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なぜ好きな人を傷つけてしまうの? 納得しかない3つの理由

大切な人なのに、なぜかキツい言い方をしてしまう… は、アラサー世代が抱える典型的な悩みのひとつ。
好きな人なのに傷つけるようなことを言ってしまう背景には、心理メカニズムがあります。
大切な相手ほど傷つけてしまう理由を解説しましょう。
♦︎理由1:「期待」が大きいほど落差に不快感を抱くから
好きな人には「こうであってほしい」「きっとわかってくれる」という期待が大きくなりがち。
その期待が裏切られたと感じた瞬間に怒りや寂しさが強く湧き、思わず相手に刺さる厳しい言葉を発してしまう例は多いのです。
そもそも“期待”はこちらが勝手に抱いているものですが、落差があると不快感を抱き、相手を攻撃してしまうんですよね…。
♦︎理由2:自分の弱さや不安を隠そうとするから
親しい相手であるほど、無意識に自分の“弱さ”を隠してしまい素直になれないことも。
本当は不安なのに、素直になれず「平気だよ」「別にいいけど」などと強がったのちに、だんだんと言葉が冷たくなり相手を傷つけやすくなります。
♦︎理由3:距離が近い相手ほど、安心感から雑に扱いやすいから
“好きな人とは絆がある。だから何をしても離れていかない”といった無意識の甘えのせいで、口論の最中に思ってもいないひどい言い方をしてしまう場合があります。
これは距離が近い相手ほど安心感を抱いていて、その安心感が悪いほうに働いてしまう典型です。
思ってもいないことを口にするときには相手にダメージを与える言葉を選びがちなため、言われた側は深く傷つきやすい傾向も…。
【冷静になって!】謝る前にチェックすべきポイント

相手を傷つけてしまったら、すぐに謝りたくなるもの。
けれど衝動的に言い訳混じりで謝ってしまえば相手の心をさらに傷つけ、心が遠ざかる場合もあります。
最初にすべきは、自分の感情を整理することです。
謝る前に、冷静に振り返りたいポイントを解説します。
♦︎ポイント1:自分が何を言って、相手がどう感じたのかを整理する
相手を傷つけたと思うときには、自分が言った言葉と相手の受け取り方をセットで考えると◎。
言った内容と伝わったであろう印象、相手を傷つけた理由を冷静に振り返りましょう。
ここを正しく整理できると、同じ過ちを二度としなくなるだけでなく、謝罪の言葉にも心がこもります。
♦︎ポイント2:怒り・不安・寂しさ… 自分が「傷つく言葉」を発した理由は?
「なんであんなことを言ったんだろう…」と落ち込んだあとには、その言葉を発した自分の奥にある“本当の感情”を整理してみて。
根っこにある感情を見つけられれば誠実な謝罪につながるだけでなく、同じようなひどい言葉を口にせずに済むようになります。
♦︎ポイント3:相手の気持ちへ想像力を働かせる
謝るときに「私“も”悪かったけど…」はNGです。これでは誤っているのか、相手を再び責めているのかわからなくなってしまいます。
そのため相手に謝罪をする前には、自分が謝罪をする言葉に対して相手がどう受け止めるか想像力を働かせたうえで、丁寧な表現を選んで◎。
感情にだけ任せて謝ってしまうと、思わぬ誤解を招く言葉を使ってしまう場合もあるので気をつけましょう。
謝るつもりが… 関係が悪化してしまった残念な3つのケース

傷つけた相手に謝って仲直りをするつもりでも、場の雰囲気や想定外の流れによって関係が悪化してしまうケースも散見されます。
筆者が見聞きした事例から、Oggi世代が気をつけたいケースをピックしました。
♦︎残念ケース1:感情的になってまた“刺さるひと言”を言ってしまった
20代後半のAさんは、喧嘩で彼を傷つけてしまいすぐに謝罪をするためにLINEを送ったそう。
けれど、すぐに彼からの返信がなかったので暴走してしまい…。
「こちらはお詫びをLINEしているのに、彼は既読になったままスルー。せっかく謝ったのに! とモヤモヤが募ってきてしまい『どうせ、私のことは後回しなんでしょ』って送ってしまいました。
彼はそのLINEを見て、さらにイラッとしてしまったらしく…。そこから3日も連絡が取れませんでした。
『ごめん』と言いながらも、追いLINEでまた彼に文句を言った自分を反省。そのあと仲直りはできましたが『君は言葉がきついよ』って彼に呆れられました」
>>どうすればよかった?
傷ついた直後は、些細な言葉でもさらに傷が深まってしまいがち。
寂しさや不安からの言葉であっても想像以上に相手にグサリと響きやすいので、普段の会話よりも言葉選びは慎重にするに越したことはありません◎。
♦︎残念ケース2:言い訳が入ってしまい正当化だと受け取られた
30代前半のBさんは、鋭い言葉で彼を傷つけてしまいその日の夜に謝罪の電話をかけたとのこと。
しかしまだお互いが完全にクールダウンしていなかったせいか、あらぬ展開へ…。
「彼に『ごめんね』と謝罪はしたあとに、鋭い言葉を言ってしまった理由をちゃんと理解してもらいたくて『あのときは仕事のことを考えていたから、余裕がなくて』と説明をしたんです。
すると、彼の様子が急に変わり『なんだよ、結局は正当化したいだけ?』って冷たい声が返ってきました。
私は誠実に謝っているつもりだったのですが、彼には言い訳に聞こえたみたい。
そこからしばらくは関係がギクシャクしてしまいました」
>>どうすればよかった?
双方が完全にクールダウンしている状態であれば問題なく流れる会話でも、喧嘩や口論の直後であるほど些細なことで再びイライラしがち。
理由を説明するのは、もう少しあとでもよかったのかも。
♦︎残念ケース3:謝罪ラッシュで鬼LINE
20代後半のCさんは喧嘩の流れで彼を傷つけてしまい、すぐにでも仲直りをしたかったそう。
ところが気持ちが焦ったせいで、裏目に出る行動をしてしまいました。
「けっこう彼を怒らせてしまったので『許してほしい』と焦ってしまって。その日の夜だけで12通の長文LINEを送り続けてしまいました。
でも、謝罪LINEを何通送っても彼は既読スルー。後になってから『追い詰められると返事できない』と言われ、謝罪のつもりが逆に彼にプレッシャーを与えてしまったと知りました」
>>どうすればよかった?
謝りたい気持ちが強かったとしても、まずは相手の気持ちを尊重して。
謝罪を受け入れてくれるペースは個人差があるので、返事がなくても“追い”で連絡をするのは控えたほうが◎。
謝罪は「関係を深めるチャンス」にもなる♡
好きな人を傷つけてしまえば、深く落ち込んでしまうもの。
許されるのか、このまま関係が続けられるのか… と、不安も大きくなりがちです。
でも、向き合い方次第でこれまでよりもさらに絆を深めるきっかけにもなりますし、お互いに気持ちがある以上は心配しすぎなくて大丈夫!
衝動的に謝るのではなく自分の気持ちを整理ししたうえで、相手の気持ちにも寄り添うことができれば、さらに良い関係へとつながっていきます♡
TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。



