働く女性が直面する【パワハラ】問題
そもそもパワハラの定義って?
職務上の地位や人間関係など職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為。
【○×テスト】
たとえばこれは、ハラスメント!?
[1] 部下の態度にカッとなった上司が、部下の体スレスレを狙ってペンを投げる
[2] 職場のみんなの前で「バカ」「クズ」と怒鳴る
[3] 仕事のミスについて、個室で5時間叱責する
[4]「一緒に仕事をしたくない」と言う
[5] 明らかにこなせない量の業務を割り振る
[6] 業務を回さない
[7] 私的なランチを後輩に買って来させる
解答:仕事に関する叱責だったとしても、[1]~[4]は常識の範囲を越えたパワハラ。同僚と比べても極端に仕事が多い[5]や逆に少ない[6]もいやがらせの可能性大。[7]はグレーゾーンだが継続的に行うのはNG。
厚生労働省へのパワハラ相談件数は年々増加!!
全国の「総合労働相談コーナー」に寄せられた相談は、職場のいじめ・嫌がらせ=パワハラが5年連続でトップ。平成28年度は70,917件で、15年前に比べると10倍以上に増えている。また、厚労省の別の調査によると、従業員の3人に1人が「過去3年の間にパワハラを受けた」と回答している。
Oggi4月号「Oggi大学」より
撮影/為広麻里 デザイン/mambo西岡(ma-hgra) 構成/酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部