【目次】
・「寝かせ玄米」とは？
・ダイエットにいい？ 寝かせ玄米の効果
・寝かせ玄米の美味しい食べ方
「寝かせ玄米」とは？
玄米に小豆と塩を入れて炊いたもの
寝かせ玄米とは一般的に、玄米に小豆と塩を入れて炊き、そこから保温ジャーで3日ほど保温していただくごはんのことを言います。
俳優や女優もハマる人が多く、超高級お赤飯とも見まごう「もちっ！」とした食感が特徴です。美味しい上に満腹感もあり、多くの人から注目されています。
寝かせ玄米は市販のレトルトで購入することが可能。
蔵前の人気和食店「結わえる」では、「小豆ブレンド」「黒米ブレンド」「十五穀ブレンド」「もち麦ブレンド」の計4種類を販売しており、通販でも購入できます。
あの“結わえる”の「寝かせ玄米」をレンチンで一瞬でいただける魔法のレトルトパックに出合った！
炊飯器を使って自宅で作ることも可能
市販のレトルト「寝かせ玄米」は、特殊な圧力釜で炊飯しているようですが、実は圧力炊飯器や圧力鍋があれば、自宅で作ることもできます。
基本的な寝かせ玄米の作り方は以下。
【作り方】
1. 玄米と小豆をボールに入れて洗う。
2. 泡立て器を使用して［1］を研ぐ。
3. 水と塩を入れたら混ぜながら溶かす。
4.［3］を8時間以上寝かせる。
5. 寝かせた［4］を、炊飯器に入れ「玄米モード」で炊く。
6. 炊飯が終わったら、ヘラを使って底からしっかり混ぜる。
7. 1日1回混ぜながら3日間保温したら完成！
ダイエットにいい？ 寝かせ玄米の効果
玄米は低GI食品なので血糖値の急上昇を防ぐ
医療法人康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾統括院長の日比野佐和子先生によると「ダイエットはカロリーよりも血糖値コントロールが必要」だと言います。
食事を摂ることで上がる血糖値。これを下げようとするのがインスリンですが、このインスリンは糖をエネルギーとして脂肪を溜め込む働きがあります。そのため、血糖値が急激に上がるとインスリンが余計に分泌され、太ってしまう可能性があるのだそうです。
「カロリーに注目して、カロリーの低い食事ばかりを選んだ結果、栄養のないものばかりの食事に偏ってしまうのはよくありません。ダイエット中の〝食〟には特に注意が必要なんです」（日比野先生）
そこで注目したいのが、血糖値の上昇度を数値で表したGI値が低い食品。玄米はさまざまな食品の中でも低GI食品に定められています。ちなみに白米は「高GI食品」です。
低GI食品の上、栄養価が高く食物繊維も豊富な玄米は、まさにダイエットにうってつけですね！
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ダイエットに必須なビタミンやミネラルを摂ることができる
玄米には炭水化物や食物繊維の他、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
ビタミンやミネラルはタンパク質がカラダに吸収されるとき必要なもの。直接エネルギーになるものではありませんが、分解や合成をサポートする働きがあるので、これらがないとダイエットにうまく作用しません。
またダイエットに玄米が推奨される理由は、白米よりも低GI食品であることや食物繊維・ビタミン・ミネラルが多いことだけでなく、炭水化物を抜く必要がなくダイエットできるので「ストレスフリー」という点もあるから。
寝かせ玄米は通常の玄米に比べ、もちもち感があり食べ応え十分なので、さらにダイエット効果が期待できそうですね。
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寝かせ玄米の美味しい食べ方
小腹が空いたときのごはんに
寝かせ玄米はちょっと小腹が空いたときのごはんにぴったり！
例えば残業になってしまった日の夜ごはん。寝かせ玄米のレトルトをストックしておけば、うまい具合にお腹を満たせます。梅干しを添えるだけでも美味しくいただけますよ。
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味噌、海藻、きのこ、豆、発酵食品を中心としたメニューに
身体のデトックスを目指すなら、味噌や海藻、きのこや豆類、発酵食品を中心としたヘルシーなメニューに寝かせ玄米を添えるのがおすすめ！
女子バレーボールの元日本代表の栗原 恵さんは、このようなメニューに切り替えた5日目で、体重がストンと落ちたそうです。
「女性にはホルモンバランスにより生理周期によって過食をしてしまう時期があるかと思います。玄米を始めたタイミングがちょうど生理周期が1週間遅れてしまい、体重も2キロ増加し『身体が重いな』と思っていたタイミングでした」（栗原さん）
「寝かせ玄米をチャレンジするなら、身体のデトックスしたいと思い、大好物の動物性タンパク質（肉、魚）中心の生活から、味噌、海藻、きのこ、発酵食品、豆類を中心としたヘルシーな食生活に変えました。寝かせ玄米を食べ始めて5日目で、引退してからピーク時に増加していた体重が2.5kgストンと落ちました」（栗原さん）
寝かせ玄米ならダイエット中のカレーも怖くない！
ダイエット中食べることに躊躇しがちなカレーも、寝かせ玄米を使った野菜＆きのこカレーなら罪悪感なくいただけます！
「カレーは、お肉を使わずにお野菜（玉ねぎ、人参、ジャガイモ）ときのこ類、お豆を入れて。しめじはカレーと一緒に煮込み、エリンギはバターで焼いてトッピングしています。海藻類を摂る為にわかめをたっぷり使ったスープを付けてみました。こちらはわかめをお湯で煮たせてコンソメで味付けし、仕上げにごま油で風味を出したシンプルなもの」（栗原さん）
