心地よいふたり暮らしのポイント
結婚して同じ家に住んでいれば、喧嘩や些細なことで揉めたりしやすくなります。ストレスなく、仲良く2人で暮らすためにはどのようなポイントに気をつければいいのでしょうか。
プライベートを尊重する
夫婦といえど他人なので、お互いを尊重する気持ちが大切です。お互いの趣味や興味のあること、好きなことに対し、大自分は興味がないからと否定的になったり、相手の興味や活動に対してお金の使い方や時間の使い方に口を出すのは良くありません。
一人になれる時間を作る
ひとりの時間を持つことはとても重要です。結婚しているからといっていつも一緒に行動していると、些細なことで意見が食い違って喧嘩になったり、一緒にいること自体に疲れてしまうことも。
一人の時間を尊重し合うことで、相手に対する感謝の気持ちも生まれます。
こまめに連絡を取る
パートナーとのこまめな連絡を怠らないことも大切です。帰宅時間一つをとっても、先に帰宅している側や、食事の準備をしている側からすればとても助かります。家に帰れば顔を合わせるからいいか、面倒くさいから連絡しなくてもいいか、ではなく、短いメッセージでいいのでコミュニケーションを欠かさないようにしましょう。
ささいなスキンシップもおろそかにしない
日常の中でのささいなスキンシップも、夫婦の絆を強めるために重要です。例えば、帰宅時のハグや朝のキスなど、毎日いっしょにいるとおろそかにしがちなことこそ大切に。
それぞれのテリトリーを清潔に保つ
それぞれの部屋やスペースがある場合、責任を持って片付けたり清潔に保つことも大切。自分のテリトリーではないとはいえ、自宅の一部が汚れていたり散らかっているのは気分が良くないもの。お互いが快適に過ごせる環境を維持しましょう。
生活費や家事の分担はどうする?
夫婦喧嘩の原因にもなりやすい、生活費の割合や家事分担。世間の夫婦はどのようにして決めているのでしょうか。
1.生活費も家事も折半
共働きの夫婦は生活費や家事を折半することが多いようですね。収入にあまり差がないのなら、毎月同じ額を口座に入れ、それ以外はそれぞれが自由に使えるお金としていることも。また、家事に関してもお互いが協力し合っている夫婦が多いよう。
2.家にいる時間が長い方が家事を多く負担
夫婦共働きでも、勤務時間に差がある場合は、家にいる時間が長い方が家事を多く担当するという方法も。仕事で忙しいぶん、余裕のある方が家事をするという考え方ですね。
3.生活費は収入に合わせて負担
特に妻が専業主婦やパートの場合に多いのが、収入に応じて生活費を分担するケース。メインで働く夫は一部の家事を担当し、自宅にいる時間の長い妻が家事のほとんどを担当するといった形ですね。
ふたり暮らしの住まいはどのくらいの広さがいい?
夫婦ふたりの場合、どんな間取りの部屋がベストなのでしょうか。
1LDK
都心など家賃が高い地域に住む場合や、マイホーム購入などのためにできるだけ家賃を抑えたい場合は、1LDKも選択肢のひとつ。ただし、プライベート空間が少ないため、お互いがずっと一緒にいても平気なタイプでないと難しいかもしれません。将来家族が増えたときは窮屈になりますし、テレワークをする場合にはスペースの確保が課題です。
2LDK
2LDKはふたり暮らしにちょうどいい間取りといえそうです。ダイニングとは別に寝室とリビングとして使ったり、それぞれの個室として使うなど、余裕のある間取りで快適に過ごせます。また、小さい子どもがいても余裕を持って暮らせるでしょう。
3LDK
3LDKはふたり暮らしに十分な間取り。それぞれの個室+ゲストルームや趣味の部屋として使ったり、物置として使うなど用途が広がります。近い将来子どもを考えているなら、一部屋を子ども部屋にすることも有効です。
まとめ
ふたり暮らしを円満に過ごすためには、お互いのプライベートを尊重しすること、1人の時間を大切にすることが大切です。距離が近くなりがちだからこそ、喧嘩の原因になりやすい生活費や家事の分担についても話し合っておくことで、円満な結婚生活を維持していくことができます。
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コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。