、付き合う前はやめておくのが賢明だと思います。
好意があるぶん躊躇してしまう気持ちもわかりますが、断る以上、多少の気まずさは仕方なし。「付き合う前にしたくない」と言ってしまえばいいし、それが難しければ、月並みでも「明日の朝早いから」とかなんとか適当に理由をつけておけばいいんです。
何よりも大事なのは、曖昧な態度をとらず「行かない」意思を伝えることです。
誘いに乗るなら主体的に、覚悟を持って
言うまでもなく、付き合う前に一線を越えてしまうのは女性にとってデメリットの方が大きいと思います。
「関係を持てば彼女になれるかも」なんて淡い期待を抱いたり、駆け引きに使うなんてもってのほか。
たとえ確実に避妊できたとしても、彼にとっては「付き合わずして手に入った女」になるだけです。都合のいい相手に成り下がる可能性、本命枠から外れる可能性のほうが高い。
後悔して泣くハメになるのは自分です。誘われるがまま流されて事に及んでしまう、なんてことだけは絶対に避けるべき。
視点を変えれば、流されるのではなく自ら主体的に決定するなら、付き合う前に一線を超えたって別にいいとは思います。自分で決めたことなら、たとえ不本意な結果になっても自己責任ですから。
ただ、女性は体の関係を持つと情が移ってしまうもの。後悔せずにいられる人は稀だと思うので… 確固とした自信がないならやめておきましょう。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。