フライドポテトのカロリーをサイズ別に解説。油断禁物！食べ過ぎは脂肪増加の原因に

フライドポテトのカロリー・糖質・脂質量

フライドポテトのカロリーと糖質、脂質量は以下の通りです（皮なし100g）。

100gはマクドナルドのフライドポテトで言うと、SサイズとMサイズの間くらいだと言われています。

ちなみにじゃがいも中サイズほど1個分である100g・皮なしのカロリー（調理前）は59kcal。白米お茶碗に軽く1杯の100gのカロリーは156Kcalです。

有名店別のフライドポテトのカロリーを比較

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ここではファストフードの有名店である「マクドナルド」「モスバーガー」「ケンタッキーフライドチキン」「バーガーキング」「ロッテリア」で提供されているフライドポテトのカロリーを比較してみます（2024年1月現在、公式ホームページに記載されている情報を参考にしています）。

なお、S・M・Lとサイズ別で表記していますが、各社それぞれ重量は異なります。

ダイエット中フライドポテトが食べたくなったら？

じゃがいもの切り方を大きくする

フライドポテトに限らず揚げ物は、表面積が大きければ大きいほど油を吸います。じゃがいもの場合、大きめのくし形切りにカットしたポテトよりも、細くカットしたポテトのほうが油を吸いやすく、カロリーがアップするということ。

つまり吸油率は、くし形切り＜拍子木切り＜せん切り＜薄切りという順に大きくなります。同じ量のくし形切りのフライドポテトとポテトチップスなら、圧倒的にポテトチップスが高カロリーになるということです。

自宅でフライドポテトを作る場合は、じゃがいもはできるだけ大きくカットすることを推奨します。

揚げずに焼く

油で揚げずにオーブンで焼いてカロリーカットを狙う方法もあります。オーブンが面倒であれば、切ったじゃがいもを電子レンジで柔らかくした後、フライパンで焼いてもOK。油は使用しますが、油の中に放り込んで揚げる調理法よりも低カロリーに仕上がるはずです。

外食で食べるのならルールを決めておく

「今日は絶対にマクドナルドのポテトを食べるんだ！」と、ダイエット中でもハメを外したくなるタイミングがあるでしょう。そんなときは、無理に我慢せずルールを設けて食べましょう。

例えば、ポテトは食べるけれどSサイズにする、ポテトを食べる分ドリンクはコーラではなくウーロン茶にする、一緒に食べるハンバーガーをビッグマックではなくベーコンレタスバーガーにする、など。ポテト以外で調整する勇気を持ちましょう。

どうしてもたらふく食べるのなら、ランチの時間に。お昼で高カロリーな食事をした分、夜ごはんや次の日のメニューを低カロリー・高タンパク質な食事にし、コントロールしてみてくださいね。

フライドポテトはできるだけ避けたい食品

おいしくて手が止まらないフライドポテトですが、予想通りかなりの高カロリー食品でした。ダイエット中は避けるのが無難です。どうしても食べる場合は、カロリーカットが狙える工夫を試してみてください。トースターで焼き直せばカリッと感は復活するので、食べるタイミングを2回に分けて1回分の量を決めるのも有効です。外食するときも最低限のルールを設け、ハメを外しすぎないようにがんばってみてくださいね。

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栄養士・運動実践指導者・ダイビングインストラクターとしてフィットネス業界に10年勤務。趣味は筋トレと海外旅行（渡航国数50カ国以上）。現在はWebライターとして世界中でノマドライフを満喫中。著書『拝啓、世界であわてふためく女子たちへ』。