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2020.07.16

「慧眼」の意味や例文は? 類語・対義語・「炯眼」との違いもご紹介

慧眼とは、「けいがん」と読み、「物事の本質を鋭く見抜く力」といった意味があります。ビジネスシーンなどで目にする言葉ですが、読み方がわからなかったり、正しい使い方ができていない人も少なくありません。本記事では、慧眼の正しい意味や使い方、例文、類義語などを解説していきます。

【目次】
「慧眼」とは? 読み方や意味を知ろう
慧眼の使い方を例文でチェック
慧眼の類語は?
慧眼の対義語は?
「慧眼」と「炯眼」について
最後に

「慧眼」とは? 読み方や意味を知ろう

(c)Shutterstock.com

「慧眼」と書いて、「けいがん」と読みますが、この言葉についてご存知ですか? 同じ読み方をし、意味も似ている「炯眼」という言葉もあります。「慧眼」の正しい意味から、使い方の説明、「炯眼」との違いまで丁寧に説明していきます。この機会に「慧眼」という言葉をマスターしてくださいね。

◆慧眼の意味

「慧眼」とは、「物事の本質を鋭く見抜く力」のことを指します。「慧眼」の文字を一文字ずつ紐解いていきましょう。まず、「慧」は「さとい」、「知恵」を表します。

「眼」は「目」という意味の他にも、「物事を見て判断する能力」も指します。すなわち、2つの文字が組み合わさった「慧眼」は、物事の本質を見抜いたり、結果として先を見通す力がある際に使われます。

◆慧眼は「えげん」とも読む

「慧眼」は、仏教用語で「えげん」と呼ばれ、一切の事物を空であると見通す智慧(ちえ)の目を指します。仏教では、真理を認識する能力を眼になぞらえて、5種類に整理しています。それを「五眼」といい、「慧眼」はそのうちのひとつです。せっかくですから、他の4つの能力についてもご紹介しましょう。

「肉眼」(にくげん):人間の肉体が持っている眼のこと。

「天眼」(てんげん):欲望を離れた色界の天人が持っている眼のこと。過去、現在、未来、東西南北すべてを見通すことができます。

「慧眼」(えげん):真理を見抜く智慧を兼ね備えた眼のこと。

「法眼」(ほうげん):菩薩が持っている眼のこと。すべての生き物を救うために、一切の本質・実相を正しく見極めます。

「仏眼」(ぶつげん):仏陀が持っている眼のこと。肉眼、天眼、慧眼、法眼のすべてを備えています。

◆慧眼を英語で言うと

「慧眼」を英語で表したい場合には、どの単語を用いたらいいでしょうか。英語で当てはまるのは「insight」。「insight」は名詞で、「物事を見抜く力」、「洞察力」のことを指します。「have an insight into~」で「~についての見識を持っている」と表現することができます。具体的な例文は下記をご覧ください。

例文:He has an insight into human psychology.(彼は人間真理への慧眼がある)

慧眼の使い方を例文でチェック

「慧眼」の意味がわかったら、次は実際の使用方法を見ていきましょう。

1:「今年の新入社員の中でも、彼女はなかなかの慧眼の持ち主だ」

物事の本質を見抜く力のある人や鋭い洞察力のある人を、「慧眼の持ち主」と表します。主にビジネスシーンで使われますよ。同じ意味で「慧眼の士」とも言います。「唯一、上辺に惑わされなかった彼は慧眼の士だ」というようにも表現できますね。

(c)Shutterstock.com

2:「“このビジネスは必ず大きくなる”と常々話していた、部長の慧眼には恐れ入ります」

ビジネスシーンで相手を褒め称える場合の表現として、「慧眼には恐れ入る」と使います。他にも、「慧眼には脱帽する」、「慧眼には感服する」という表現も使えますよ。

目上、目下関係なく、使える褒め言葉として覚えておくと便利です。目上の相手に使用する場合は、慧眼に接頭語をつけて、「ご慧眼」とするといいでしょう。「一代で会社をここまで大きくした、社長のご慧眼には感服いたします」というように使いますよ。

3:「彼は幼い頃から苦労して育ったからこそ、慧眼を得たのだろう」

この例文のように、「慧眼を得る」という表現もよく使われます。「慧眼を得る」の意味は、物事の本質を鋭く見抜く力を努力して手に入れること。人生経験を積んで「慧眼」を身につけたときに使われます。

慧眼の類語は?

続いて「慧眼」と意味が類似する言葉をご紹介していきます。

1:先見の明(せんけんのめい)

「先見の明」とは、物事が起こる前にそれを見抜く見識のこと。ですから、「慧眼」の類語に当たりますね。「彼ほど先見の明に長けた人物を私は知らない」などというように使うことができます。

(c)Shutterstock.com

2:洞察力(どうさつりょく)

「洞察力」とは、物事を見抜いたり、見通す力のこと。こちらも「慧眼」の類語に当たります。「このトリックを見破るなんて、洞察力が鋭い」などというように使いますよ。

3:達眼(たつがん)

「達眼」とは、物事の本質を見抜く鋭い眼力のこと。こちらも「慧眼」の類語と言えますね。「一目で真偽を見抜くとは、さすが達眼の士だ」などというように使います。

慧眼の対義語は?

では、「慧眼」の反対の意味を持つ言葉にはどんなものがあるのでしょうか? 3つご紹介します。

1:節穴(ふしあな)

「節穴」とは、見えるはずのものを見落としたり、物事の意味を見抜く力のないことを指します。今までご紹介してきた「慧眼」とは真逆の意味ですね。したがって、「慧眼」の対義語に当たります。「1年近くも騙されていたなんて、私の目は節穴だったのかもしれない」などというように使いますよ。

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2:凡眼(ぼんがん)

「凡眼」とは、平凡な眼識のこと。ですから、こちらも「慧眼」の対義語となります。「私のような凡眼でも、この器の素晴らしさはわかる」などというように使いますよ。

3:只者(ただもの)

「只者ではない」というフレーズはよく聞いたことがあるかと思います。「只者」だけを抜き取ると、普通の人という意味です。ですから「只者」という言葉は、「慧眼」の対義語になります。

「只者ではない」というフレーズの意味は、普通ではないということを示しますね。「取引先との契約を1回でまとめてくるなんて、只者ではない」などというように使いますよ。

「慧眼」と「炯眼」について

「慧眼」と同じ読みをする言葉に「炯眼」という言葉があります。読みは同じ(けいがん)で、意味も似ています。2つの言葉の違いについて、ここでは考察していきましょう。

「炯眼」とは、鋭く光る目、物事をはっきりと見抜く力を意味します。「物事をはっきりと見抜く力」という点は共通していますね。ですから、「慧眼」と「炯眼」は類語に当たります。

しかし、鋭く光る目という意味は「炯眼」だけが持ちます。反対に「慧眼」には、先を見通す力が意味に含まれていましたが、「炯眼」にはそのように広く見通す力は含まれていません。繊細な差異ではありますが、これらの言葉を使う際には、意識して使い分けたいですね。

最後に

(c)Shutterstock.com

「慧眼」について紐解いてきましたが、いかがでしたか? ビジネスシーンでもよく出てくる言葉ですから、しっかり覚えておきたいですね。類義語、対義語も一緒に覚えておくと使い勝手がいいですよ。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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