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2022.05.20

パワハラ上司の特徴と正しい対処法! 我慢? 反撃? 実際のパワハラ発言をジャッジ

パワハラ上司、またはその疑いのある上司、あなたの身近にもいませんか? パワハラは意外と身近なトラブルのひとつ。万が一パワハラ被害を受けたとき、我慢を続けて自分が壊れてしまうのは避けたいところですよね。そこで今回はパワハラ上司の特徴と、パワハラを受けたときの対処法など紹介していきます。

【目次】
そもそも「パワハラ」とは? 意味をおさらい
上司から受けたパワハラ例、どんなものがある?
これってどっち? 上司からのパワハラを正しくジャッジ
パワハラする人に当てはまりやすい特徴
上司からパワハラを受けたら仕返しする? 撃退&対処法

そもそも「パワハラ」とは? 意味をおさらい

パワハラの定義

パワハラの定義
(c)Shutterstock.com

職場におけるパワハラの定義は、厚生労働省が以下のように定めています。

「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」

具体的にどのような行為のことなのか、詳しく説明していきます。

厚生労働省が分類したパワハラ行為

厚生労働省が分類したパワハラ行為は、以下の6つに分けられます。

1. 身体的な攻撃

暴行・傷害

2. 精神的な攻撃

脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言

3. 人間関係からの切り離し

隔離・仲間外し・無視

4. 過大な要求

業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害

5. 過小な要求

業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと

6. 個の侵害

私的なことに過度に立ち入ること

これらの行為に限られる訳ではありませんが、パワハラ行為を疑ったときはこの分類に当てはまるかどうか、チェックしてみるといいかもしれません。

話題のパワハラ、いざ自分がされたら誰に相談?【弁護士が解説します】

パワハラ相談件数は年々増加している

パワハラ相談件数は年々増加している

実は厚生労働省へのパワハラの相談件数は、年々増加傾向にあります。職場のいじめや嫌がらせ(パワハラ)は、なんと5年連続でトップ。平成28年度の相談件数は70,917件で、15年前に比べて10倍以上に増えているのです。

他にも厚生労働省の別調査によると、従業員の3人に1人が「過去3年の間にパワハラを受けた」と回答しているそうです。

もしかして… パワハラってどこから?【○×テスト】でチェック!

上司から受けたパワハラ例、どんなものがある?

「君の代わりは、誰でもできる」

「君の代わりは他にもいるんだ」といったニュアンスの暴言。

上司としては「もっとがんばれ」という激励の気持ちを込めている可能性も高いですが、これを戦力外通告を受けたように感じる部下は少なくありません。

言われて一番傷ついた言葉、これで会社を辞めてしまったという人は多くいるようです。

「Aさんは仕事ができるのに、あなたはいまひとつだね」

「切磋琢磨して頑張れ」「Aさんの仕事を参考にしてみろ」といった気持ちから、このような言葉を吐く上司も多いですが、他人と比較する暴言はパワハラと感じる人は多いもの。

とくに女性は、周りをよく見て自分の立ち位置を確認し、なんらかの形で劣等感を覚えやすい生き物。このような発言は、プライドもモチベーションもズタズタになります。

「私の言う通りに仕事をすればいいんだ」

「言われた通りにやれ」というのも暴言のひとつ。

「指示通り動きますが、その背景と目的を教えてください」と聞き返せれば、上司がどんな意図で言ったのか理解できるかもしれませんが、ただ吐き捨てられてそのまま放置では、パワハラと捉えてもしょうがないのかもしれませんね。

「こんな会社、辞めてやる!」パワハラ上司からの不快な暴言の裏の意味

他にもあるある上司からのパワーハラスメント例

他にもあるある上司からのパワーハラスメント例

仕事に関する叱責だとしても、以下のような言動は常識の範囲を超えたパワハラです。

・部下の態度にカッとなった上司が、部下の体スレスレを狙ってペンを投げる
・職場のみんなの前で「バカ」「クズ」と怒鳴る
・仕事のミスについて、個室で5時間叱責する
・「一緒に仕事をしたくない」と言う

以下の行動も、嫌がらせの可能性が大。

・明らかにこなせない量の業務を割り振る
・業務を回さない

以下はグレーゾーン。ただし継続的に行うようならパワハラに当たる可能性大です。

・私的なランチを後輩に買って来させる

もしかして…パワハラってどこから?【○×テスト】でチェック!

これってどっち? 上司からのパワハラを正しくジャッジ

他の社員がいる前での罵倒→パワハラになる

他の社員がいる前での罵倒→パワハラになる

弁護士の松葉優子さんに聞きました!

営業目標未達を、もし毎朝部署全員の前で罵倒されたら…?

他の社員がいる前での罵倒→パワハラになる
(c)Shutterstock.com

「まず、他の社員がいる前で注意するというのは、被害者に精神的苦痛を与えるものです。また、一度だけではなく毎朝続くということは、被害者に大きな精神的苦痛を与えるものです。したがって、どのような言葉で罵倒されたのか、どのくらいの期間続いたのかなどにもよりますが、パワハラに当たり得る行為であると考えられます」(松葉さん)

遅刻が多い部下へのお説教→パワハラにならない

遅刻がなかなか治らない部下への「時間を守るのは社会人として一番基本的なことだよ」といったお説教。これはパワハラに当たるのでしょうか?

遅刻が多い部下へのお説教→パワハラにならない
(c)Shutterstock.com

「遅刻を注意するというのは、明らかに業務上必要な指導といえます。したがって、注意の仕方や頻度にもよりますが、上記のような言葉で注意するだけであれば、パワハラには当たらないものと考えられます」(松葉さん)

話題のパワハラ、いざ自分がされたら誰に相談?【弁護士が解説します】

パワハラする人に当てはまりやすい特徴

根性論が好き

根性論が好き
(c)Shutterstock.com

「やればできる」という精神論を大切にすることは良いことです。地道な努力が成功や成長につながると信じ頑張っていくことは、見習いたい姿ですよね。

しかし、この根性論は押し付けるものではありません。根性論でどうにでもなると信じている人は、結果がついてこない理由を「努力が足りていない」「頑張っていないからだ」など、パワハラ暴言を吐く傾向が強いと言えそうです。

あなたの周りにもいるかも?「体育会系」についてご紹介!「体育会系」な人の特徴や強み、「体育会系」企業について徹底解説

他力本願

他力本願
(c)Shutterstock.com

当事者意識が薄く、他力本願な人もパワハラ傾向に…。少しでも楽をしたい、責任を負いたくないという気持ちから、面倒な仕事を部下に任せたり、身勝手な言い分を主張したりすることが。

明らかに筋の通っていない言動は、パワハラ行為を疑っていいかもしれません。

社会人なら知っておきたい!「当事者意識」の意味や低い人の心理、対処法を詳しく解説

支配欲が強い

支配欲が強い
(c)Shutterstock.com

支配欲とはその名の通り「人を支配することに対する欲望」のこと。

考えや行動を束縛したい、自分の意のままに動かしたいといった感情で、相手をコントロールすることで満たされ、コントロールできないと不満を感じる心の動きです。

支配欲が強い
(c)Shutterstock.com

「自分だけが正しい」という考えを持っていて、過去にリーダーを務めその成功体験がある人ほど、自分の正しさを疑わず突き進みがち。

年を重ねるごとにプライドが高くなり、支配欲が増していく人もいます。こういった人はとくに、会社でパワハラをする上司に多いパターンと言えます。

「支配欲」が強い人の特徴とは? 当てはまる人の心理や、上手な対処法を解説

上司からパワハラを受けたら仕返しする? 撃退&対処法

社内の相談窓口で相談する

パワハラ上司に対し、仕返しを考える人もいるかもしれませんが、パワハラがエスカレートしてしまう可能性を考えると、あまりおすすめできません。

まずは社内の相談窓口などに話をし、事実確認を行ってもらいましょう。パワハラが確認できればなんらかの処分を下してもらえるケースも。社内に相談窓口がない場合は、外部の労働相談窓口に相談も可能です。

それでも対処できない場合は、異動願いを出して部署を異動、それも叶わない場合は転職や退職を視野に入れてもいいかもしれません。悔しい気持ちでいっぱいかもしれませんが、自分の身を守る最終手段です。

退職の場合は「会社都合による退職」扱いにしてもらうため、しっかりと会社側と話し合いをしておくことが推奨されています。

訴えるならまずは証拠を集め、上司や会社に損害賠償請求を

訴えるならまずは証拠を集め、上司や会社に損害賠償請求を
(c)Shutterstock.com

もしも反撃に出るのなら、まずはパワハラの証拠を集めましょう。

パワハラ被害に遭った場合、パワハラを行った上司だけでなく、会社に対しても損害賠償請求を行うことができます。

「会社は、パワハラを行った従業員の使用者として責任を負うとともに、労働契約上、従業員が心身の安全を確保できる状態で働けるよう配慮する義務を負っていると考えられているのです」(松葉さん)

証拠を集める場合は、以下のようなものを取っておきましょう。

・精神科等への通院を余儀なくされた場合の治療費や診断書
・同僚の証言
・パワハラに該当する発言がされたときの音声データやメール

訴えるならまずは証拠を集め、上司や会社に損害賠償請求を
(c)Shutterstock.com

弁護士に相談する際は、法律事務所によって料金は異なるものの、初回の法律相談は30分5,000円~1万円程度の料金で行うことが多いもの。

証拠を揃え、損害賠償請求をするための準備を進めていきましょう。

話題のパワハラ、いざ自分がされたら誰に相談?【弁護士が解説します】


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