「やる気を出す」「気持ちを落ち着かせる」でメンタルをコントロール!
メンタルのプロ直伝の、日常のさまざまなシーンで取り入れられるリセット方法がズラリ。取り入れやすいことからいくつでも、トライしてみて!
教えていただいたのは…

▲青山すみれクリニック院長/精神科専門医・医学博士 坂本里江子先生
さかもと・りえこ/産業医として豊富な経験をもち、女性のライフスタイルに応じたメンタル不調を専門に診療を行う。心理カウンセリングやアロマセラピーを活用したサロン「アロマメンタル研究所SUZURAN」も併設。

▲心理学者 内藤誼人先生
ないとう・よしひと/立正大学客員教授。ビジネスシーンを中心に、生きやすくなる実践法やヒントを提案。『くよくよしたら手を洗おう。』(主婦の友社)『もの静かで繊細なあなたが生きやすくなる本』(三笠書房)など著書は250冊以上。
仕事帰り〜帰宅後に落ち着いてやっておきたいこと
気がかりなことがあると夜もうまく眠れない… なんてことは避けたいから、その日のモヤモヤはその日のうちに!
【Cheer up!】やる気が出る!
好きな音楽を聴く
「音楽にはイヤなことを吹き飛ばし、エネルギーをもたらす力があります。アスリートが試合前に音楽を聴くように、テンションが上がる、自分のテーマソングを見つけて」(内藤先生)
コンビニ募金で幸福度アップ
「年齢や収入にかかわらず、『寄付をする人ほど幸福度が高い』という研究データがあります。与える行為は〝損〟かと思いきや、『だれかの役に立った』という実感が、ポジティブな感情につながります」(内藤先生)

帰り道は早歩きで
「平日はなかなか運動の時間が取れない人におすすめ。心拍数が上がっている、と感じるくらいのペースで歩くとテンションもUP!」(坂本先生)
「あごを軽く上げて胸をはり、背筋を伸ばしながら姿勢よく歩きましょう」(内藤先生)
ぬいぐるみをハグ
「人とのスキンシップは、不安を和らげるホルモン〝オキシトシン〟を分泌させます。適度な反発があるぬいぐるみやクッション、もちろんペットでも、脳はスキンシップと認識」(内藤先生)

今日のいいことを3つ書く
「『コンビニ店員さんの挨拶が気持ちよかった』など小さなことでいいんです。習慣になると日中も『いいことを探そう』という意識が働き、小さな幸せにも気づけるように。ポジティブな感情を残すため、紙に書くのが◎」(内藤先生)
【Calm down!】気持ちが落ち着く!
湯船につかって体の芯まであったまる
「汗をかいていても指先が冷たいのは、自律神経が乱れているサイン。のんびりお湯につかってリラックスモードに。特に疲れた日は、アロマをかぎながら入浴すると効果UP」(坂本先生)
「体温を上げると免疫機能も高まります。シャワーだけではもったいない!」(内藤先生)
モヤモヤを紙に書いて、ビリビリに破く
「象徴的な行動で気持ちを整理する、という手法があります。ネガティブな感情を紙に書き出すことで、まず自分の外に出す。それを破って捨てることで、『これで終わり!』『もう大丈夫!』と自分に暗示をかけるトレーニングになります」(坂本先生)

野菜をたくさん食べる
「イライラしたらやけ食いより、野菜のドカ食い! 野菜を多く食べる人ほどネガティブな感情が少ないという調査が。ビタミンやミネラル、食物繊維で、脳や心に栄養補給を」(内藤先生)

部屋の一角を片づける
「物理的な環境の秩序が保たれていないと、心理的な秩序も保てません。机の上がゴチャゴチャしている、といった散らかった環境では、余計な悩みや心配ごとが頭の中に浮かんでやる気も出ず、目の前のすべきことに集中できなくなります。まずは部屋の一角から!」(内藤先生)

2026年Oggi4月号「『うまくいかなかった…』な日のセルフリカバリー術」より
イラスト/石山好宏 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
Oggi.jp



