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BEAUTY

2026.05.24

「決断疲れ」を減らせば〝メンパ〟は上がる!【意思決定をラクにするコツ】

「朝ごはんに何を食べる?」「今日は何を着る?」「友達との約束、いつどこにする?」etc. 私たちの毎日は起きた瞬間から寝るまで決断の連続で、実は頭は常に疲れている…。すべてのことを自分でゼロから決めなければいけないと思うと、気が遠くなるけれど、いくつかのコツを心得れば、意外とラクに意思決定できるかも…!? できることから取り入れてみて。

メンパとは?

メンタルパフォーマンスの略。選択による疲労や失敗への不安など、買い物や消費に伴うメンタルの負荷を減らすことを優先する考え方として、2026年注目のキーワードに。今回では、決断や選択によってメンタルに余計な負荷がかからない状態を、〝メンパがいい〟と定義しています。

教えていただいたのは…

堀田秀吾先生

心理言語学者・堀田秀吾先生
ほった・しゅうご/明治大学法学部教授。言語学博士。言葉とコミュニケーションをテーマに、さまざまな学問分野を融合して研究。著書に『決めることに疲れない 最新科学が教える「決断疲れ」をなくす習慣』(新潮社)など。

〝決め方を決めておく〟ことでメンタルの負荷は軽くなる

私たちの生活は、「会社に来ていく服は?」「リップの色は_」「転職する?」「いつ結婚する?」といった大小の決断から、「歯磨きのときは口を○回ゆすぐ」といった無意識の習慣まで、決断の繰り返し。また現代の生活では、スマホを開けばニュースから広告、SNSまで情報が次々に目に入ってきます。「現代人が一日で触れる情報量は、江戸時代の一年分、平安時代の一生分」とも。情報が増えたばかりに、「もっといい解決策があるんじゃないか」と〝最適解〟を探す、新たな迷いも発生しがちです。

30歳前後だと、仕事で判断を求められる立場の人も多いでしょう。でも、体と一緒で、脳やメンタルも使い続ければ、疲れてしまう。日々のさまざまな意思決定において、不要に使い過ぎると決断の質が低下したり、そもそも決断することが難しくなってしまいます。

決断の負荷を減らしてメンタルを軽やかにキープするためには、習慣的なことはできるだけルーティン化するといいでしょう。そして、〝決め方〟を決めてしまうことが、いちばん効果的です。

たとえば「ランチは、その日のオススメメニューにする」「友達とのごはん会のお店は、あみだくじで決めてしまう」など。人間は一度「こうする」と決めれば、その決断に対して後悔しないように行動する習性があります。そして、どのような決断であれ、行動し始めた人のほうが幸福度が高くなるという研究結果も。悩んで決めることに、あまり意味はないんです。

「そんなに簡単に決められない!」という、重大な決断もあるでしょう。そんなときは脳が疲れていない時間、できるだけ午前中の早い時間、またはお昼休みでしっかりリフレッシュした後に、決めてください。また、〝他人軸〟に合わせようとすると、メンタルは削られてしまうものです。〝自分軸〟で決断したことに自信を持てば、メンパは上がりますよ!

決断疲れ イラスト

決断疲れを減らすコツは?

あえて短時間で決める

多くの情報と時間を与えられると、人間はかえって間違った決断をしてしまうという実験結果がある。時間を区切ることで、重要な情報にだけ集中して、シンプルに選択できるように。

選択肢を書き出して重要度をランク付け

選択肢が多すぎて選べないときは、まず選択肢を書き出し、自分にとっての重要度で○△×をつけて、選択肢の絞り込みを。決める際の負荷が減り、自分が下した決断への納得感も増す。

「if…,then〜」をパターン化

「もし○○が起きたら、そのときは××する」と決めておく、セルフコントロール術のひとつ。「絶対にそうする」とパターンを決めると、脳や体はスムーズにアクションしやすくなる。

尊敬する人を真似する

判断に迷うときは、尊敬している成功者の行動をコピーするのもひとつの手。「あの人だったらどうする?」という指針ができ、そのまま取り入れると、よい結果が出るという実験結果も。

直観は信じていい

〝直観〟とは、経験則や知識をふまえて瞬間的に判断する能力のこと。冷静な状況分析や論理的思考の上に成り立つ力で、鍛えることも可能。熟練した職人の〝勘〟にも近いものがある。

決断をアウトソーシングするのもあり!

選択肢を絞ってくれるサービスやAIを活用するのは、専門家に相談するのと同じこと。自分ひとりで悩んで決めるより、力を借りることで可能性が広がる。ためらうことなく利用して◎。

決断疲れ イラスト

Oggi読者の〝決断疲れ〟事情をさらに深掘り!

Q. 決断疲れを感じることはありますか?

Q.決断疲れを感じることはありますか?

Q. 決断疲れの内容は?(複数回答可)

Q.決断疲れの内容は? (複数回答可)

8割以上の人が決断疲れを感じていると回答。特に多かったのは、夕食の献立や服装など、毎日せざるを得ない決断へのストレス。「友人とのごはんの日時を調整して場所を決めるのが、実は疲れる」(32歳・金融)という声も複数。

2026年Oggi6月号「決断疲れを軽くする!『メンパ』のいい生活」より
イラスト/髙栁浩太郎 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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