【目次】
・目指せ上向き美乳! バストアップの方法は?
・【バストが垂れる原因】下着との関係
・【バストは変えられる?】土台から底上げする方法
・【胸筋を育てる】バストアップトレーニング
・【毎朝の美乳習慣】セルフケアでまんまるバスト
・最後に
目指せ上向き美乳! バストアップの方法は?
最近のトレンドでもある深いVネックやオフショルダーなどが似合う胸元が手に入る、今からでもできるバストアップの方法を紹介します。普段の生活から心がけたいバストケアや、何年先もきれいなバストをキープするための筋トレなど、早速チェックしましょう。
〈POINT〉
・バストが垂れる理由やバストを育てる方法
・バストの土台を鍛えるトレーニング
・バストケアの習慣も大事
【バストが垂れる原因】下着との関係
「ブラトップはラクだけど胸が垂れる」そんなウワサを聞いたことがある人も少なくないはず。胸の下垂は下着が影響しているのでは? と不安になっている女性必見! 真相を乳がんセンター長にお聞きしました。
【1】下着の影響
ノンワイヤーのブラやカップ付きのキャミソールは、胸が垂れ下がる原因になるというのは本当ですか?
\教えてくれたのは…/
湘南記念病院の乳がんセンター長:土井卓子先生
どのインナーを着用したからといって『胸の下垂を進める・止める』ということには影響しません。若い女性は乳腺がしっかり固く、脂肪が薄いため、胸が下垂することはないのです。
ただし、ゴムで胸を支える力が無い構造のカップ付きキャミソールは、下垂を止められない可能性があります。カップ付きキャミソールを着用する場合は、背中やサイドのゴムやカップなどで胸を支えるタイプを選ぶのがおすすめ。
【2】加齢
「下着の影響を受けないとはいえ、授乳が終わって高齢化が進むとその乳腺が脂肪に変わり、柔らかくなることで重みにより下垂に繋がっていきます。
よって、胸が垂れるのは加齢によるものです」(土井卓子先生)
【バストは変えられる?】土台から底上げする方法
「色んなアイテムを試してみたけれど、バストアップは無理なのでは?」という女性も諦めないで! バストアップの仕組みを知って、土台を育てていきましょう。
【1】バストは育てることが出来る
バストそのものは殆どの割合を“脂肪”が占めています。でも、その脂肪と骨の間にあるのが筋肉。バストのサイズが変わらなくても、その筋肉を育ててあげることで、胸全体の“底上げ”ができるのです!
【2】大事なのは“クーパー靭帯”
バストを支えているクーパー靭帯は、一度伸びたり切れてしまうと元に戻りません。つまりそれが、“バストが垂れる原因”とされているんです。
そのクーパー靭帯を守るためには、胸筋を鍛えることがとても大事。胸筋を育てて、筋肉でバストを支えることができれば、その分クーパー靭帯にかかる負担を減らしてあげられます。
脂肪だけだと「ぼよぼよ」して、重みで下がりがちなバスト。筋肉がつくとデコルテ~胸元のふくらみがハリのある「ぷりっ」としたラインに。
【胸筋を育てる】バストアップトレーニング
美しいバストラインを目指すなら筋トレがおすすめです。胸筋を鍛えてメリハリのある胸元に。デコルテから「ぷりっ」としたボリューム感を育てましょう。
【1】基本|胸筋を鍛えるトレーニング
バストアップ定番の筋トレです。胸筋を鍛えてきれいなデコルテに。
▲プレート(重り)がなければ、ハードカバーの本などを代用してもOK。左右のヒジをくっつけた状態で行います。
▲画像ではくっついていないですが、左右のヒジをつけた状態で腕をゆっくり上げ下げします(高さは画像のあたりまで)
\POINT/
・腕を上げる際、肩に力が入らないように意識しましょう。
・8~10回を1セットとして、3セット行うのが理想です。
【2】背中のストレッチでバストアップ
背中のストレッチはバストアップ&デコルテを美しく見せたり、首が長く姿勢が良く見える… などスタイルアップにもつながります。
【HOW TO】
まず、床に四つん這いになり、両手両膝の4点でポジションをつくります。片方の手を手のうしろに置いて、肩甲骨をひねるようにして胸を開きます。肘が天井に向いたときに肩甲骨が動いていることを意識して。このとき、おへそが下を向くよう骨盤は最初のポジションでキープ。
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【3】膝つきプッシュアップでバストアップ
ヒザをつけたまま腕立て伏せ。二の腕を引き締めるほか、胸筋を鍛えることができるトレーニングです。
【HOW TO】
まずは、肩幅より広めに手を置き、肩から膝までからだをまっすぐにします。肘を広げながら体を床に近づけて、これ以上は無理! と思うところで止めて、元の姿勢に戻します。ここで肩を力ませたりするとフォームが崩れてしまうので注意して。
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【4】ベンチプレスで胸筋を鍛えてバストアップ
ジムに行ったら取り入れたい、胸筋にダイレクトにアプローチできるトレーニングです。
【HOW TO】
まずは、ベンチプレスに横になりバーを下ろしたときにバストトップのあたりになるよう調整をします。手は肩幅より少し広いくらいに広げ、背中がベンチにつかないように肩と腰だけでブリッジをつくって胸を張ります。バーを上げるときは勢いよく、下げるときはゆっくりおろして、胸筋を意識しながらトレーニングしましょう。
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【毎朝の美乳習慣】セルフケアでまんまるバスト
年齢が表れがちの胸元は油断大敵! 自宅で簡単にできるバストケアでコリ固まった筋肉をほぐし、ふわふわなボリュームとハリのある胸元を保ちましょう。
【1】おっぱいマッサージのやり方
▲適量のオイルを手にたらし、バストの内側→外側へとマッサージ。バスト全体を持ち上げるようにして、ぐるりと円を描くように。
▲背中へ流れてしまう胸の肉を、真ん中に寄せるようにしてマッサージします。最後は両手をバストの下に置き、抱え込むように持ち上げましょう。
▲乳腺を刺激するマッサージ。右胸下から左右の手を交互に使って、すくい上げるようにしながら、上へ上へとバストを持ち上げます。左右おこないましょう。
▲バストの重みを支えている、デコルテ部分の薄い皮膚と胸筋を刺激するマッサージ。右手の親指以外の4本の指をバストの上部に置き、鎖骨方向に上へ上へと流していきます。左胸も同様に行いましょう。
【2】おっぱいマッサージのポイント3つ
1. すべりをよくして肌へのダメージを防ぐため、クリームやオイルを使いましょう。
2. お風呂上がりなど、身体があたたまって血行が良くなっているときにマッサージをしましょう。
3. 朝晩2回のマッサージがおすすめ。朝はリフレッシュ・夜はリラックス効果が期待できます。
目指すは“くっきり谷間”の“まんまる美乳”! 正しいバストケアの方法
最後に
バストアップは、女性にとって永遠の課題! バストアップのために取り入れたいトレーニングやセルフマッサージなどを紹介しました。根気よく様々なアプローチをしてバストアップを目指しましょう! ぜひ参考にしてみてくださいね。
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