「やる気を出す」「気持ちを落ち着かせる」でメンタルをコントロール!
メンタルのプロ直伝の、日常のさまざまなシーンで取り入れられるリセット方法がズラリ。取り入れやすいことからいくつでも、トライしてみて!
教えていただいたのは…

▲青山すみれクリニック院長/精神科専門医・医学博士 坂本里江子先生
さかもと・りえこ/産業医として豊富な経験をもち、女性のライフスタイルに応じたメンタル不調を専門に診療を行う。心理カウンセリングやアロマセラピーを活用したサロン「アロマメンタル研究所SUZURAN」も併設。

▲心理学者 内藤誼人先生
ないとう・よしひと/立正大学客員教授。ビジネスシーンを中心に、生きやすくなる実践法やヒントを提案。『くよくよしたら手を洗おう。』(主婦の友社)『もの静かで繊細なあなたが生きやすくなる本』(三笠書房)など著書は250冊以上。
休日や時間があるときは、じっくり自分のメンタルをリカバリー
旅行など大がかりなことをしなくても、平日のこまごまとしたリセット術と並行して実践すれば、新鮮な気持ちで新しい週を迎えられるはず!
【Cheer up!】やる気が出る!
好きなものを写真に撮って眺める
「おいしいコーヒー、かわいいネイルetc. SNSにアップしなくとも、心が動いたものをスマホのカメラロールに残しておくと、眺めるだけでほっこり。日ごろから好きなものを探すクセがつき、小さな幸せの瞬間が増えます」(内藤先生)

自分のいいところを紙に書く
「クヨクヨしやすい人は、『私は私のままでいい』と思う〝自己肯定感〟が低い傾向が。『早起きが得意』など、小さなことでも自分のよいところを紙に書いて客観視すると、不安の軽減に役立ちます。少しナルシストになるくらいが、ちょうどいいんですよ」(内藤先生)
いつもと違う景色を見る
「落ち込んでいるときは、日常だけに埋没していると、気持ちもどんどん落ちてしまいます。近くの公園や川べりなど、いつもと違う風景を見るだけでリフレッシュに」(坂本先生)
【Calm down!】気持ちが落ち着く!
カラオケで熱唱
「理不尽なできごとに対するモヤモヤは、怒りのエネルギーとして外に放出して発散! カラオケで思いっきり歌ったり、大きな声で叫んだり。友達にグチるのもアリですよ」(坂本先生)
美術館へ行く
「『アートは難しそう』と構えず、好きな作品だけ自由に鑑賞すれば大丈夫。静かな空間でアート鑑賞をすると、ストレスホルモン〝コルチゾール〟の分泌が抑えられるという研究結果があるんです」(内藤先生)

神社にお参り
「背筋を伸ばして静かに呼吸するお参りの所作に加え、『見守ってくださりありがとうございます』と感謝を伝えることで気持ちが安定」(内藤先生)
「『お参りしたから大丈夫!』と自己暗示をかけるパワースポットとしても◎」(坂本先生)
自然の中をウォーキング
「近所の公園などでイヤホンを外して、風で揺れる葉の音や鳥のさえずりなど、自然の音に意識を向けながら散歩してみて。マインドフルネスに近い効果が得られて、頭の中が静かになっていきます。怒りを鎮めたいときは、エネルギーを発散するため早歩きも効果的」(坂本先生)

高いところに登る
「大自然など大いなる存在に対して心震えるような感動を覚える〝Aweオウ体験〟(日本語では〝畏怖体験〟)を、手軽な方法で。眺望のよいタワーやビルの屋上などで下界を見下ろすと、小さなことで悩んでいる自分がバカバカしく感じますよ。星空を見上げるのもGood」(内藤先生)

2026年Oggi4月号「『うまくいかなかった…』な日のセルフリカバリー術」より
イラスト/石山好宏 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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