「Does that ring a bell?」ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです☆
英語には、そのまま直訳するとちょっと会話が通じなくなってしまう独特の表現がたくさんありますね。
今回ご紹介するのもそんなフレーズ!
「Does that ring a bell?」
さて、どんな意味になるでしょうか?
もちろん、文字通り「それはベルを鳴らすの?」という解釈もできますが、「ベルを鳴らす“それ”」ってなんぞや? って感じですよね。
実は、“ring a bell”はイディオムとして、「ベルを鳴らす」ではない意味になることがあるんです!
前回の記事はこちら>>「I do me.」と言われたら…? 私は私をするって… え!?【連載 大人の英語塾】
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正解は?
“ring a bell”には、「ピンとくる」「心当たりがある」という意味合いが!
ピンときたときに、頭の中で何か音が鳴るイメージを考えれば、理解しやすいですよね^^
ex. 「Doesn’t that name ring a bell?」(その名前、ピンとこない?)
“with”を使って“ring a bell with ~(人)”の形にすることも。この場合、「~にピンとくる」という意味合いに!
ex. 「His explanation didn’t ring a bell with me a bit.」(彼の説明は私にはちっともピンとこなかった)
また、“ring a bell”は、多少ニュアンスの違いはあれど、“click”(ぱっと浮かぶ)や、“sound familiar”(聞き覚えがある)などとも近い表現です。
ex. 「His advice has just clicked with me.」(彼の助言が、私にはようやくピンときた)
ex. 「The detective thought the place name sounded familiar.」(刑事はその地名に聞き覚えがあると思った)
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この連載「大人の英語塾」では、意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語のイディオムなどを、サッと隙間時間にでも読める内容でお届けしています。思わずクスッとしてしまう英語ならではのユニークな表現から、海外ドラマでよく登場するあのセリフまで盛りだくさん! Oggi.jpにて定期的に配信していますので、ぜひ覗いてみてくださいね♡
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。