【目次】
・【質問】好きだけど付き合わない経験はある?
・好きだけど付き合わない理由とは
・好きでも付き合わない方がいい男性の特徴をチェック!
・「好きだけど付き合えない」と言ってくる人の心理とは
・最後に
【質問】好きだけど付き合わない経験はある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に好きだけど付き合わない経験はある? と質問したところ、はい…30%、いいえ…70%という結果となりました。
7割以上の女性がいいえと回答しているので、実際経験している人は少ないようです。一方で、なんで好きなのに付き合わないの? と疑問を抱えている女性がいるのも事実。そんなときの具体的な心理状況をまとめてみました。
好きだけど付き合わない理由とは
お互いが好意を抱いている=交際をスタートさせるというのが一般的な思考。ですが、好きな気持ちが合致していても、あえて付き合わないという選択もあるようです。これという決まった理由ではなく、さまざまな理由が考えられるので、アンケート結果が多かったものを確認していきましょう。
【1】将来が期待できない
見た目や性格でこの人のことが好きだなあと思っても、職業や年収が安定しておらず、現実的に考えて将来性を感じられないと、友達以上の関係から発展しにくくなります。
そもそも、相手に色々なことを期待しすぎるのは、ストレスに直結するので控えるべきだと思いますが、長い目で見て将来をイメージしたときに職業や年収は大事なもの。恋人選びにも慎重になって当然なのです。働く気がない、仕事もズル休みしてばかり… そんな男性に魅力を感じるはずもありません。
「将来性がないと思ったから」(20代・福島県)
「付き合っても未来が見えなかった」(30代・東京都)
「将来性が見えない相手だから」(30代・福島県)
「その人との未来が見えなかったから」(30代・福岡県)
「別れたら関係をたちきることになるので、ずっと仲の良い友達以上でいようと決めた」(30代・愛知県)
【2】既婚者である・彼女がいる
たまたま好きになってしまった男性に奥さんや彼女がいたら、それ以上の関係は望めないですよね。浮気や不倫をしてしまうと社会的信用を失ってしまったり、家庭を崩壊させたりするなどのディメリットが多くなります。自分のものにしたい! と欲張る心を抑えて、正常な思考で倫理観を保つことが正解!
お互いの気持ちがわかっていても、あえて一線を超えないようなその瞬間だけをときめく関係を選ぶと、ちょうどよい距離感が掴めて◎!
「相手が既婚者だから」(30代・宮城県)
「相手が結婚していたから」(20代・東京都)
「相手に彼女がいる」(30代・愛知県)
「相手に恋人がいたから」(20代・埼玉県)
「彼女がいたから」(30代・東京都)
「相手が他の人を好きそうだから」(20代・東京都)
【3】今の関係のままが楽
お互いの暇な時間や寂しい気持ちを解消できるだけの関係なら、喧嘩の不快感や別れの寂しさを選ぶとこもないので、ちょうどよい距離感で気楽な恋愛ができます。
恋人になると、束縛をされるなど、ふたりだけのルールに悩まされることも多く、相手を嫌いになる可能性も十分にあります。ただ、今の関係のままなら、そんな煩わしさもないので、友人としても恋人として、両方の良いとこ取りができるのがメリットです。
「気が合うけど、なんとなく飽きそうな気がして」(20代・鳥取県)
「付き合うのは違うと思った。友達でいる方がいい関係でいられそうだったから」(20代・神奈川県)
「付き合うのがめんどくさい」(20代・兵庫県)
【4】困難があった
付き合いたい気持ちはあるのに、さまざまな事情があり進展できないケースも。
いくらふたりの交際と言っても、人間関係や仕事の兼ね合い、歳の差など、交際するにあたって大きな問題がある場合は諦めるしかないのかも…。本当に恋人になりたいのならば、相手に努力や協力してもらう場面も必要となるでしょう。
「相手が大学を卒業したら地元に帰るのがわかっていて、遠距離恋愛をする自信がなかった」(30代・埼玉県)
「相手の親に嫌われてた」(30代・青森県)
「立場的に関係が悪くなるのが嫌だから」(30代・東京都)
「アプローチしても相手が振り向いてくれなかった」30代・兵庫県)
「家族がおかしい」(30代・愛知県)
「周りの友達に対していい印象がない」(30代・長野県)
【5】自分に自信がない
自分に自信がないと、○○をしたら嫌われてしまうかも… と相手の顔色を伺いながら恋愛をすることになり、息苦しい日々を過ごすようになるかもしれません。さらに、相手がとても人気者でモテるタイプだとライバルが多い状況なので、ほっと一息つく瞬間すらも得られないでしょう。
自分が彼女になっても幸せにすることなんてできないから、付き合うことができない… というネガティブな思考も。大切な存在だと失うことを恐れて、それ以上の進展に距離を置いてしまうようです。
「自分じゃ釣り合わないと感じてしまった」(20代・東京都)
「自分にはもったいない相手だったから」(30代・奈良県)
「釣り合わないから」(20代・宮城県)
「別れが来た場合が辛い」(30代・熊本県)
「勇気がなくて告白できないから」(30代・三重県)
【6】価値観の違い
お互い育った時代や環境が違えば、価値観の違いがあっても当然。100%合う人間なんていないのですから。
ですが、金銭感覚、生活リズム、食の好み、仕事への意欲などの大事なポイントで、大きな考え方のズレがあると、付き合ったとしても上手くいかないかもしれません。やり過ごせる範囲での妥協は必要だと思いますが、無理して自分を偽る恋愛は疲れてしまうので要注意です。
「価値観が違う」(30代・大分県)
「金銭感覚が違うと思ったから」(30代・神奈川県)
「自分にとって大事な時期でそっちに集中したい」(30代・東京都)
「夢を優先したいと決めたから」(20代・新潟県)
好きでも付き合わない方がいい男性の特徴をチェック!
この世には、好きだけど諦めた方がよい恋愛も存在します。関係を発展させる前に、お互いにとってプラスになる人間なのかをよく考えてみましょう。事前に付き合わない方がいい男性の特徴を知っていると、自ら予防線を張ることができるので、知っておくことをおすすめします。
【1】お金に関してルーズ
男性を見極める際に一番重要と言っても過言ではないのが、金銭感覚。早めに見抜いておかないと、後々苦労することに。無駄な出費が多くないか、買いたい物が我慢できているか、見栄を張った奢り癖がないか… などさまざまなチェックポイントがあります。
将来的な不安をなくしておきたいならば、金銭面で問題がある男性とは関係を発展させるべきではありません。場合によっては、人生全てを狂わせてしまうので慎重になることが大切です。
「お金がない人、性格が合わない人、常識がない」(20代・神奈川県)
「お金にルーズな人、人間関係にだらしない」(30代・神奈川県)
「お金に細かすぎる」(30代・奈良県)
「お金の管理ができない人」(30代・兵庫県)
「お金や時間にルーズ。計画性のない人」(30代・埼玉県)
「借金がある」(30代・奈良県)
「お金の使い方が合わない」(30代・富山県)
【2】女性関係がだらしない
女性にモテたい願望が強く、複数の女性を口説いていたり、浮気ばかりする男性は論外です! 根っからの女好きは、いくつになっても変わることがないので遊び癖が抜けないのが特徴です。
本気で一途に付き合う気もないのに、口だけは上手なので、いつの間にか体だけの関係になってしまう事例も多いです。この女は自分に惚れていると思ったら、浮気をしても許されるだろう! と安易な気持ちで人の心を弄ぶので危険です。騙される前に友人などに客観的な意見を求め、目を覚ましましょう。
「女性関係がだらしない」(30代・東京都)
「女癖が悪く、感情の起伏が激しい」(30代・埼玉県)
「話していて楽しいけど、女慣れしている」(20代・宮城県)
「浮気性」(30代・兵庫県)
「常に女性の影がある男。女性の扱いが上手いので期待させられるが、すぐに飽きられてしまうと思う」(30代・東京都)
「色んな女性と遊んでる」(20代・新潟県)
「浮気性、束縛が激しい」(20代・埼玉県)
【3】ギャンブル好き
ギャンブル自体は悪いことではありませんし、たまに息抜きとして楽しんでもらう分には反対はしません。ですが、ドラマや漫画などのイメージからか偏見やマイナスなイメージが強く、女性からは嫌われることが多いでしょう。
金銭感覚が狂うだけでなく、ギャンブル中心の生活になりデートの時間が少なくなったり、負けた苛立ちから八つ当たりをされるなど、彼女としての精神的ダメージが多いこともあります。のめり込まず、程々に楽しめる男性ならば問題はないと思うので、自制の心を見抜いてみましょう。
「ギャンブラー、浮気症」(30代・千葉県)
「ギャンブル、たばこを吸う」(20代・神奈川県)
「ギャンブルや煙草を吸う人。借金のある人」(30代・神奈川県)
「ギャンブル好き、女癖が悪い、お金にルーズ」(30代・愛知県)
「パチンカス、借金持ち」(20代・神奈川県)
「金銭面にだらしがない。賭け事が好き」(30代・千葉県)
【4】性格に難あり
普段は特に気にすることがなくても、ふとした瞬間の相手の言動に違和感を覚えることはありますか? その違和感が、後に相手の嫌いな部分や許せない性格に繋がってくるでしょう。
また、自分以外の知り合いから陰口を言われていたり、悪評が流れている場合はどんな内容が噂になっているか確認してみましょう。一緒にいることであなた自身にも悪いイメージがつき、日常生活に問題が起きると一大事! 悪いと思われる部分がどのような影響を与えるか、よく考えてみましょう。
「ナルシストだったり、俺様気質だったりと性格に難ありな人」(30代・京都府)
「人のことを馬鹿にしたり、見下すようなことを言う。人の気持ちを考えられない人」(20代・東京都)
「会話でまず相手の発言の否定から入る。謝らない。馬鹿にしてくる。マウントをとりたがる」(20代・神奈川県)
「威圧的だったり暴力的な男性」(20代・京都府)
「優柔不断な人」(30代・大阪府)
「働かない、わがまま、自分勝手、協調性がない」(30代・兵庫県)
「モラハラ気質、マザコン」(20代・東京都)
【5】将来性を感じない
一緒にいるときに、相手との未来が想像できるものなのか想像してみましょう。
打開策がある場合はまだ希望は捨てきれないですが、いつまでもズルズル関係を引きずる場合は先が見えにくいでしょう。そんなときは、期限内に解消できない場合は諦めるなど、自分の中で決まりを作っておくとスムーズです。
「将来が考えられない」(20代・福島県)
「将来性がない。普段の言動がヤバイと思わせるものがある」(30代・福島県)
「自由奔放な人。付き合っても先が見えない人」(30代・福岡県)
「年齢にもよるが、もし大人になっての場合ならその人と結婚できるかどうか」(30代・静岡県)
「将来を考えていない」(30代・愛知県)
【6】大事にしてくれない
好きな人がいても、大切にされていないと感じる節があれば、後悔する前に関係を解消しましょう。平気で噓をつく、彼女のことはいつも後回し、記念日も忘れる、スキンシップも避けるなど、当てはまる部分はありませんか? 自分では近くにいすぎて気付きにくくなってしまっている可能性が…。
いつでも誠実に正面から向き合ってくれる、素敵な男性を選んだ方が数十倍も数百倍も、幸せになれる可能性が高まります。大事にしてくれない男性との関係を早く切ることで、心から安心できる相手を見つけられるかもしれません。
「軽く扱う人」(20代・東京都)
「軽い感じ、適当な雰囲気、大事にされてないと感じたら」(30代・奈良県)
「不真面目、嘘つき」(30代・宮城県)
「大事にしてくれない」(30代・東京都)
「言葉だけの人」(20代・兵庫県)
「DV気質」(30代・神奈川県)
「暴力をふるったり嫌な感じの人」(30代・三重県)
【7】マナーが悪い
マナーの悪い男性を見ると、千年の恋も一瞬で冷めてしまいます。特にアンケート結果で多かったものは、店員さんへの態度が悪い、食事のマナーが悪いという意見でした。デートで買い物や食事に行ったときに気付いてしまうのでしょう。
最初からマナーを知らない場合は、丁寧に教えてあげることで問題は解決しますが、知っているにも関わらずの行為なら不快に感じて当然です。幼少期の環境からそのようになってしまうことも多いので、家族そろって同じような性格な場合も考えられます。
「お店などで店員さんに対する態度が良くない。箸の持ち方が汚い(食事のマナーが悪い)」(30代・神奈川県)
「見下すような態度を取る男性」(20代・岩手県)
「店員さんに横柄な態度をする人。なれてきたら自分にも横柄な扱いをしてくるから」(30代・宮崎県)
「食事の仕方が汚く見える」(30代・東京都)
「常識や教養がない」(30代・愛知県)
「店員に横柄な態度を取る」(30代・滋賀県)
「好きだけど付き合えない」と言ってくる人の心理とは
ここでは、お互い好きな状況なのに、付き合えないと言ってくる男性の心理を調査してみました。諦めるにも理由がわからないと前にも後ろにも進むことができません。なぜそんな返事をするのか、気持ちがわかれば対処方法も考えられます。一緒に確認してみましょう。
【1】女性の理想が高いから
付き合うということは、自身の生活の中に恋人が存在するということになります。一緒に歩いたり、家族や友人に紹介する可能性だって考えられるのです。それを意識しすぎて、もっとかわいくてスタイルの良い子がいい! などの欲が生まれているのではないでしょうか。つまり、女性に対する理想が高すぎるのです。
または、都合のよい関係でいたい、まだ遊びたい、ひとまずキープしておきたいなど、自分にメリットが多くなるような自己中心的な気持ちがあると受け取れます。
【2】多忙な生活により気持ちに余裕がない
仕事の繁忙期、就活や転職、資格取得に向けて勉強など、忙しさに追われていると気持ちに余裕がない日々が続きますよね。そんなタイミングでは恋愛モードになりにくく、恋人を疎かにしてしまうならば恋愛はしない方が良い! と心に決めている人もいます。
もしそんな男性との恋を発展させたいのならば、邪魔にならない程度に彼の応援をしつつ、悩んでいる時に支えてあげられる存在に身を置きましょう。そして、落ち着いたタイミングを見計らってアプローチ! 時間は掛かってしまうかもしれませんが、その分信頼関係は十分に構築できるはずです。
【3】自分の時間を大切にしたい
女性は疲れているときほど、好きな人と一緒に時間を過ごすことで元気がもらえる! という思考が強いようですが、男性は疲れている時ほど自分の時間を大切にしたいと思うので、考え方にすれ違いが起きやすいのです。
自分の時間を大切にしたいと思っている=人生の中の優先順位は自分が一番ということです。まだ気持ち的にも若く、チャレンジしたいこともたくさんあるのでしょう。対象の女性が誰だとしても、そもそも付き合うという選択肢を取らないかもしれませんね。
【4】めんどくさいことを避けたい
あなたと一緒に過ごす時間は本当に楽しいと思っているけれど、ラブではなくライクのような存在になってしまい交際に結び付かないことも。今の関係が居心地が良いので、付き合うことによって関係が崩れてしまうことをめんどくさいと思っているかもしれません。
相手があなたに対して、嫉妬や独占欲があるような発言をしていれば恋愛感情があると受け取れるので、そういった会話の中からライクなのかラブなのか見極めていくのも◎。
【5】恋愛に慎重になっているから
恋愛に慎重になっている男性は、今までに女性関係で何かしらのトラウマを抱えている可能性もあります。じっくり時間を掛けて、あなたが信用できる相手なのか見極めているのでしょう。
もしくは、結婚願望が高まっていて、次に付き合う彼女は結婚相手にしたい! と強く思っている可能性も。結婚前提となると、さまざまな項目に対してチェックが厳しくなってくるので、簡単に交際に進展していかないのが難点。
最後に
一般的には、お互い好きな気持ちがあるならば、きちんと話し合って、彼氏・彼女の関係になることが多いでしょう。しかし、恋人という肩書きに頼りたくないと感じている人もいます。
結婚願望が強い女性は、交際・結婚に興味がない相手と一緒にいても、価値観が違うのでお互いが望む答えを出すことが難しい気がします。お互いの気持ちも汲み取りつつも、それ以上の関係を求めることは止めたり、新しい相手を見付けるなどの見切りをつけたりしても良いのかもしれません。
好きだけど付き合わないふたりは信頼関係で結ばれているため、深い絆が定着しているのです。恋人ではないので終わりも来ないですし、気軽に一緒にいられるのもメリットのひとつ。さまざまな愛の形が溢れるこの時代だからこそ、周りの目を気にすることなく自分たちらしい付き合い方ができると幸せですね。
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